※2023年9月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、静岡県の竜ヶ岩洞への行き方。
東海地方では最大の規模を誇る鍾乳洞で、数多くの景色に出会える絶景スポット。
そんな場所へと、今回は「浜松駅からバスと徒歩で行くルート」を紹介します。
一見複雑に見えるルートですが、知ってしまえば誰でも行けるようになります。
ぜひ、参考にしてください。
また、YouTubeでは写真では味わえないような「竜ヶ岩洞」の魅力がさらに伝わるようになっています。
ぜひ、神秘的な世界感のある絶景を、動画でもご堪能ください。
目次
静岡県の竜ヶ岩洞とは?
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は、静岡県浜松市北区引佐町田畑にある鍾乳洞。
1981年に地主の戸田貞雄氏の許可を得た洞窟愛好家2名が発見、1983年から一般公開を開始している。
赤石山脈の支脈に位置する標高359.1mの竜ヶ石山にあり、洞窟を形成する石灰岩は2億5千万年前に生成された秩父古生層と呼ばれる地層で形成されている。
総延長1046mのうち、400mが一般公開されている。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(竜ヶ岩洞)
この写真を見るだけなら、そこまで大した感はありますね。
だが、鍾乳洞の絶景はまだこれから。
鍾乳洞に入ればガラリと世界観が変わります。
洞内の道は長く細く続き、この道の先が見えないほど奥深く見えますね。
そんな洞内の道の左右には、数多くの鍾乳洞の絶景が広がります。
鍾乳洞の数はなんと驚異の20箇所以上。
1つ1つ景色を味わいたいと思いながら細かく見てしまうと、1時間以上かかってしまいます。
滞在時間には注意を。
鍾乳洞だけが魅力ではありません。
実際にコウモリが住んでいる様子が観察できるスペースもあり、より多様に鍾乳洞内を過ごすことが出来ます。
さて、今回の絶景ポイントですが。
竜ヶ岩洞の最大の絶景ポイントである、この落差30mの大滝は必ず見てほしい。
鍾乳洞内で反響する大滝の音を感じつつ、大迫力の水量をぜひ皆さんの目で見て確認してほしい。
また、先ほどの大滝は鍾乳洞の半分過ぎた辺りで見れる景色。
まだまだ鍾乳洞内には、数多くの絶景があります。
散策路は狭いので、周りの人に注意しながら残りの絶景を楽しんでほしい。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・バス 1時間15分(浜松駅〜竜ヶ岩洞入口) ・徒歩 10分(竜ヶ岩洞入口〜竜ヶ岩洞) 合計 1時間25分 |
金額 | 片道 ・バス 750円(浜松駅〜竜ヶ岩洞入口) 合計 750円 |
試したルートは、「浜松駅からバスと徒歩行くルート」
浜松駅からバス1本で竜ヶ岩洞近くまで行けるルートを紹介していきます。
まず、移動時間について。
バスでの移動時間は、1時間15分。
スムーズに移動すれば1時間ほどで移動出来るバスルート。
前半は都会のような街並みは広がり、渋滞にひっかかり遅れる可能性がありますが。
後半のバスルートはほとんど田舎道。
よっぽどない限りはスムーズに進むルートとなります。
バスから降りると、すぐに竜ヶ岩洞の看板が。
この看板を目印にして行くだけで、簡単に竜ヶ岩洞へと行くことが出来ます。
バス停から竜ヶ岩洞まで歩くこと10分。
徒歩ルートは看板がある曲がり角を曲がり、まっすぐ進むだけ。
それでも迷うんじゃないかと心配がありますが、これでもかというくらい竜ヶ岩洞の看板があるので安心して行けます。
なので、徒歩ルートにはそこまで心配はありません。
次に、金額について。
今回は遠鉄バスの「遠鉄ぶらりきっぷ」を使い、往復1570円で行きました。
ですが、竜ヶ岩洞のみを往復するだけなら、お得きっぷなしだと往復1500円。
定価の方が少し安めですね。
それでも、購入する理由としては2つあります。
まず、竜ヶ岩洞の入場料を100円割引で購入できること。
この時点で定価よりもちょっとだけ安く行けます。
もう1つの理由は、バス降車時の支払い。
遠鉄バスが独自で発行されているICカードしか使えないので、現金払いのみとなります。
そこですぐに750円を出す事が出来れば良いですが、ほとんどの方はすぐ用意は出来ません。
なので、このお得きっぷを購入しておけば、きっぷを見せるだけですんなりバスを降りることが出来ます。
運転手にも利用者にも優しいきっぷとなっていますので、ぜひ購入することをオススメします。
今回のルートの魅力は?
