※2021年8月時点の情報です。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは富山県で一番迫力がある景色ともいわれる、称名滝。
近くの橋まで来るだけでも、滝の水しぶきが来るほどの迫力があります。
この称名滝、名前は良く知られてるのに場所は知らないという人が多いと聞きました。
なので、今回は称名滝への行き方を詳しく紹介していきます。
目次
富山県の称名滝とは?
称名滝(しょうみょうだき)は、富山県中新川郡立山町にある立山連峰を源流とする滝。
その落差は350mで、日本一を誇る。弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ち、称名川となった後に常願寺川へ注ぎ込む。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
概要にも書いてある通り、滝の落差は日本一を誇るほど。
この落差は、近くに行けば行くほど、視界に収まらないほど大きな滝ということ。
この称名滝の周辺には、遠くからでも見れるように、沢山の展望スポットが。
但し、1番近くで見れる場所へと渡る橋は、滝の水飛沫がよく飛びますので注意してください。
そして、この滝へと行く道も坂道が厳しい。
タクシーで近くまで行ければいいのですが、関係者以外の車の通行は禁止となってます。
なので、近くまでバスで移動し、そこから徒歩30分ほど歩くという形に。
称名滝への行き方は?
まあ滝というくらいですから、山奥になりますよね。
この地図を見ると、近くまで路線があることが確認出来ます。
これが「富山地方鉄道の立山線」になります。
この終点が「立山駅」となるので、最寄り駅は立山駅となりそうですね。
では今回は、この「富山地方鉄道」と、「称名滝探勝バス」を使った行き方。
この称名滝への行き方としては、「立山駅」から「称名滝行きのバス」に乗り換えて、バス停から歩いて30分というルート。
今回は、「電鉄富山駅」から「立山駅」までの電車ルートのポイント、「立山駅」から「称名滝」までのバスルートについて、詳しく解説していきます。
このルートのメリットは?
さて、このルートにはどのような魅力があるのでしょうか。
早速みてみましょう。
どの電車に乗ればいいか、分かりやすい。
まず、この点が一番のメリット。
電車の行先表示は3つあり、その中の「立山行き」に乗れば安心です。
しかも「立山駅」は終点になるので、途中居眠りをしても大丈夫。
座席も状態も悪いことも無く、ゆったりと座れるかと。
バスへの乗り換えが分かりやすい。
電車降りた後の道のりは少しありますが、駅の南口から降りてすぐに称名滝行きのバスが。
バス停の近くには、立山黒部アルペンルートのスタッフがいますので、初めて立山に行く方でも安心して行けます。
乗り換え時間は、10分もあれば立山駅からの乗り換えがスムーズに行くかと。
ぜひ、余裕を持って行動をして欲しいです。
称名滝へのバスが意外と快適。
路線バスに乗っていくのかと思いきや、専用路線という扱いで、4列シートで座りやすいようになっています。
所要時間は15分と、短い時間で称名滝のバス停まで行けるので、苦痛にはなりにくいかと。
このルートの注意点
さて、このルートには幾つか注意点があります。
防げるものは防ぎたいところですが、防げないところもあります。
しっかりと確認したうえで、行くことをおススメします。
電鉄富山~立山駅間の乗車時間が長い。
まずはこれ。
電車の乗車時間は、なんと「1時間」となります。
自分としてはそこまで長く感じないのですが、一部の方から見ると長いかと。
ですが、これは座る事が出来ればの話。
長期休暇シーズンや紅葉シーズンになると、電車の中はほぼ満席状態になり、座れなくなることが。
そうなると、1時間も立ちながら移動するという事に。
この場合は、乗車30分前に駅のホームにいる勢いで行くことをおススメします。
自分の場合は、始発に近い列車を目指して、30分前には待機してました。
この時は登山する客も少なく、平日だったこともあり、比較的に空いてました。
現地に行くまでに体力を消耗してはいけないので、座れるように時間帯をずらして移動しましょう。
また、この乗車時間は黒部峡谷に行くよりは半分の時間で行けます。
なので、日帰りで黒部峡谷が行けなくなった時は、称名滝に行くのがいいかもしれませんね。
運賃が高い。
まあ山奥に行くわけですし、こればかりは仕方ないかと。
運賃は片道1110円、往復にすると2220円。
さらに、バスルートの運賃も合わせて計算します。
バスルートは片道500円で、往復で1000円。
合計で3220円と、かなりの金額になります。
バスルートについては、これ以上安くなることは出来ません。
ですが、電車ルートは安くする方法があります。
それが、富山電鉄の株主優待券です。
販売価額は5枚綴りの回数券で、1500円。
単品での購入は出来ないので、ここも注意が必要に。
ですが、回数券が余ったとしても、約500円安く抑える事が出来ます。
しかしこの手段は、事前に営業時間内に金券ショップに行って、購入することが前提となります。
なので、日帰りで行く方はかなりの時間ロスになるので、日帰りで行く方は定価で行きましょう。
またこの方法は、黒部峡谷への行き方を書いた記事にも書いてあります。
ぜひ参考にしてください。
称名滝へのバスの本数が少ない
正直、1番最初に確認して欲しいポイント。
午前中は3本、午後は2本とバスの本数が少ないです。
なので、1本逃せば次は1時間後というケースに。
また、帰りの最終は15時台となるので、バスの時間だけはしっかりと確認しましょう。
最後に。
如何でしょうか。
落差で日本一を誇る、称名滝。
現地でしか味わえない迫力を、少しでも多くの方が見れることを祈ります。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。