※2022年9月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、フランスのルルドへの行き方。
カトリック最大の巡礼地でもある街であり、生きる伝説が今でもある絶景スポット。
そんな場所へと、今回は「ポーから電車と徒歩で行くルート」を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
フランスのルルドとは?
ルルド (Lourdes)は、フランス、オクシタニー地域圏、オート=ピレネー県のコミューン。
1858年にルルドの聖母の出現以来、カトリックの巡礼地となり、聖域の事務局によれば、約6万人の患者や病人を含む毎年600万人の巡礼者や観光客を迎え入れている。
ルルドのホテルは12,000室以上の客室があり、パリに次ぐ国内第2位のホテルの町だが、ホテル数ではニースに次いで国内第3位である。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(ルルド)
ルルド駅から徒歩20分歩いた場所にあるのが、このルルドの聖域。
この聖域、とにかく広い。
ルルドの聖域内にある聖堂の中にも入ることが出来ます。
ですが、まずは外観から散策してほしい。
なぜなら、ここから見えるルルドの街並みが絶景だから。
ルルドの街並みは全体的に傾斜が多くあり、聖堂からでもルルドの街並みを一望することが出来ます。
外の景色を楽しんだ後は、内部の散策へ。
ルルドの聖堂内は今でも使われている教会が多くあります。
なので、時間になれば「祈り」が始まります。
この時間帯では静かに散策するようにしましょう。
1番大きな聖堂の中だけでも、散策には1時間かかります。
時間には充分に注意したいところ。
散策が終わった後は、この付近にある「ルルドの泉」に行きましょう。
この泉の水を飲むと、抱えている病気などが完治すると言い伝われている伝説の泉。
一般の方でも飲めるように「蛇口」があり、ペットボトルなどに入れて持ち帰りが出来ます。
ぜひ、お土産にも。
さて、今回の絶景ポイントですが。
大聖堂から北へと進んだ場所に小さな橋があります。
その橋を渡り切った場所から見えるルルド大聖堂が、1番よく見えるかと。
午前中に行くと大聖堂に太陽の光が差し込み、より幻想的な景色になります。
ぜひ、午前中にルルドの聖域へ足を運んでみてほしい。
また、ルルドの街並みを全部丸ごと見たい方には、こちらの展望台がオススメ。
先ほど紹介した聖域からバスで15分移動したところにロープウェイがあり、山頂まで登って10分でこの景色を収めることが出来ます。
もし時間があればぜひ立ち寄ってみては?
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・電車 30分(ポー駅〜ルルド駅) ・徒歩 20分(ルルド駅〜聖域前) 合計 50分 |
金額 | 片道 ・電車 6€(ポー駅〜ルルド駅) ・徒歩 0€(ルルド駅〜聖域前) 合計 6€(約860円) |
試したルートは、「ポーから電車とバスで行くルート」。
電車で30分移動し、徒歩20分歩いてルルドの聖域前へと辿り着けるルートを紹介します。
まず、移動時間について。
最初の電車での移動時間は、30分。
景色を眺めていればあっという間に着くほど、かなり早く到着します。
今回の最寄り駅である「ルルド駅」は特急も止まるほどの大きめの駅。
ですが、駅の出入り口まではそこまで距離はありません。
駅から聖堂まではひたすら下り坂。
20分かけて下っていく徒歩ルートですが、この道を帰りに使うとなると、足腰にかなり悲鳴が出ます。
なので、帰りはバスルートを使うことをオススメします。
次に、金額について。
まず電車ルートだけで片道6€(約860円)。
日本の電車と比べると高いですね。
ですが、これはフランスでは安い方だと思ってもらえれば。
フランスには改札はありません。
なので、予めチケットに印字させる作業が発生します。
これをしないで車内にいる駅員さんに見つかると罰金になります。
かなりややこしいトラブルになると聞いてます。
なので、必ず印字をやるようにしましょう。
なぜ、バスルートあるのに徒歩ルートを使ったのか。
それはこのルルドの街並みを歩いて感じつつ、ルルドの聖域へと行きたかったから。
行きは下り坂ばかりなので、楽々に移動出来ます。
今回のルートの魅力は?
①ポー駅での券売機の台数が少ないが、混みにくい
②2等席でも快適に移動が出来る
③ルルド駅から徒歩20分で行ける
今回の魅力は3つ。
各ルートに対してしっかりと魅力があるルートとなっています。
ぜひ参考にしてください。
ポー駅での券売機の台数が少ないが、混みにくい
ポー駅に置いてある券売機の数は4台ほど。
だが、日中に混み始めるのは窓口のみ。
なので、券売機での操作が慣れていると、並ぶこともなく乗車券を購入することが出来ます。
2等席でも快適に移動が出来る
ポー駅からルルド駅まで移動すること30分。
30分の距離に対して、贅沢やゆったりとしたい方は1等席がオススメできます。
ですが、2等席でも充分な座り心地。
なので、よほどの理由がなければ1等席を使う必要はありません。
ルルド駅から徒歩20分で行ける
ルルド駅からルルドの泉がある「ルルドの聖域」までは徒歩20分で行けます。
交通量が多い道のりが続きますが、歩道がしっかりと整備されています。
なので、問題なく歩くことが出来ます。
今回のルートの注意点は?
①ポー駅では券売機を優先的に使おう
②ポー駅での電車乗り場に注意
③電車の本数が2時間に1本と少ない時がある
④ルルド駅からの徒歩ルートに注意
今回の注意点は、4つ。
ほとんどが電車ルートでの注意点に。
ぜひ、参考にしてください。
ポー駅では券売機を優先的に使おう
なぜ、券売機を優先的に使わなければいけないのか。
それは、窓口が空いている時間帯が日中のみだから。
そうなってしまうと、必然的に券売機を使うことになります。
なので、券売機での購入に慣れておきましょう。
ポー駅での電車乗り場に注意
ポー駅には近場の街までしか行かない電車ルートがあり、乗る電車には注意する必要があります。
今回の目印は、経由地。
今回の降りる駅は「ルルド駅(Lourdes)」なので、この駅名を目印に乗車します。
ちなみにですが、発券したチケットには「時間」と「電車番号」が記載されます。
なので、この乗車券を目印にするのもありかと。
電車の本数が2時間に1本と少ない時がある
これはポー駅からの電車ルートはもちろん、帰りの電車も同じこと。
1本逃すと次の電車が2時間後というケースがあります。
なので、電車の時間には充分に注意しましょう。
ルルド駅からの徒歩ルートに注意
ルルド駅から徒歩20分で行ける徒歩ルート。
ですが、ルルドの聖域までのルートはとても入り組んでおり、まるで迷宮のよう。
なので、道のりが分かりづらいルートとなっています。
看板もなく、分かりづらい道のりが多かったです。
なので、予め地図を準備することをオススメします。
最後に
如何でしょうか。
カトリック教最大の巡礼地、ルルドを紹介しました。
ホテルの数がパリに次ぐ2番目に多い街となっており、それだけ有名な場所ともなっています。
宿が取れないという事態はないですが、もし他の町から行く場合は、ポー駅から行けるルートも参考にしてください。
ぜひ、この記事を参考に、ルルドでの旅をより快適なものにしてもらえれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。