※2022年9月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、フランスのシノン城への行き方。
シャンボール城と同じく世界遺産に登録された絶景スポットで、古代ローマの建築技術が使われている古城。
そんな場所へと、今回は「トゥール駅から電車と徒歩で行くルート」を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
フランスのシノン城とは?
城は台地の高い位置にあり、巨大な城は町全体を見下ろしている。
この地はガロ・ローマンの砦であったように思われる。
4世紀の終わりごろに聖マルティヌスの弟子聖メクシムが、最初に庵を、次いで街の東の傾斜地に修道院を建てた。
後に城の基礎建築となるこの修道院は中世初期に最も栄え、美しく装飾された大きな教会堂、回廊、司祭の住居が1区画、といった規模を誇ったが、16世紀のユグノー戦争に続き1789年のフランス革命で城は閉鎖、一部解体された。
現在、シノン城は主要な観光地としてシノンの町によって運営されている。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(シノン城)
小さな町の上にあるのがシノン城。
ここまで辿り着く為には、ハイキング並みの坂を登らなければ行けません。
シノン城前の受付にて入場料を払い、城門へと移動。
シノン城の数多くある建築物の中でも、当時の雰囲気がそのまま残されている城門が見えます。
その城門を潜り抜けると、一気に生活感の溢れる景色が。
当時の人間が本当にここで生活していたんだと、見るだけでも雰囲気が伝わってきます。
シノン城内にある建物は、ほぼ散策することが出来ます。
地上に見える建物はもちろん、地下まで散策することが出来ます。
そんな建物の屋上へと登れば、シノン城の全貌はもちろん、シノンの街並みも見ることが出来ます。
どのポイントでもシノンの街並みを見ることが出来ます。
ですが、私がオススメするのは、1番最初に潜ってきた城門の上。
かなり階段を登ることになりますが、それだけの価値がある景色があります。
それが、この絶景。
これが今回紹介する絶景ポイント。
色んな建物から見渡しましたが、シノン城門の屋上から見える景色が1番絶景だと感じました。
もし時間があれば、シノン城も含めたシノンの街並みを一望できるスポットも見に行ってほしい。
中心部から徒歩5分くらいで、この全貌を見ることが出来ます。
次の電車が1時間以上あるのならば尚更。
ぜひ見に行ってほしい。
今回紹介するルートの帰り道にて「アゼ=ル=リドー駅」で途中下車し、20分くらい歩くと「アゼ=ル=リドー城」に行くことが出来ます。
このアゼ=ル=リドー城も、シノン城と同じく世界遺産に登録されている絶景スポット。
かなり見応えのある絶景スポットなので、もし時間があればぜひ見に行ってほしい。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・電車 1時間(トゥール駅〜シノン駅) ・徒歩 30分(シノン駅〜シノン城) 合計 1時間30分 |
金額 | 片道 ・電車 9€(トゥール駅〜シノン駅) ・徒歩 0€(シノン駅〜シノン城) 合計 9€(約1260円) |
試したルートは、「トゥールから電車とバスで行くルート」。
電車で1時間かけて移動し、駅から30分歩いてシノン城へと行けるルートを紹介します。
まず、移動時間について。
電車での移動時間は、約1時間。
長いように感じますが、乗って景色を見ていればすぐ着いてしまうような時間です。
徒歩ルートは駅から30分歩くだけ。
しかもシノン駅に到着した後は、正面にある道をまっすぐ歩くだけ。
次に、金額について。
電車ルートでの片道料金は9€(約1260円)とちょっとだけお高め。
まあ1時間も移動する距離なので、こればかりは仕方ないかと。
また、このタイプの乗車券は、乗車する前に印字する作業が発生します。
印字が無いまま乗車してしまうと、乗車券以上の金額が請求されます。
なので、乗車前には乗車券を印字してから、乗車するようにしましょう。
徒歩ルートにはお金は発生しません。
ですが、30分歩く距離ということもあり、時間だけはかかります。
シノン駅前からバスルートはありましたが、シノン城前まで行くバスルートはありません。
なので、今回はしっかりと歩くことをオススメします。
今回のルートの魅力は?
