リスボン中心部から電車とバスで行けるユーラシア大陸最西端の絶景。ポルトガルのロカ岬への行き方とは?

※2022年10月時点の情報

こんにちは。

タニモトショウタロウです。

今回紹介するのは、ポルトガルのロカ岬への行き方。

ユーラシア大陸の最西端にあり、東から横断してきた旅人達が辿り着く最終目的地でもある絶景スポット。

ポルトガル ロカ岬

そんな場所へと、今回はポルトガルの首都「リスボン」から電車とバスで行けるルートを紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

ポルトガルのロカ岬とは?

ポルトガル ロカ岬

ロカ岬(Cabo da Roca)は、ポルトガル共和国リスボン都市圏にある、ユーラシア大陸最西端の岬である。

位置、北緯38度47分、西経9度30分。西には大西洋が広がり、その遥か先にはポルトガル領のアゾレス諸島がある。

ここには、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩『ウズ・ルジアダス』第3詩20節の一節「ここに地終わり海始まる(Onde a terra se acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っている。

引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(ロカ岬)

昔はここまでしか陸がないと話があり、ここが地球の果てだと思い込んでいた人達がたくさんいた最果ての地、ロカ岬。

ポルトガル ロカ岬

そんな地の果てには、1歩足を外せばすぐ海へと落ちるような断崖絶壁が。

本当にこれ以上西へと行くことが出来ないことが、身をもって分かりますね。

ポルトガル ロカ岬

最西端のシンボルから南へと移動すると、地球が丸いことが分かる展望スポットが。

陸続きは平坦なものの、海は湾曲を描いていました。

ポルトガル ロカ岬

灯台のような形をした岩まで行くことが出来ますが、道中は登山経験者でも怯むほどの険しさ。

観光客は見るだけにしましょう。

ポルトガル ロカ岬

さて、今回の絶景ポイントですが。

ロカ岬のシンボルへと続くこの道のりをぜひ写真に収めてほしい。

あのシンボルより西には陸がない。

そんな写真がこの絶景ポイントで撮影することが出来ます。

ポルトガル ロカ岬

もしロカ岬での散策からの帰り道に時間があれば、シントラ駅から徒歩20分ほどで行ける「レガレイラ宮殿」に行ってほしい。

ポルトガル ロカ岬

見どころは深い緑で染まった螺旋階段。

通常のルートでは散策することは出来ず、ツアーを雇わないと入れないとか。

他にも見どころは沢山あり、1時間では回りきれないほど。

ぜひ、時間に余裕を持って宮殿の散策を楽しんでほしい。

今回試したルートは?

ポルトガル ロカ岬
時間片道
・電車 45分(リスボンロッソ駅〜シントラ駅)
乗り換え 10分
・バス 1時間(シントラ駅近くのバス停〜ロカ岬バス停)
・徒歩 5分(ロカ岬バス停~ロカ岬)

合計 2時間
金額片道
・電車 2.30€(リスボンロッソ駅〜シントラ駅)
・バス 4.35€(シントラ駅近くのバス停〜ロカ岬バス停)
・徒歩 0€(プライア・ダ・バーラ~目的地)

合計 6.65€(約960円)

今回試したルートは、「リスボンから電車とバスで行くルート」

リスボンからシントラ駅まで電車で移動し、バスに乗り継いでロカ岬まで行くルートを紹介します。

ポルトガル ロカ岬

まず、移動時間について。

最初のリスボンロッソ駅〜シントラ駅までの移動時間は約45分。

1時間くらいかかるかなと思いきや、意外とスムーズに進んで45分で行くことが出来ました。

そもそも今までが遅延に慣れすぎていたのもあり、スムーズに進んだのがびっくりしているだけかも。

ポルトガル ロカ岬

シントラ駅に到着したら、次はバスへの乗り換え。

改札は先頭と中央辺りにあり、今回は先頭から出てしまいましたが。

ロカ岬行きのバスが停車するバス停は「中央改札」から出ると乗り換え時間が短縮になるので、「中央改札」から降りてほしい。

ポルトガル ロカ岬

シントラ駅前は沢山の旅行会社のバスでいっぱい、人もいっぱい。

本来ならこのシントラ駅周辺にバス停があるのですが、ハイシーズンということもあり、バス停が駅前から移動されてました。

ポルトガル ロカ岬

バス停の位置を観光案内所で聞き、駅から北に走って向かうこと5分。

ようやくロカ岬行きのバスとバス停が見えました。

駅前にツアーバスが良く停車するとのことで、ここのバス停に変わったとか。

ポルトガル ロカ岬

バスで移動すること1時間。

この座席で1時間座るのは本当にきつかったですが、ポルトガルの田舎の風景を楽しむことが出来たので、それはそれで良し。

ポルトガル ロカ岬

終点のロカ岬のバス停に到着。

ユーラシア大陸の最西端を象徴するシンボルは、バス停から徒歩5分。

目の前にある建物をかわせばすぐ見えるほど近くにあります。

なので、旅の初心者でも迷いなく行くことが出来ます。

ポルトガル ロカ岬

次に、金額について。

まず最初の電車ルートの金額から。

リスボンロッソ駅からシントラ駅までの運賃は2.30€(410円)。

往復で購入すると4.60€ですが、日本円で計算すると1000円以内で収まっています。

そう考えると、安いものですね。

ですが、これは乗車券のみの金額。

切符と呼ばれるものはないので、カードを発行しなければいけません。

金額は0.50€とそんなに高くはないので、ここは大人しく購入しても問題ないかと。

ポルトガル ロカ岬

バスルートの金額は4.35€。

日本円で換算すると約630円と、先ほどの電車ルートよりも高いですね。

ポルトガル ロカ岬

ですが、ロカ岬までは山の上にある住宅街を潜り抜けて行くルートばかり。

そう考えると4.35€は安く感じますね。

今回のルートの魅力は?

