※2021年8月時点の情報です。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて今回は、紹介してきた輪島のスポットに対して、輪島市内からの行き方を紹介してきました。
数々の魅力のあるスポット、輪島市。
ですが、ここまで車が無い人はどうやって行けば良いのか分かりませんよね。
なので、今回紹介するのは「金沢市内から行ける、輪島への行き方」について。
正直な話、車で行った方が良いような場所。
ですが、この輪島へと誰もが行けるようにしたい。
そんな想いから、この魅力のある輪島までの、行き方を調べてみました。
次行かれる方が、この行き方を参考にし、より良い旅になることを祈ります。
目次
石川県の輪島市とは?
輪島市(わじまし)は石川県北部に位置する市。能登半島北部の奥能登の中核となる市であり、輪島塗や朝市ならびに御陣乗太鼓で全国的に有名である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そう、この輪島市には「朝市」と「御陣乗太鼓」といった文化が古くからあります。
朝行けば、とれたて新鮮な魚介類がズラリと並び、夜に海沿いの会館まで行けば輪島市内全域まで響き渡りそうな太鼓の音が広がる。
1日を通すだけで、これだけの魅力があります。
また、この輪島市内は宿泊施設が多く、旅館もあれば民宿、ゲストハウスもあるほど。
輪島市へ旅する人達の好みで、色んな滞在をすることが出来ます。
この町に安く泊まりたいという方は、民宿かゲストハウスに行った方が良いかもしれませんね。
輪島市への行き方は?
地図を見ると分かるかと。
そう、この輪島市は石川県の最北にある町です。
そもそもがこの石川県の北、能登半島を回るには車が一番です。
ですが、今回は電車やバスなどの公共交通機関で、この輪島市へ行けるかどうか。
路線は途中で切れてますし、バスなんてあるのかも分からないような場所。
それでも誰でも行けるようにしたい、という強い想いのもと、しっかりと調べていきました。
結果としては、「金沢市内からバスで行くルート」になりました。
なぜ、バスで行くルートになったのか。
当時まとめた資料や写真などをもとに、私の意見を述べてきます。
ぜひ、輪島へと旅する際に参考にしてください。
バスルートの魅力について
まずは、この「金沢市内からバスで行くルート」の魅力について。
今回使用したのは、「輪島特急」と呼ばれる高速バス。
金沢市内から輪島市まで、約2時間30分で移動できる交通手段です。
この高速バスは、運行する本数も多く、利便性は県を横断するバスに匹敵する程。
ただし、利便性良くても、バス内が快適ではないと使えませんよね。
平日の朝一に乗ったせいなのか、比較的に空いており、快適でした。
また、座席の状態も問題は無く、最後まで尻が痛くなることはありませんでした。
そして、この途中で見える日本海の景色。
なぜ日本海の景色が見れるのか。
それは、あの観光名所の「千里浜なぎさドライブウェイ」の近くを通るからです。
車ない人にとっては、行っても魅力に感じない人が多いかと。
ですが輪島市へと行く途中に、「千里浜なぎさドライブウェイ」の景色が、バスから楽しめるのは大きいですよね。
そして、朝ドラが好きな方。
実はこのルート、あのNHKで放映された連続テレビ小説、「まれ」のテーマソングが流れる「メロディーライン」があります。
流れるタイミングとしては、「千里浜なぎさドライブウェイ」を通過し、穴水町へと入る前に「メロディーライン」があります。
音楽を聞いてる人でも、結構な音量で聞こえます。
なので、寝ている人も思わず起きて聞いてしまうかもしれませんね。
なぜ、バスを使ったのか。
さて、なぜこのバスルートを使ったのか気になりますよね。
まず、私自身が輪島へ行く用事として、「舳倉島」に行く用事がありました。
この舳倉島に行くために、電車やバスなど、あらゆる手段を調べました。
ですが、どうあがいても輪島市内で一泊しなければいけない状態に。
一番の宿泊理由としては、朝9時発のフェリーに乗らなければ、舳倉島へといけないから。
このフェリー問題については、以下の記事でも書いてます。
もし舳倉島へ行く方がいれば、こちらの記事も合わせて確認してください。
そうなってしまうと、この輪島市内には前泊する予定で動かなければいけません。
所用日数を増やし、電車でもバスでも行けるようにしました。
ですが、それでも問題点があり、行く手を阻められました。
輪島〜穴水間に電車はない。
この地図をご覧ください。
電車の乗り継ぎでさえ大変だというのに、電車で最後に辿り着く町は輪島ではなく、「穴水」と呼ばれる町。
ここで「輪島行き」のバスは1〜2時間に1本あるので、乗り換えして行くのもアリです。
ですが、流石にここまで乗り換えが多いと、乗り換え時に発生する「バスの乗り間違え」等のミスが出やすくなります。
正直な話、この「穴水」で最終的にバスに乗るのであれば、金沢市内から出ている「高速バス」を使って行った方がマシです。
バス一本で行くルートより、お金がかかる。
電車一本であれば、行くルートは変わったかもしれません。
ですが、金沢市内から七尾市まで1230円、七尾市から穴水まで880円、そしてバスに乗り換えて760円。
合計すると、2870円もかかります。
この結果から見て、金沢市内から一本で行ける「輪島特急バス」と比較すると、運賃が2300円と安いことが判明。
電車で行くルートと比較して、約500円も節約でき、さらには乗り換えの時間も無くすことも出来ます。
正直、輪島だけに行くのであれば、この「金沢市内からバスで行くルート」で、直接行ったほうが時間もお金も節約出来るんです。
また、金沢市内の近くにある金券ショップに行くと、2000円以下で済む場合もあります。
ぜひ滞在中に時間があるのであれば、金券ショップを探して、少しでも安い金額で行きましょう。
最後に
如何でしょうか。
おそらく、このバスルートは地元民しか知らないルートなのでは。
もし金沢市内以外で旅をしたい方々がいれば、ぜひ参考にして「輪島市」へと足を向けてください。
金沢市とは違う、石川県の魅力に気づくかもしれませんよ。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。