※2024年3月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、静岡県の夢のつり橋への行き方。
寸又峡温泉の奥深くにひっそりと架かる吊り橋で、橋の上から輝くエメラルドグリーンの組み合わせが絶景を生み出す秘境スポットです。
そんな場所へと、今回は「静岡駅から電車とバスで行くルート」を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
静岡県の夢のつり橋とは?
夢の吊橋(ゆめのつりばし)は、静岡県榛原郡川根本町の大間ダム湖にある吊橋(人道橋)である。
長さ90m、水面からの高さは8mである。
一度に通れる人数は10人に制限されており、混雑期には一方通行となる。
寸又峡が臨める場所に位置し、秋の紅葉の時期には多くの観光客が訪れる。
2012年10月には、トリップアドバイザーの企画「バゲットリスト」において「死ぬまでに渡りたい!? 世界の徒歩吊り橋 10選」に選ばれた。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(夢の吊橋)
日本だけではなく、世界にも注目されている絶景スポット。
そんな絶景スポットについて、魅力を紹介します。
まず、こちらは日本有数の温泉地「寸又峡温泉」の奥地にあります。
温泉街を潜り抜け、奥へと進みます。
夢のつり橋へと続く道のりはコンクリートで整備されている道のり。
なので、歩きやすい道のりとなっています。
途中には長いトンネルがあり、まるで秘境を探索している気分に。
トンネルを潜り抜ければ、ようやく夢のつり橋が見えてきます。
ですが、ここからもまだ道のりがあります。
下へと進んでいくこと約10分。
ようやく展望テラスのような場所まで辿り着きます。
ここまで来て、ようやく夢のつり橋を渡れるのが目の前となります。
早速夢のつり橋を渡る前に注意点が。
夢のつり橋は「定員制」かつ「一方通行」です。
なので、進んでしまうと引き返すことは出来ないので注意を。
なぜ一方通行なのか。
それはこの写真にある道の細さを見てもらえれば一目瞭然。
引き返したくても戻れないですよね。
さて、このつり橋からは戻ることは出来ないということで、先へと進みます。
この先にはけもの道があり、この道のりを登っていく形になります。
ただのけもの道だけではありません。
その先には約300段もある階段を登るルートもあります。
なので、非常に体力と覚悟が必要なルートとなっています。
そんなけもの道や階段は行くのは嫌だ!という方。
つり橋を渡ることを諦めて頂くことになりますが、トンネル抜けた道から坂を降りずにまっすぐ向かえば、遠くから夢のつり橋を見ることが出来る展望スポットがあります。
正直な話、私はここを絶景ポイントとしてオススメしたい場所です。
なので、ここは全ての方に必ず見てほしい絶景ポイントですね。
さて、そんな夢のつり橋から戻り、帰りのバスの時間まで待ち時間が多いことでしょう。
であれば、この寸又峡温泉街を回ってみてはいかがでしょうか。
食べる場所もあれば、日帰り入浴出来る場所もあります。
なので、時間潰しにはもってこいの場所です。
ぜひ、待ち時間を有意義に使ってみてほしい。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・電車 30分(静岡駅〜金谷駅) 乗り換え 5分 ・電車 35分(金谷駅〜家山駅) 乗り換え 5分 ・バス 50分(家山駅前〜千頭駅前) 乗り換え 5分 ・バス 45分(千頭駅前〜寸又峡入口) 合計 2時間55分 |
金額 | 片道 ・電車 1420円(静岡駅〜金谷駅〜家山駅) ・バス 1400円(家山駅〜千頭駅〜寸又峡入口) 合計 2820円 |
今回試したルートは、「静岡駅から電車とバスで行くルート」。
静岡駅から約3時間かかるかつ、乗り換え回数が3回と非常に難しいルート。
ですが、魅力と注意点を知ってしまえば、誰でも行けるようになります。
ぜひ参考にしてください。
今回のルートの魅力は?
