※2024年5月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、長崎県にある「小島神社」への行き方。
青い海と島の中央にポツンとある鳥居が織りなす、神秘的な絶景スポットです。
そんな場所へと、今回は「唐津バスターミナルからバスとフェリー、徒歩で行くルート」を紹介します。
ほとんどの公共交通機関を使った難関ルート。
ですが、知ってしまえば誰でも行けるルートとなっています。
ぜひ、最後まで読んで頂き、参考にしてもらえれば幸いです。
長崎県の小島神社とは?
普段は海に浮かぶ島にある小島神社。
干潮時の前後、数時間だけ海から参道が現れて歩いて参拝することができます。
太陽と月の引力によって神様に会える神秘のパワースポットで、「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれることも。
引用元:『壱岐観光ナビ』(小島神社)
小島神社は、壱岐の美しい自然の中に位置し、静けさと神聖さが漂う場所。
島全体が信仰の対象となっており、歴史的にも文化的にも深い価値を持っています。
そんな小島神社の魅力について、紹介していきます。
小島神社のメインエリアへは、堤防沿いの階段からアクセスできます。
その他の場所からは立ち入り出来ないので、注意を。
階段を降りると、小さな遊歩道が現れます。
この遊歩道から見る小島神社も見事ですが、特に注目してほしいのは近くに広がる海。
その透明度は驚くべきもので、まるで海底まで見えるかのような美しさがあります。
3分ほど歩くと、小島神社へと通じる道に出ます。
潮が引いている時はその先に行けますが、満潮時はここまでしか散策できません。
このうっすら見えている道が渡れるようになります。
行けそうにも見えますが、水位が高く、長靴が必要なレベル。
なので、スニーカーレベルで来た時はちゃんとあきらめましょう。
小島神社の魅力をもっと味わいたい!そんな方は、遊歩道の階段に入らずに堤防沿いを歩いてみてください。
そこには、小島神社への道と透明な海を同時に楽しめる絶景ポイントがあります。
島へ渡れなくても、ここは見逃せないスポット。
ぜひ、ここから小島神社の絶景を見てほしい。
小島神社の魅力を十分に味わった後は、帰り道に「原の辻遺跡」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
原の辻遺跡は、弥生時代の遺物や住居跡が残る古代の遺跡。
当時の生活様式が分かるような建築物がぞろりと並んでます。
今回使ったバスルートで行くことが出来るかつ、港から歩いても30分ほどで行けます。
ぜひ、時間があれば立ち寄ってほしい。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・バス 20分(唐津バスターミナル〜バス停[唐津フェリーターミナル]) 乗り換え 5分 ・フェリー 1時間40分(唐津フェリーターミナル〜印通寺フェリーターミナル) 乗り換え 5分 ・バス 20分(バス停[印通寺港]〜バス停[田河校]) ・徒歩 20分(バス停[田河校]〜小島神社) 合計 3時間10分 |
金額 | 片道 ・バス 260円(唐津バスターミナル〜バス停[唐津フェリーターミナル]) ・フェリー 2130円(唐津フェリーターミナル〜印通寺フェリーターミナル) ・バス 370円(バス停[印通寺港]〜バス停[田河校]) ・徒歩 0円(バス停[田河校]〜小島神社) 合計 2760円 |
今回試したルートは、「唐津バスターミナルからバスとフェリー、徒歩で行くルート」。
佐賀県からフェリーで壱岐島へと向かい、バスと徒歩で小島神社まで行ける知る人ぞ知るルートです。
ぜひ、参考にしてみてください。
今回のルートの魅力は?