①浜松駅からバスターミナルまで3分で行ける
②バスの本数が1時間に1本と多い
③バス停から竜ヶ岩洞までの道のりが分かりやすい
今回の魅力は3つ。
駅からバス、そしてバスルート、徒歩ルートと全てに魅力があります。
この魅力を知ってしまえば、快適な旅になること間違いなし。
ぜひ、参考にしてください。
浜松駅からバスターミナルまで3分で行ける
まず、浜松駅から北へと向かい、地下へと降ります。
地上からはバスターミナルへは行けないので注意を。
階段を降りてそのまま真っ直ぐに向かい、最初のエスカレーターに乗ります。
そうすると、あっという間にバスターミナルに到着。
ここまでの時間はなんと約3分。
登ったり降ったりとちょっとした手間はありますが、ここまで快適に移動出来るのは良いポイントですね。
バスの本数が1時間に1本と多い
今回使用する「奥山線」のバスルートは1時間に1本と本数は充分にあります。
他のバスルートと比べると本数が少なく見えますが、遠方へと行くバスルートで1時間に1本は多い方です。
この点は非常に有難いですね。
また、竜ヶ岩洞からの帰りのバスルートも本数は1時間に1本。
本数が減ることもなく運行されるのは、非常に有難いですね。
バス停から竜ヶ岩洞までの道のりが分かりやすい
「竜ヶ岩洞入口」のバス停から降りた瞬間に、この看板はあります。
これでもかというくらいに看板が設置されています。
この入口さえ分かってしまえば、竜ヶ岩洞までは簡単に行けます。
このアクセスの良さは非常にポイントが高い。
今回のルートの注意点は?
①外部ICカードは使えない
②乗車するバスに注意
③竜ヶ岩洞前の坂道に注意
今回の注意点は、3つ。
バスルートと徒歩ルートに注意点があります。
充分に注意を。
外部ICカードは使えない
遠鉄バスは「ナイスパス」と呼ばれるICカードしか使用が出来ません。
manacaやSuicaは使用出来ず、それ以外の決済方法は現金決済のみとなります。
またこの際、整理券を取っておかないと降車時における運賃の精算が出来なくなります。
整理券をしっかりととる、現金を予め用意することを覚えておいてください。
現金決済がめんどくさい方は、予めバスターミナル内にある窓口にて「遠鉄ぶらりきっぷ」を購入しておきましょう。
このきっぷを見せるだけでも、バスの乗降がとてもスムーズになります。
ぜひ、事前に購入することをオススメします。
乗車するバスに注意
浜松駅前のバスターミナルは、16箇所のバス乗り場があり、非常に迷いやすい。
今回の乗り場は「15番乗り場」になります。
駅に1番近いバス乗り場になるので、そこまで迷うこともなくバスに乗車することが出来ます。
ですが、この15番乗り場だけでも複数のバスルートがあります。
今回使用するバスルートは「奥山行き」のバスルート。
バスに表示される行き先が分かりづらい箇所があったので、乗る前には必ず「バス乗り場」と「バスの行き先」を確認した方が良いです。
竜ヶ岩洞前の坂道に注意
こうしてみると、そこまで大したことのない坂に見えますよね。
ですが、近くまで行ってみると結構な傾斜がありました。
200mの坂道があり、ジワジワと斜面による重力が身体に染みてくるほど厳しい坂。
健常者は問題ないですが、体力に自信ない方は思い切って登らないように注意しましょう。
最後に
如何でしょうか。
浜松駅からバスで1本で行ける鍾乳洞「竜ヶ岩洞」への行き方を紹介しました。
ポイントさえ抑えれば、誰でも簡単に竜ヶ岩洞へと行くことが出来ます。
ぜひ、東海地区最大級の鍾乳洞に足を運び、知らない絶景の魅力を知ってください。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。