※2022年9月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、フランスのビアリッツへの行き方。
フランス国内に数多くあるリゾート地の中で、上位にランクインするリゾート地。
そんな場所へと、今回は「ポー駅から電車とバスで行くルート」を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
フランスのビアリッツとは?
ビアリッツ(フランス語:Biarritz、ガスコーニュ語:Biàrritz、バスク語:Miarritze)は、フランス南西部、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏、ピレネー=アトランティック県の町規模のコミューンで、大西洋岸ビスケー湾に面している。
19世紀以来、王族貴族の集うリゾート地として知られた。
現在はサーフィンを楽しむ人々もやってくる。
フランス領バスクのラブール地方に属する。
バイヨンヌやアングレットとともにバイヨンヌ=アングレット=ビアリッツ都市圏共同体を形成している。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(ビアリッツ)
かつて王族も集まったビアリッツ。
そんな集まりは今でも尚続いてます。
私が紹介したいのは、ビアリッツの町から海沿いへと歩いた場所にある1本の橋。
このスポットは、かつて昔の日本の首相も訪れたとか。
天気が悪かったので、水平線に広がる真っ青な景色は見れませんでしたが。
天気が良いと、イギリス国土も見えるとか。
そんな展望スポットの全貌が見える場所がこちら。
この場所が、今回紹介する絶景ポイントになります。
ビアリッツの海に突き刺さるような1本の橋が、とても魅力的に見えます。
さて、先ほどの絶景スポットには30分もあれば充分に回れるので…
空いた時間は、ビアリッツ街中にある教会へと足を運んでほしい。
街中にあるのが不思議なほど、教会内部は荘厳な雰囲気があります。
側面に飾られたステンドグラスも魅力があり、見どころ満載。
それでもビアリッツの街並みに飽きるのであれば…
であれば、今回紹介したルートで経由できる「バイヨンヌ」へと足を運んでみてほしい。
昔の街並みを思い出させるような雰囲気があり、フランスの歴史を肌で感じることが出来ます。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・電車 1時間20分(ポー駅〜バイヨンヌ駅) 乗り換え 5分 ・電車 10分(バイヨンヌ駅〜ビアリッツ駅) 乗り換え 10分 ・バス 15分(ビアリッツ駅前〜ビアリッツ中心部(Jaradin Public)) ・徒歩 20分(ビアリッツ中心部〜ロシェ・ド・ラ・ヴィエルジュ) 合計 2時間20分 |
金額 | 片道 ・電車 21.80€(ポー駅〜ビアリッツ駅) ・バス 1.4€(ビアリッツ駅前〜ビアリッツ中心部(Jaradin Public)) ・徒歩 0€(ビアリッツ中心部〜ロシェ・ド・ラ・ヴィエルジュ) 合計 23.20€(約3460円) |
試したルートは、「ポーから電車とバスで行くルート」。
電車で約1時間30分と長距離の移動し、駅から15分で行けるバスルートを紹介します。
まず、移動時間について。
最初の電車での移動時間は、1時間20分。
名古屋から大阪まで新幹線を使ってもこの時間にならないほど、長時間。
ここは耐えられる人が分かれてしまいますね。
今回の電車ルートでは、バイヨンヌ駅での乗り換えが必要に。
ホーム内はそこまで入り組んでいないので、難なく乗り換えが出来ます。
乗り換え後、10分も経たずにビアリッツ駅へと到着。
この駅では、バスルートへと乗り換えをします。
このバスルート、座席がカッチコッチ。
ケツが痛くなりそうでしたが、乗車時間は15分程度。
なので、問題なく乗車できるかと。
バスから降りればビアリッツ中心部は目の前。
今回紹介する絶景スポット「ロシェ・ド・ラ・ヴィエルジュ」は、ここから徒歩20分とかかります。
ですが、流石のリゾート地。
道中は飽きることもなく、楽しみながら散策することが出来ます。
次に、金額について。
まず電車ルートだけで片道21.80€(約3120円)。
非常に高いですが、名古屋から静岡に移動するのと一緒と考えれば、多少は仕方ないかと。
さてはて。
ここでも乗車券の試練があるので注意を。
フランスには改札はありません。
なので、予めチケットに印字させる作業が発生します。
これをしないで車内にいる駅員さんに見つかると罰金になります。
かなりややこしいトラブルになります。
なので、必ず印字をやるようにしましょう。
バスルートは1.40€(約200円)。
日本の市内バスと同じ金額でビアリッツ中心部へと行けるのは、非常に有難いですね。
また、券売機でのクレジットカード対応はもちろん、バス乗車時にクレジットカードをそのまま乗車券として使える技術が搭載されてました。
これにはフランスの技術にはびっくりしましたね。
今回のルートの魅力は?