①金谷駅での乗り換えがしやすい
②電車ルートではICカードが使える
③家山駅でのバス乗り換えがしやすい
④千頭駅行き、寸又峡行きの乗るバスが分かりやすい
⑤夢のつり橋入口に案内板があり、分かりやすい
今回の魅力は5つ。
主に電車、バスルートでの乗り換えのしやすさが魅力となっています。
ぜひ、参考にしてください。
金谷駅での乗り換えがしやすい
金谷駅から大井川鉄道の金谷駅までの乗り換えは、JRホームから簡単に乗り換えをすることができます。
なので、5分もあれば簡単に乗り換えをすることが出来ます。
電車ルートではICカードが使える
JRの電車ルートで使えるのはもちろん、乗り換え先もICカードを使った決済が出来ます。
ですが、必ず窓口で行き先を伝えて購入する必要があります。
なので、あくまでも決済で使えるだけということをお忘れなく。
家山駅でのバス乗り換えがしやすい
電車から降りて、そのまま改札を抜けて出口へと向かいます。
駅出て左へ振り向けば、千頭駅行きのバス停は目の前。
駅出てすぐにバス停があるのは非常に分かりやすいですよね。
千頭駅行き、寸又峡行きの乗るバスが分かりやすい
まず、家山駅でのバスルートから。
千頭駅は終点となるため、乗るバスは非常に分かりやすい。
また、バス乗車口の横にも行き先が記載されているので、これほど分かりやすいバスはないでしょう。
また、寸又峡行きのバスルートも終着が「寸又峡入口」なので、こちらも乗るバスが分かりやすい。
なので、乗るバスさえ気をつけていれば、難なく乗り換えすることができます。
夢のつり橋入口に案内板があり、分かりやすい
「寸又峡入口」から降りて橋近くに行けば、夢のつり橋を示す案内板が目立つ所にあります。
なので、旅の初心者でも迷わず行けます。
また、案内板を探さなくても、親切なバスの運転手が分かりやすく教えてくれる場合があります。
とはいえ、この魅力は予め知っておいた方が良いかと。
今回のルートの注意点は?
①金谷駅での乗る電車に注意
②金谷〜家山駅間の電車の本数が少ない
③バスルートの決済方法は現金のみ
④バスルートの本数が1日6〜7本と少ない
⑤寸又峡での帰りのバス停の位置に注意
今回の注意点は、5つ。
金谷駅での注意点と、バスルートでの注意点をしっかり知っておけば、誰でも簡単に行けるルートとなっています。
ぜひ、参考にしてください。
金谷駅での乗る電車に注意
大井川鉄道で運行されている電車のタイプは様々。
今回は普通列車を使って問題なく旅が出来ましたが、予約必要な観光列車や土日限定の列車など沢山の種類があるため、乗る電車には注意が必要になります。
この辺は大井川鉄道さんのホームページを予め確認しておくことをオススメします。
・大井川鉄道HP
金谷〜家山駅間の電車の本数が少ない
先ほどの注意点と被る内容ですが、2〜3時間に1本と非常に本数が少ない。
なので、1本逃せば寸又峡に行けなくなるという事態になってしまうことも。
必ず、事前に時間と予定を確認しておくことをオススメします。
・大井川鉄道HP
バスルートの決済方法は現金のみ
これは家山駅からのルート、千頭駅からルートの共通する注意点になります。
家山駅から500円、千頭駅からは900円と出しやすい金額となっているので、まだマシですが。
それでも、両替の手間がないようにすることをオススメしてます。
なので、予め小銭を用意しておくことをオススメします。
バスルートの本数が1日6〜7本と少ない
見ての通り、家山駅からでも1日6本と絶望的。
しかも2〜3時間に1本と電車ルート並みに本数が少ない。
ちなみに、寸又峡行きのバスルートも同じような本数。
なので、この情報を知った上で旅の予定を立てないと、とんでもないことになります。
この本数や時刻については、予め調べておくことをオススメします。
寸又峡での帰りのバス停の位置に注意
行きのバスで降りた場所とはバス停の位置が違うので注意を。
ただ、寸又峡温泉街を観光しにいく人であれば、簡単に道中で見つかります。
なので、そこまで大した注意点ではないかと。
最後に
静岡駅から電車とバスで行ける秘境「夢のつり橋」への行き方を紹介しました。
車で行くのをオススメされる絶景スポットですが、現地の駐車場はもちろん、道中の道が狭く車が詰まりやすい道がほとんどです。
なので、今回紹介したルートを使うことによって、そういったストレスから解放されることが間違ありません。
ぜひ公共交通機関で行くことをオススメします。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。