今回のポイント

①リスボン駅での乗る電車がわかりやすい

②電車の本数が30分に1本と多い

③ロカ岬までのバスルートの本数は1時間に1〜2本と多い

④バス停からロカ岬まで徒歩5分

今回の魅力は4つ。

電車ルート、バスルートと共に魅力があるルート。

ぜひ、参考にしてください。

リスボン駅での乗る電車がわかりやすい

ポルトガル ロカ岬

ポルトガルの首都「リスポン」はとても広く、各地から入ってくる電車は数多い。

そんな中で使う駅が「リスボンロッソ」と呼ばれる駅だが、この駅でも6つほど電車が入るほど大きい駅。

流石に旅慣れした自分でもかなり迷いました。

ポルトガル ロカ岬

そんな心配はいりません。

なぜなら、乗る電車は「シントラ駅」になるから。

シントラ駅で乗り換えて行くルートになるので、最後までこの電車に乗れば、間違いなく乗り換え先に辿り着くことが出来ます。

電車の本数が30分に1本と多い

ポルトガル ロカ岬

流石は有名観光地と繋ぐ路線。

30分に1本ペースで電車が運行されています。

ポルトガル ロカ岬

シントラ駅からの帰りの便も同じく本数があります。

ですが、リスボン市内だけでも複数の駅が。

なので「リスボンロッソ」まで駅の名前を確認し、乗る電車に間違えないようにしましょう。

ロカ岬までのバスルートの本数は1時間に1〜2本と多い

ポルトガル ロカ岬

シントラ駅からロカ岬までのバスルートも非常に本数が整っています。

朝便の本数が1時間に1本となりますが、日中は30分に1本ペースでバスが運行されています。

これは非常に助かりますね。

バス停からロカ岬まで徒歩5分

ポルトガル ロカ岬

最寄りのバス停「ロカ岬」から徒歩5分でロカ岬のシンボルへと行くことが出来ます。

案内板などはありませんが、西へと歩いていけば誰でも分かるようにシンボルがドンとあるので、誰でもいけます。

今回のルートの注意点は?

今回のポイント

①乗車券の購入は窓口で購入しよう

②電車の座席が思ったより硬い

③シントラ駅からのバス乗り換えに注意

④帰りのバスに注意

今回の注意点は、4つ。

各ポイントにしっかりと注意点があります。

ロカ岬に行く前には充分に注意を。

乗車券の購入は窓口で購入しよう

ポルトガル ロカ岬

リスボンロッソ駅に置いてある券売機で購入することは出来ますが、とにかく操作が難しい。

英語が出来ない人は間違いなく詰みます。(旅した本人も英語出来ずに苦労しました)

なので、券売機近くにある窓口でスマホにある翻訳機能を使い、購入するようにしましょう。

電車の座席が思ったより硬い

ポルトガル ロカ岬

シントラ駅行きの座席ですが、思ったよりクッション性がありませんでした。

45分の旅路に慣れていない人は充分に注意を。

シントラ駅からのバス乗り換えに注意

ポルトガル ロカ岬

シントラ駅前には数多くのバスが停車し、何なら個人タクシーも停車するほど。

なので、どのバスに乗ればいいか完全に迷います。

ポルトガル ロカ岬

今回使用する「ロカ岬行きのバス」はシントラ駅前にはありません。

シントラ駅から東へと徒歩5分ほど歩いた場所にバス停があり、ここにロカ岬行きのバスが停車します。

バスルートの番号は「403」ですが、シントラ駅前にもあるため、非常に勘違いします。

ロカ岬行きのバス乗り場には充分に注意を。

帰りのバスに注意

ポルトガル ロカ岬

ロカ岬から帰る時には「バスの行き先」をしっかりと確認してください。

なぜなら「シントラ行き」のバスルートだけではなく、他にもあるからです。

他のバスルートに乗ってしまうと、シントラ駅とは全く別方向に行ってしまいます。

なので、ロカ岬から帰る時には充分に注意を。

最後に

ポルトガル ロカ岬

如何でしょうか。

リスボン中心部から電車とバスで行ける最果ての地「ロカ岬」への行き方を紹介しました。

旅人なら必ず憧れるユーラシア大陸の果て。

ですが、ほとんどの人が行き方を知らないです。

ぜひ私の記事を参考にして頂き、ユーラシア大陸の最西端を肌で感じてほしいです。

では、旅の道中には気をつけて。

良い旅路を。

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