※2020年9月時点の情報です。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは、富山県の室堂への行き方。
立山黒部アルペンルートの最高峰の場所へと、今回は電車やロープウェイ、バスといった沢山の交通機関を使っていってみました。
ぜひ、参考にしてください。
目次
富山県の室堂とは?
飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰にあり、一帯は中部山岳国立公園の特別保護地区および特別地域である。近年では、室堂といえば室堂ターミナル周辺の室堂平一帯を指す。
室堂は立山黒部アルペンルートのコース上にあり、立山や剱岳の登山の拠点となっている。室堂ターミナル付近にあるミクリガ池やミドリガ池は立山火山の火口湖であり、地獄谷では現在でも火山性ガスや硫黄などの噴出物がある。周辺に遊歩道が整備され観光スポットとなっている。
この地下から湧き出す温泉は、周辺のホテルや山小屋などの宿泊施設に供給されている。室堂平の南部には室堂山という山があり、立山カルデラの展望台が設置されている。整備の行き届いた遊歩道が整備されており、観光がてらの散策ルートとなっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
立山黒部アルペンルートの最高峰地点、それがこの室堂。
ここまで来ると完全に外界から離れた景色が広がり、天気がいいと雲海が見えることも。
また、徒歩30分ほど歩くと、「みくりが池」と呼ばれる場所が。
立山連峰とみくりが池の組み合わせが、最高の味を出しています。
ぜひ、室堂まで来た際には、このみくりが池の景色も見てほしい。
室堂の現地情報について
現地の滞在時間 | 約2時間(食事あり) |
現地周辺の食事場所 | あり |
現地周辺のバスルート | あり |
現地の滞在時間としては、約2時間。
みくりが池のみ散策するだけなら、2時間あれば問題なく散策できます。
次に、現地の食事場所について。
室堂から離れてしまうと、食事が出来る場所が一切なくなるので注意。
逆に、室堂駅内にはレストランや売店などしっかりとあります。
なので、食事等は室堂駅内で済ませることをオススメします。
最後に、バスルートについて。
ここでは、立山黒部アルペンルートが管理されたバス以外は通れないルートとなっています。
なので、ロープウェイから室堂へ行く場合は、専用のバスを使うか徒歩で行くかの2択に。
今回ではおとなしく、専用のバスを使いましょう。
今回試したルートは?
・全体図
・拡大図
時間 | ・電車 1時間(電鉄富山駅〜立山駅) ・ロープウェイ 10分(立山駅〜美女平駅) ・バス 50分(美女平駅〜室堂駅) 合計 2時間 |
金額 | ・電車 1230円(電鉄富山駅〜立山駅) ・ロープウェイ〜バス 3160円(立山駅〜美女平駅〜室堂駅) 合計 4390円 |
今回試したルートは、「室堂へ電車、ロープウェイ、バスで行くルート」
正直な話を言ってしまうと、それ以外の交通手段が徒歩しかない。
なので、今回は大人しく公式のルートを使用しました。
まずは移動時間について。
合計すると、約2時間と結構な移動時間に。
ですが、道中には乗り換え時に見える景色やバスから見える景色などで、あっという間に時間が過ぎます。
この辺は、特に問題ないかと。
金額としては、片道にすると4390円と大幅に取られます。
安くする方法として、富山電鉄さんが販売しているセット券を購入するか、金券ショップで回数券を購入するしか安くする方法はありません。
1番のオススメは、セット券を購入すること。
ですが、時期によっては販売していない可能性があるので注意が必要です。
回数券は電鉄富山〜立山駅間までしか使えないのがデメリット。
ですが、金券ショップで5枚綴りで1500円と、往復すれば元が余裕に取れる金額で販売されてました。
この回数券は、在庫の関係でなくなる恐れがあるので、こちらも事前に確認が必要になります。
購入する方法としては、以下の記事にて記載されています。
ぜひ参考にしてください。
今回のルートの魅力は?
①富山〜立山駅間の電車の本数が多い
②予定が合わせやすい
③アルペンルートで途中下車が出来る
④自然の音が良く聞こえる
さて今回は公式のルートを使いました。
というより、他に選択肢が無かったのもあるのですが。
では、4つの魅力を順番に紹介していきましょう。
富山〜立山駅間の電車の本数が多い
時刻表の写真が無くてすみません。
今回は始発を使ったので本数が少なく見えますが、日中になると1時間に2〜3本とかなり多くなります。
また、立山まで早く行ける「特急列車」もあるので、急いでる方にも問題なく使えるルートとなっています。
予定が合わせやすい!
時刻表さえあれば簡単に予定が合わせやすく。
時刻表って自分から取りに行かないと貰えないケースが多い。
ですがここではロープウェイに乗る前の受付で時刻表がもらえるので、
予定が合わせやすくなります。
折りたたんでしまえばポケットに入るサイズにもなるので、
ぜひ見やすい位置に時刻表を保管しましょう。
途中下車すると景色が最高
この景色は途中下車しなければ見れない景色。
行動範囲は限られてくるけど、それでも途中下車した見る価値はあり。
ぜひ時間に余裕があれば見て欲しい景色です!
自然の音が良く聞こえる
このルートの醍醐味ってこれだよ、これ。
マイカーでの運行規制しているのもあり、自然の音が良く聞こえるように。
もしかしたら普段聞けない音が聞けるかも。
今回のルートでの注意点は?
①電鉄富山駅での乗る電車に注意
②長期連休になると、約2時間待ちの待機列ができる
③途中下車した場合、戻る時間を伝えること
こんな魅力のあるルートですが、幾つか注意点があります。
ぜひ、行く前に確認を。
電鉄富山駅での乗る電車に注意
ここで乗る電車を間違えると、立山駅へと辿り着けなくなります。
立山駅まで辿り着かなければ、立山黒部アルペンルートの旅は始まりません。
乗り場は異なるケースがあったので、しっかりと「立山」行きの電車に乗るようにしましょう。
長期連休になると、約2時間待ちの待機列ができる
立山黒部アルペンルートは富山県が誇る屈指の観光スポット。
なので、現地ではかなりの混雑が。
長期休暇の時に行ったのですが、その時には人が駅から溢れかえるほど。
そのため、乗車定員の関係もあり日帰り切符が完売するケースがあります。
そうなってしまうとそもそもの旅が出来なくなります。
なので、始発で行くか、駅周辺で宿泊するなどの方法を検討することをオススメします。
秋田県から来た人が総合窓口に行って、なんとかならないかを相談しているのを見るほどの絶望感がある列です。
そういう人を出さないためにも、必ずこの注意点を守って楽しい旅をしてほしい。
途中下車した場合、戻る時間を伝えること
途中下車する人向けの注意点になります。
予めバス停の近くの建屋にいる方に「何時のバスに乗るか」を伝えないと、最寄りのバス停にバスは止まってくれません。
なので散策する前に、最寄りのバス停の近くにある建屋の人に時間を伝える事をおススメします。
最後に
如何でしょうか。
室堂まで行く道のりには沢山の魅力がありますが、その分沢山の注意点があります。
ですが、この立山黒部アルペンルートにはそれ以上の景色があります。
ぜひ、スムーズな旅ができることを祈ってます。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。