宮城県の県境を越えるルートは山形駅からバス一本。宮城県の御釜への行き方。
山形県 御釜

※2021年9月時点の情報

こんにちは。

世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。

さて、今回紹介する場所は。

山形県と宮城県の県境にある活火山の火口、御釜。

この火口は宮城県にあり、アクセス面も宮城県から行くようなルートとなっていました。

ですが、今回試したのは山形県の山形駅からバス一本で行けるルート。

山形駅からでも行けるようなルートであり、知ってしまえば誰でも行ける場所。

ぜひ参考にしてください。

宮城県の御釜とは?

山形県 御釜

御釜(おかま)は、、宮城県刈田郡蔵王町と同県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にある火口湖で、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれる。

蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあり、しばしば蔵王連峰の象徴として見られている。

宮城県と山形県の県境から至近であり、宮城県のみならず山形県の名所としても紹介される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山形県に滞在していた時は、思いっきり山形県の名所として紹介されていましたね。

この蔵王連峰自体が、宮城県と山形県の県境。

なので、山形県の名所としても紹介しても問題ないかと。

山形県 御釜

また、御釜周辺にはレストランや休憩所が。

山頂近くになると食事面が不安でしたが、これなら御釜観光を安心して過ごせますね。

山形県 御釜

この御釜の火口までは、手前にある柵まで行けます。

ですが、この柵までの坂が結構な坂。

御釜への道のりも、かなりデコボコしてます。

歩道には小さな石もあれば、大きな石も。

御釜周辺を移動するときは、充分に注意しましょう。

山形県 御釜

また、ここは御釜だけ見る場所ではありません。

さらに上へと登れば、刈田嶺神社と呼ばれる神社が。

この神社まで登れば、御釜はもちろん、宮城県の景色も一望できます。

道中の階段はしっかりと整備されていました。

軽装でも、この神社までは問題なく登れるかと。

山形県 御釜

実はという話ですが。

この登山道をそのまま進んでいくと、山形県の蔵王ロープウェイの山頂駅まで行けます。

つまり、バスが無くなり帰る手段がなくなれば、この登山道を歩いて行けば帰れるということ。

ですが、道中は登山装備がいるほどの道。

そんなリスクのある考えは、忘れておいた方が良さそうですね。

御釜への行き方は?

さて、地図をみてみましょう。

山形県と宮城県の間にある、御釜。

この時点で、宮城県から行った方がいいんじゃないかと考えましたね。

山形県 御釜

ですが、バスルートの時刻表をみたところ、御釜へと通じるルートが。

期間限定かつ土日祝のみという形で書いてましたが、これは行く価値があると判断しました。

山形県 御釜

では、今回試したルートを見てみましょう。

今回試したルートは、山形駅からバス一本で行くルート。

以前紹介した、「蔵王中央ロープウェイへの行き方」とほぼ一緒の行き方に。

ですが、乗るバスや本数などが変わってきます。

この辺りは、予め確認が必要かと。

下記に詳細を書いていきますので、ぜひ参考にしてください。

このルートの魅力は?

このルートの魅力としては、バス一本で行けるのが一番の魅力。

あとは最寄りバス停が、御釜近くまで行くのも良いですね。

少ない魅力ですが、ぜひ行く前に見てもらえれば。

山形駅からバス一本で行ける。

山形県 御釜

まさかここまでバス一本で行けるとは。

当時は長期連休のシーズンで車の渋滞が引っかかり、乗車時間は約2時間と長くなりましたが。

バス車内は、高速バスで使われるようなバス座席。

なので、長時間の移動も苦ではありませんでした。

長時間の移動が苦手な方も使えるルート、是非とも使って欲しいです。

終点のバス停から、御釜まで近い。

山形県 御釜

このバスの終点は、蔵王刈田山頂。

このバス停から降りて、徒歩5分の場所に御釜が。

迷わず目的の場所へ行けるのも、魅力の一つかと。

山形駅から徒歩10分くらいで乗り場へ。

山形県 御釜

以前紹介した、「蔵王中央ロープウェイへの行き方」に記載が漏れていた部分ですが。

アクセスの要となる「山形駅」から、徒歩10分もあればバス乗り場へと行けます。

バス乗り場は、山形駅東口から降りて、バスセンターの近くに1番乗り場が。

バスセンター近くにあり、目印として分かりやすいのも魅力ですね。

このルートの注意点は?

このルートの注意点は、期間限定で土日祝しか運行しないルートであるのが、一番の注意点。

他にもバスの本数が少ないこともありますが、旅のプランを組み前に注意が必要なルート。

ぜひ、時期には気をつけてください。

期間限定でのバス運行。

山形県 御釜

当時は土日祝しか運行していないという状況で、御釜まで行きました。

しかもこのルート、5月1日から10月24日までと初夏から秋くらいまでの限定ルート。

冬期間はバスが運行していないという形に。

とりあえずですが、バスルートとして通行する、「蔵王エコーライン」が機能していればバスも運行している、という情報で判断すればよいかと。

車で行く時にも、同様になります。

行く時には蔵王エコーラインが通れるかを確認しましょう。

バスの本数は1日1本

季節運行かつ、バスの本数が1日1本。

かなり痛いですね。

山形駅発のバスは9時30分。

これに乗る事が出来なければ、御釜へは行くことが出来なくなるので注意。

そして帰りの便は13時。

逆算すると、御釜での滞在時間は約1時30分となってしまいます。

こればかりは仕方ない所がありますが、御釜周辺は1時間30分もあれば充分に回れます。

このルートを使う時には、時間に注意して動きましょう。

バスの運賃について

山形県 御釜

バスの運賃は2050円。

これは片道になるので、往復にすると4100円とかなりの金額に。

お得切符でもないかなと探しましたが、そんなものはありませんでした。

山形駅からひたすら山道を2時間くらい運転するので、この辺は仕方ないかと。

もし御釜へ行く時は、予算に注意して行きましょう。

乗るバスに注意。

山形県 御釜

御釜へと行くバス乗り場は、1番乗り場。

ですが、このバス乗り場は、隣の県へと運行する仙台行きのバスや、蔵王温泉街止まりのバスなど、色んなタイプのバスが。

特に、仙台行きのバスは利用者が多いので、並ぶ列を間違えて乗ろうとした人も。

御釜へ行く場合は、「蔵王刈田山頂」が終点のバスに、間違いがないか確認してから乗りましょう。

最後に

山形県 御釜

如何でしょうか。

例え場所が宮城県の観光スポットだとしても、県境となれば話は別。

山形の観光スポットとして紹介されても、おかしくないですね。

山頂近くに別世界が広がる、御釜。

ぜひ、時期を合わせてこの絶景を見に行ってみてください。

では旅の道中には気をつけて。

良い旅路を。

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