なぜ、旅をするようになったのか。

こんにちは。

まだ見ぬ世界を追い続け、旅を続ける旅人。

アマミヤタロウです。

さて、今回のタイトルは「なぜ、旅をするようになったのか。」

前の前のブログを見てくれている方であれば、お伝えしている内容。

ですが「そんな時代のファン、おるわけないやろ!?」と思うわけで。

少なくとも、自分が思います。

それはさておき。

私が旅をするようになったのは、大きく分けて2つ。

・父親からの影響

・物語の主人公に憧れて

以上の2つをこれから話していきます。

父親からの影響

父親からの影響も強かった覚えが。

私は小学校から卒業するまでの数年間、よく父親に色んな場所に連れて行ってもらいました。

父親の仕事の影響なのかは知りませんが、よく転々とする人だったので。

大きい車に家族を乗せ、色んなところに連れて行ってくれた。

そこまで遠くは行けなかったが、北は福井、西は京都、東は千葉まで連れて行ってくれた。

そんな数ある旅の中で1番印象に残っているのが、「富士山」です。

これ、人に話すと「なんで?」って言われるんですよ。

だって富士山の五合目の景色を見て、頂上まで登らずに帰ったんですから。

普通は、富士山に行ったら登りますよね。

それか富士山の麓で遊んで帰るかの2択かと。

なのに富士山の五合目まで行って、景色を見て。

はい、終了。

あっ、麓は一箇所だけ行きましたよ。

でもその記憶より、富士山五合目まで行ったのが1番鮮明に覚えてます。

行った季節は、夏。

雪が積もっていない季節で、「富士山」といえるような、綺麗な雪が積もることもない季節。

富士山の五合目手前まで、車で移動して駐車場に止める。

車から降りて広がった見た景色は、まさにアニメやゲームなどでよく見る光景。

そう、一面に雲海が広がった別世界に来たような景色。

この景色だけでも心が踊ったというのに、振り向くと本当に富士山かと疑うばかりの真っ赤に染まった「富士山」の姿が。

もう心はエンドレスナイトパーテー。キラッキラでしたよ。

満点の星空でも見たくらいのキラッキラ。

でも富士山って、頭は白くてそれ以外は青かったイメージが。

そのイメージを父親に伝えると、

「その富士山は冬に見れるもの。確かに冬の富士山の方が綺麗だけど、冬になると車は入れなくなるから。だから夏にきたんだよ」

…へー。

だったら冬に行きたかったよ、父さん。

当時の自分は拗ねましたね。

だって日本一ですよ、ニホンイチ。

クラスの友達や、親戚に自慢したかった。

まあ当時の自分は友達と思える人が少なかったので、結果としては良かったと思ったり。

でも、その富士山が違う姿を自分に見せてくれた。

地面に転がる石の色も赤。

雪も積もっていないてっぺん。

そして、曇りなき青空。

なぜでしょう。

この記憶だけは鮮明に覚えている。

この時に見せてくれた富士山の姿は、今も覚えてる。

標高が高いせいか、気迫があったからかも。

いや、違うな。

違う姿で富士山を見せられて、滅多に見れない景色だと思ったからだ。

この姿は二度と見れないかもしれない。

だからこそ、もう一回見に行くためにしっかりと記憶に植えつけたのだと思う。

駐車場から歩いて、五合目の拠点へ。

沢山の登山客が集まり、声を合わせて登山に行く人がわんさかと。

でっかいバックパックを背負って、山に行く人達。

あんな重いバックパックを持って、歩くなんて大変そうだなと見てました。

でもな、当時の自分。

数十年後にはその姿になってるんやで。

富士山の観光が終わった後は、まっすぐ家へと父の運転で帰宅。

この帰り道も、とても好きだった。

道中の景色も変わっていく光景が楽しかったし、途中のサービスエリアによるのも楽しかった。

だが、体力の限界もあり、私はほぼ寝てしまった。

その時運転を頑張ってくれた父には、いずれ感謝しないといけないと思う。

だけど、今は伝えない。

伝えるべきの時まで、感謝は伝えないからな。

物語の主人公に憧れて

憧れ。この憧れは今も消えていません。

私は昔からゲームとかアニメとかが大好きで。

当時の私はゲームが8割を占めるほど好きだった。

そのゲームでどういった場面が好きだったのか。

それは物語にて道中で会う人や、それによって起きる出来事、事件。

これが本当に大好きで。

こういう展開はもの凄く好みなんです。

だってその展開から、また違うストーリーが生まれるかもしれないんですよ。

これって、面白くないですか。

もうワクワクしすぎて、心のゴロリくんが踊るくらい。

それくらいワクワクしてました。

そのゲームで、どのポジションが好きだったのか。

私は物語の主となる、「主人公」が好きでした。

サブキャラにも好きなキャラがいましたよ。

でも主人公でした。

だって先ほど話をした数々の出来事が、主人公を成長させていくんです。

もうこれだけで腹一杯になりませんか。

博多ラーメンの替え玉で、3玉くらいおかわりするくらい腹一杯になりませんか。

そして、その主人公って輝いていませんか。

いや、「輝いて見えませんか?」ですね。

その輝きが、私の心を惹きつけました。

小さい頃の私にとっては、充分すぎるほどの輝きでした。

その輝きがあって、今の私がいます。

世の中から批判されがちなゲームですが、その主人公が見せてくれた輝きが今も私の心を輝かせてます。

そんなゲームをやりすぎて、私はおかしな人になったかも。

でも、そのゲームが、今の旅をさせてます。

なぜならゲームで見せてくれた景色を、追い続けるような旅をしてますから。

最後に

大きなきっかけって、小さい頃の自分が経験しているものとよく聞きます。

本当にその通り、小さい頃にたくさん経験してました。

でも、そこからどうやって持っていくのかが重要で。

私は今までそのことを忘れて、仕事に没頭してました。

今の私は、その小さな頃に憧れたものを追いかけてます。

「もう一度、あの景色や輝きを見たい。」

その想いで追いかけてます。

だから海外への入り口が閉ざされた世界でも、諦めずに進む。

あの景色や輝きを、この身でもう一度味わうまで。

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