※2021年10月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは、福島県の塔のへつり。
まるで忍者が住んでいそうな、雰囲気のある場所。
そんな場所へと、今回は電車を2回乗り継いで行ったルートを紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
福島県の塔のへつりとは?
塔のへつり(塔の岪、とうのへつり)は、福島県南会津郡下郷町にある景勝地。河食地形の奇形を呈する好例として、国の天然記念物に指定されている。「へつり」とは会津方言で、川に迫った険しい断崖のことである。なお、「へつり」は「岪」(山冠に弗)という漢字表記があり、現地の看板ではこの表記だが、常用漢字やJIS X 0208に含まれない字であり(JIS X 0213には含まれる)、かな表記が標準化している。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(塔のへつり)
塔のへつり自体も魅力的だが、塔のへつりへと架かる1本の橋がとても魅力的な場所。
橋を渡る前からも十分な景色を味わえます。
もちろん、塔のへつりの中まで散策できるのは魅力的。
ですが、意外と散策できる範囲は狭く、道幅が狭いので注意して散策したいところ。
今回の絶景ポイントは、塔のへつりの全体が見える場所。
色んなところで撮影しましたが、やはり1番はこの場所でした。
秘境感の溢れる場所となっています。
塔のへつりの現地情報は?
現地の滞在時間 | 約1時間(食事なし) |
現地周辺の食事場所 | あり |
現地周辺のバスルート | なし |
まず、現地の滞在時間について。
塔のへつりのみを軽く回るだけなら、30分もあれば充分に回れます。
ですが、当時の自分がかなり撮影に夢中になってしまい、この時間になってしまったという形に。
かなりゆっくり回りたいという方には、約1時間確保すれば問題ないかと。
次に、食事場所について。
駅周辺には何もないが、塔のへつり駅周辺であれば選択肢が出来るほどある。
軽食はもちろん、昼食をしっかりと済ませられるレベルのレストランまで揃っています。
なので、ここで食事休憩をとってもいいかも。
最後に、バスルートについて。
塔のへつり周辺にはバスルートはありません。
ですが、今回は駅から徒歩10分で行ける距離ということもあり、バスの心配はいらないかと。
今回試したルートは?
時間 | ・電車 45分(福島駅〜郡山駅) ・電車 1時間20分(郡山駅〜会津若松駅) ・電車 50分(会津若松駅〜塔のへつり駅) ・徒歩 10分(塔のへつり駅〜塔のへつり) 合計 2時間55分 |
金額 | ・電車 2940円(福島駅〜塔のへつり駅) ・徒歩 0円(塔のへつり駅〜塔のへつり) 合計 2940円 |
今回試したルートは、福島駅から電車で行くルート。
乗り換え回数が2回と、少し手間のかかるルート。
まず、時間について。
福島駅からなんと約3時間。
ちなみにこれは乗り換えの時間を含んでいません。
なので、乗り換えの時間を3時間30分くらいと考えると、結構な時間がかかる。
福島県の端から端まで移動するルートとなっているので、この辺りは仕方ないかと。
次に、金額について。
金額に関しては、色々とポイントを押さえてほしい点がある。
まず、福島駅から塔のへつりまで行くと、片道2940円とかなりの高額になる。
往復でもすれば5880円。
隣の県まで行けそうな金額になってしまう。
ここで、使用したのは「小さな旅ホリデー・パス」
土日限定と使用する期間が限られてしまうが、福島駅から会津若松駅までの区間をカバーできる優れもの切符だ。
お値段は2740円。
1日使えてこの値段、安い。
ですが、この切符は西若松駅から塔のへつり駅区間は別料金になってしまうので注意。
西若松駅から塔のへつりまでの片道料金は960円で、往復にすると1920円。
福島駅から会津若松駅までのルートが往復3960円となるので、合計すると5880円。
とりあえず、福島駅から会津若松駅までのルートが適用範囲なので、ここは抑えておきたい。
福島駅から会津若松駅までの往復代が3960円なので、この区間で「小さな旅ホリデーパス」を使用し、2740円に抑える。
すると、合計4660円と1220円も値段を抑えることができます。
土日限定となってしまいますが、少しでも値段を抑えたいのであれば「小さな旅ホリデー・パス」を使いましょう。
また、塔のへつり駅は無人駅です。
帰りの切符は駅では購入出来ないので、事前に購入しておくか、電車降りる際に運賃を渡すのどちらかを覚悟しておきましょう。
今回のルートの魅力は?
①電車の乗り換えがスムーズに出来る
②電車の本数が多い
③最寄り駅から徒歩10分でいける
今回のルートの魅力は、主に電車ルート。
注意点ばっかりかと思いきや、そこまで大したルートではありませんでした。
ぜひ、参考にしてください。
電車の乗り換えがスムーズに出来る
特に迷うこともなく、スムーズに乗り換えができた電車ルート。
乗り換え時間は5分もあれば問題なく出来るかと。
ただし、ホーム間の移動は階段を使っての移動だったので、焦って走ることのないようにしたいところ。
電車の本数が多い
これは全ての電車ルートで共通して言える魅力。
電車の本数が1時間に1本と、都心の本数と比べると少なく感じますが。
それでもここまで整っているのは、ありがたい話ですよね。
ただし、会津若松駅から塔のへつり駅までの本数には注意を。
土日限定や観光電車など、違ったタイプの電車があります。
この辺りは事前に確認を。
最寄り駅から徒歩10分
最寄り駅から徒歩10分で行けるのは、かなりの魅力。
駅近くに方向を示してくれる看板もあり、迷うこともなく行けるかと。
今回のルートの注意点は?
①乗車賃が高い
②乗車時間が長い
③徒歩ルートでの車に注意
注意点の方も、電車ルートが主に。
今回試したルートでも記載していますが、再度の確認を。
乗車賃が高い
片道2940円と、とにかく高い。
往復すれば5880円と非常に高くなります。
土日であれば、福島駅から会津若松駅までの区間を「小さな旅ホリデー・パス」を使い、少しでも値段を抑えるようにしましょう。
乗車時間が長い
乗り換えの時間も含めれば約3時間30分と、名古屋から東京へと新幹線で行くより長旅になります。
ですが、道中は満員電車になることはなく、スペースを空けて座れるくらいの余裕はあります。
なので、道中の時間は問題なく過ごせるかと。
徒歩ルートに注意
当時は紅葉の季節もあり、とにかく車の通りが激しかった。
駅から塔のへつりまでは歩道はなく、観光シーズンだと車の行き通りが激しくなります。
駅から歩く場合は注意を。
最後に
如何でしょうか。
非常に魅力のある景色ですが、たどり着くまでの道のりに様々な試練があります。
1人でも多くの方が塔のへつりへと辿り着けるよう、参考にしてもらえれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。