①ポー駅での券売機の台数が少ないが、混みにくい
②乗る電車がわかりやすい
③2等席でも快適に移動が出来る
④バイヨンヌでの乗り換えは5分あればすぐに乗り換えできる
⑤ビアリッツ駅からのバスルートの本数が多い
⑥ビアリッツ中心部から徒歩20分で行ける
今回の魅力は6つ。
かなり多いですね。
各ルートに対して、ちゃんとした魅力があるルートとなっています。
ぜひ参考にしてください。
ポー駅での券売機の台数が少ないが、混みにくい
ポー駅に置いてある券売機の数は4台ほど。
だが、日中に混み始めるのは窓口のみ。
なので、券売機での操作が慣れていると、並ぶこともなく乗車券を購入することが出来ます。
乗る電車がわかりやすい
今回の行き先は「ビアリッツ」になりますが、乗り換えが必要なルート。
乗り換え先は「バイヨンヌ」ですが、バイヨンヌはポーから行くと終点になります。
なので、バイヨンヌ行きに乗れば間違いなく行けます。
2等席でも快適に移動が出来る
ポー駅からバイヨンヌ駅まで電車で1時間30分。
かなりの移動距離ということもあり、1等席も検討したくなりますよね。
ですが、2等席でも充分な座り心地。
なので、よほどの理由がなければ1等席を使う必要はありません。
バイヨンヌでの乗り換えは5分あればすぐに乗り換えできる
バイヨンヌ駅は意外と広く、乗り換えに手間がかかりそうな雰囲気が。
ですが、ホーム降りてすぐに乗換案内の電光掲示板があり、1番遠いホームでも5分あれば充分に乗り換えが可能。
地下へと続く階段を降りて登っていく道のりになっています
なので、足元には充分に注意を。
ビアリッツ駅からのバスルートの本数が多い
ビアリッツから中心部へと行くバスルートは、本数が1時間に3本と非常にアクセスが整っています。
乗り遅れたとしても、20分後にはバスが来るルート。
旅の予定が大きく狂うことはありません。
ビアリッツ中心部から徒歩20分で行ける
バス停から降りてビアリッツの中心部を通り抜け、海が見えてくるまでが20分。
30分以上かかると思いきや、意外と早く辿り着けます。
今回のルートの注意点は?
①ポー駅では券売機を優先的に使おう
②電車の本数が2時間に1本と少ない
③ビアリッツ駅からのバスルートに注意
④徒歩ルートの案内板に注意
今回の注意点は、4つ。
各ルートに均等に注意点があるこのルート。
ぜひ、参考にしてください。
ポー駅では券売機を優先的に使おう
なぜ、券売機を使わなければいけないのか。
それは、窓口が空いている時間帯が日中のみだったから。
そうなってしまうと、必然的に券売機を使うことになります。
なので、券売機での購入に慣れておきましょう。
電車の本数が2時間に1本と少ない
これはポー駅からの電車ルートのみの話。
1本逃すだけで、次の電車が2時間というかなり取り返しがつかない事態に。
なので、ポー駅からの乗車には充分に注意しましょう。
ビアリッツ駅からのバスルートに注意
ビアリッツ駅から徒歩5分で行けるバス停。
ですが、このバスルートから数多くのバスが出ているため、乗る電車がわかりづらい所が。
今回使用するバス路線は5番。
終点はバイヨンヌ駅なので、帰り道はこのバス路線を使うのもアリかと。
徒歩ルートの案内板に注意
なぜ、注意が必要なのか。
それは「ロシェ・ド・ラ・ヴィエルジュ」への看板がないから。
この交差点で曲がらないといけないのですが、ここでも看板は無し。
ここもなし。
登ると違う方面に行ってしまうので注意。
ここにもありません。
ここではひたすら真っ直ぐ進みます。
まっすぐ進む事で、ようやく海が見えましたね。
さあ看板はあるかどうか。
ありました。
ここにきてようやく看板が出てくるくらいなので、「ロシェ・ド・ラ・ヴィエルジュ」に行く際ににはGoogleさんに頼ることをオススメします。
最後に
如何でしょうか。
フランス国内にあるリゾート地の中でも、屈指のリゾート地である「ビアリッツ」を紹介しました。
パリからここまで来るとなると、航空便は必須となります。
なので、バイヨンヌかポーに宿泊し、快適な旅にすることをオススメします。
ぜひ、この記事を参考に、ビアリッツでの旅をより快適なものにしてもらえれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。