①トゥール駅での券売機の台数が多い
②乗る電車が分かりやすい
③2等席でも快適に移動が出来る
④看板があるので分かりやすい
今回の魅力は4つ。
ほぼ電車ルートに魅力がある今回のルート。
ぜひ参考にしてください。
トゥール駅での券売機の台数が多い
トゥール駅には約10台以上の券売機が設置されており、ほとんど最新式。
なので、券売機を買う際に発生する待機列は無く、全ての券売機にてクレジット決済が出来るようになっています。
乗る電車が分かりやすい
トゥール駅には沢山の電車が入ってくるような規模の大きい駅。
なので、どの電車に乗れば良いのか分からなくなります。
ですが、今回の行き先は「シノン」になります。
このシノン駅は終点の駅となり、乗る電車はただ一つ。
なので、シノン行きの電車に乗れば間違いなく行けます。
ちなみにですが、発券したチケットには「時間」と「電車番号」が記載されます。
なので、この乗車券も目印にするのもありかと。
2等席でも快適に移動が出来る
1等席と2等席のどちらかを選択できる電車ルート。
ですが、2等席でも充分な座り心地なので、ここで1等席を使う必要はありません。
看板があるので分かりやすい
シノン駅から正面の道を20分ほどまっすぐに進むと、看板があります。
ここまでこれば、シノン城へのルートはわかったようなもの。
シノン城とは記載されていませんが、「Forteresse」と書いてある看板を目印に、シノン城へと歩きましょう。
また、シノン城前にはボールも簡単に転がせそうな坂があります。
ですが、その坂をショートカット出来るエレベーターがあります。
なので、坂を登りたく無い人や体力が無い人は、このエレベーターを使うことをオススメします。
今回のルートの注意点は?
①トゥール駅では券売機を優先的に使おう
②トゥール駅での電車乗り場に注意
③電車の本数が2〜3時間に1本しかない
④シノン駅から徒歩30分と結構歩く
⑤帰りの券売機に注意
今回の注意点は、5つ。
ほとんど電車ルートでの注意点になります。
ぜひ参考にしてください。
トゥール駅では券売機を優先的に使おう
なぜ、券売機を使わなければいけないのか。
それは窓口が空いている時間帯が日中のみだったから。
そうなってしまうと、必然的に券売機を使うことに。
なので、券売機での購入に慣れておきましょう。
トゥール駅での電車乗り場に注意
どの電車に乗れば良いかは「ルートの魅力」で書きましたが、もう1点大事なポイントが。
それは、乗る列車について。
手前の列車に乗ってしまうと、切り離されて置いていかれる場合があります。
流石に駅員さんから声をかけてもらえますが、電車に乗る際には乗る列車にも注意しましょう。
電車の本数が2〜3時間に1本しかない
今回の電車ルートで1番気をつけなければいけないのは、電車の本数。
午前中は2本、帰りは14時〜16時まで電車がないほどの本数。
1本逃すだけで命どりに。
充分に注意を。
シノン駅から徒歩30分と結構歩く
シノン駅正面から平坦な道を歩くだけになるので、そこまで負担になりませんが。
歩く距離があるということだけ、頭に入れておきましょう。
帰りの券売機に注意
シノン城からの帰り道には注意点があります。
それは、券売機の位置。
駅内にあると思いきや、券売機は駅の外。
駅の出入口から券売機までの距離はないですが、当時の自分は5分ほど探した経験があります。
なので、帰りの券売機の位置は、シノン城に行く前に確認しておきましょう。
最後に
如何でしょうか。
ロワール渓谷に数多く並ぶ古城の1つ、「シノン城」への行き方を紹介しました。
トゥール駅から電車1本で行ける好アクセスなルートを紹介しました。
ですが、電車の乗る場所や電車の本数には注意する必要があります。
ぜひ、この記事を参考に、シノン城での旅をより快適なものにしてもらえれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。