※2022年9月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、ドイツのフッゲライへの行き方。
世界最古の社会福祉住宅がある絶景スポット。
そんな場所へと、今回は「アウグスブルクから徒歩で行くルート」を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
ドイツのフッゲライとは?
フッガーライ (Fuggerei) は、16世紀のドイツの都市アウクスブルクに設置された低所得者のための集合住宅である。
フッガー家によって建設されたためこの名がある。世界最初期の計画的集合住宅として知られる。
フッゲライと表記されることが多い。
現在のフッガーライはアウクスブルクの歴史文化財として観光客を集めているが、同時に、現役の福祉住宅地でもあり、多数の住人がいる。
家賃は創設時と同じ1ライングルデンで、これは現在の貨幣では0.88ユーロとなり、もはや形式的なものになっている。
運営は、現在も貴族として続くフッガー家の子孫3家(バーベンハウゼン家、グレト家、キルヒベルク家)がそれぞれ代表を出した一族長老会(フッガー財団)により行われている。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(フッガーライ)
昔の建築方法で今も残されているフッゲライ。
黄色の建物がキッチリと並ぶ景色もなかなか珍しいとは思いませんか?
アウグスブルクの中心部から離れた場所にあるのがフッゲライ。
入口まではドイツらしい景色が続きますが、入口を抜ければ一味違う景色が広がります。
まず入口を抜けていくと、噴水が見えます。
この噴水は第二次世界大戦の爆撃以前からある噴水。
フッゲライの歴史の深さを味わえる噴水となっています。
さらにフッゲライの散策を続けてみると、住民の姿が。
そう、このフッゲライには実際に住んでいる住民が多くいます。
なので、散策する際には住民の方に注意しながら散策しましょう。
さらに散策し続けると、緑あふれた小さな公園へと足を運ぶことが出来ます。
これが今回紹介する私の絶景ポイント。
公園の緑と住宅の黄色とのコントラストが、とても色鮮やかに見えます。
また、時間が余っていれば「アウグスブルク大聖堂」へと足を運んでほしい。
白をメインとした、豪華さを抑えた装飾が魅力的な大聖堂となっています。
ぜひ、足を運んでみては。
まだまだ散策する時間が余った?
であれば、アウグスブルクの街並みを散策してみましょう。
大都市に行けないとドイツの雰囲気を楽しめないという話がありますが、このアウグスブルクでも十分にドイツの雰囲気を楽しめます。
むしろ、よりドイツの深みを知れるのはこういった場所なのでは。
フッゲライの現地情報について
現地の滞在時間 | 約1時間(食事なし) |
現地周辺の食事場所 | あり |
現地周辺のバスルート | あり |
まず、滞在時間について。
フッゲライの滞在時間は、約1時間。
これは、フッゲライの散策のみでこの時間に。
じっくり散策して1時間かかるので、ささっと散策したい方は30分あれば充分に散策が出来ます。
次に、現地周辺の食事場所について。
フッゲライ付近には、アジア料理のお店がちらほら。
そんな中、札幌出身の日本人が経営しているラーメン屋があったので、こちらをオススメしたい。
オススメは札幌みそラーメン。
まさかドイツの地方都市で札幌ラーメンが食える時が来るとは。
味も日本でラーメンを食う以上の味が保証できます。
次に、バスルートについて。
フッゲライ付近まで行くバスルートはありますが、今回はアウグスブルク駅から徒歩で行くルートを採用。
単純に、アウグスブルクの街並みを楽しみながらフッゲライに行きたいという話。
さっさとフッゲライへ行きたい方は、駅前のバスを使っていくことをオススメします。
最後に、フッゲライの入場券の話を。
フッゲライの入場料は、大人1人で6.50€(約910円)。
少し高く感じますが、歴史の長い建物を残していくためと感じれば安く感じるかと。
また、支払い方法はクレジットカードや現金の両方対応していました。