①唐津バスターミナルでの乗るバスが分かりやすい
②交通系ICカードが使える(唐津フェリーターミナルまで)
③バス停[唐津フェリーターミナル]から唐津フェリーターミナルまではすぐ乗り換えが出来る
④フェリーの運賃はクレジットカード等の決済方法が使える
⑤印通寺フェリーターミナルからバス停[印通寺港]までは5分
⑥小島神社までの徒歩ルートには案内板がある
⑦バス停[田河校]から小島神社まで徒歩20分
今回の魅力は7つ。
唐津バスターミナルからのアクセスの良さが1番の魅力ですが、それ以外にも魅力はあります。
ぜひ、参考にしてください。
唐津バスターミナルでの乗るバスが分かりやすい
唐津バスターミナルには、沢山のバスルートがあり、迷いやすい。
ですが、案内表示がしっかりと明記されており、どのバスに乗れば良いか一目で分かるようになっています。
今回使う乗り場は「2番乗り場」で、「唐津フェリーターミナル行き」のバスに乗れば間違いなく行くことが出来ます。
旅の初心者でも安心して行くことが出来るのは、非常に良いポイントですね。
交通系ICカードが使える(唐津フェリーターミナルまで)
唐津バスターミナルからフェリーターミナルまでのバスは、交通系ICカードが利用可能です。
主要なICカードが使えるため、普段から使い慣れたカードでスムーズに乗車できるのも大きな利点ですね。
バス停[唐津フェリーターミナル]から唐津フェリーターミナルまではすぐ乗り換えが出来る
バス停[唐津フェリーターミナル]はフェリーターミナルのすぐ近くに位置しており、降りたらすぐにフェリーに乗り換えることができます。
バス停から歩いてすぐに入口があるので、誰で簡単に乗り換えが出来ます。
フェリーの運賃はクレジットカード等の決済方法が使える
唐津港から壱岐へのフェリーでは、運賃の支払いにクレジットカードなどの決済方法が利用できます。
他にもd払いや楽天Pay、PayPayなど、様々な支払い方法に対応していますので、普段使っている決済サービスを使えるのも利点ですね。
印通寺フェリーターミナルからバス停[印通寺港]までは5分
印通寺フェリーターミナルからバス停[印通寺港]までは、徒歩で約5分の距離。
正直な話、入口すぐにあるので、5分もかからずにバス停へと行くことが出来ます。
小島神社までの徒歩ルートには案内板がある
[田河校]バス停から小島神社までの徒歩ルートには、スタートからゴール付近までしっかりと案内板が設置されています。
しかも、この案内板には道標が記載されているので、方向を間違える心配がありません。
ここまで親切な徒歩ルートは見たことない気がする。
バス停[田河校]から小島神社まで徒歩20分
田河校バス停から小島神社までは、徒歩で約20分の距離。
炎天下の中で1時間も歩くことも覚悟していましたが、ここは大丈夫でしたね。
今回のルートの注意点は?
①唐津バスターミナル前の交差点に注意
②フェリーの本数に注意
③フェリーの移動時間は1時間40分と長い
④印通寺港〜田河校までのバスルートの本数1日2本
⑤印通寺港〜田河校までのバスルートは現金決済のみ
⑥降りるバス停に注意
⑦徒歩ルートの途中にある坂道が少しきつい
今回の注意点は、7つ。
以上の注意点を知った上で旅をしてください。
さもないと、その日中に佐賀県へと帰れなくなります。
ぜひ事前に知っておきましょう。
唐津バスターミナル前の交差点に注意
唐津バスターミナルの前には横断歩道がなく、少し離れた交差点へと行かないと、バスターミナルへと辿り着けません。
ですが、交差点近くに地下通路があります。
なので、もし信号待ちの時間を短縮したいのであれば、この地下通路を使いましょう。
フェリーの本数に注意
唐津から壱岐へのフェリーは、本数が限られているため、時間を確認しないと長時間待つことになります。
必ず、事前に確認した上で行くようにしましょう。
また、時刻表は唐津フェリーターミナルやホームページで確認できます。
ぜひ、こちらも合わせてみてください。
・九州郵船HP
https://www.kyu-you.co.jp/route/
フェリーの移動時間は1時間40分と長い
フェリーの移動時間は約1時間40分と長いため、時間を持て余します。
なので、フェリー内で時間潰しが出来る本、音楽などを用意しておくことをオススメします。
また、移動中はデッキに出て直接海風を感じることも出来るので、船内に篭りきりというのはありません。
ぜひ、デッキに出て海風を感じましょう。
印通寺港〜田河校までのバスルートの本数1日2本
印通寺港から田河校までのバスは1日2本しか運行していません。
なので、フェリーの到着時間とバスの出発時間を事前に確認しておくことをオススメします。
今回の場合、乗り換え時間は5分とかなり短めとスケジュールを甘く見積もってしまい、フェリーが遅れてバスを待たせてしまうというケースがありました。
場合によってはタクシーを利用することも検討しつつ、時間には余裕を持って行動することをオススメします。
印通寺港〜田河校までのバスルートは現金決済のみ
このバスルートでは、交通系ICカードやクレジットカードが使用できず、現金決済のみとなっています。
事前に十分な現金を準備しておきましょう。
降りるバス停に注意
降りるバス停は「田河校」です。
小島神社とはかけ離れたバス停名となっていますので、降りる所を間違えないようにしましょう。
また、バスに乗る前に、運転手に降りるバス停を確認しておくと安心です。
徒歩ルートの途中にある坂道が少しきつい
田河校バス停から小島神社までの徒歩ルートには、急な坂道があり、歩くのが大変でした。
小島神社へと行くときには歩きやすい靴を履き、こまめに休憩を取りながら歩きましょう。
最後に
唐津バスターミナルからバス、フェリー、徒歩の全てを駆使して行ける絶景「小島神社」への行き方を紹介しました。
地元の人曰く、唐津港から壱岐島へと行くのはとても珍しいだとか。
ぜひ、地元民でも味わえにくい旅の景色を、楽しんでみては如何でしょうか。
今回の記事を参考に、快適な旅をお楽しみください。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。