※2023年10月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、三重県の丸山千枚田への行き方。
山奥に高い標高に位置し、地上とは違う雰囲気を味わえる絶景スポット。
そんな場所へと、今回は「熊野市駅から電車とバス、徒歩で行くルート」を紹介します。
朝方に行きたいという方には、このルートを使うしかありません。
ぜひ、参考にしてください。
目次
三重県の丸山千枚田とは?
丸山千枚田(まるやませんまいだ)は、三重県熊野市紀和町丸山地区にある白倉山(標高736m)の南西斜面を利用した棚田群。
千枚田と言われるが、実際には高低差160m(標高90~250m)の谷合に約1,340枚(7ha)の棚田がある。
最も小さい田は、1枚で0.5m2しかない。棚田の法面は野面積み(のづらづみ)を主とした石積みであり、西日本に多く見られる方式である。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(鬼ヶ城)
山頂から少し下の方に棚田が広がっているので、周辺を見渡せば数多くの山脈のみ。
まるでここが現実から取り残されたような空間となっています。
最寄りのバス停から徒歩20分ほどの長い道のりを歩き、最初に見えてくる景色がこちら。
この場所に立ち止まった瞬間、何か世界が切り替わったような感覚が味わえます。
坂を登ること数分、大石と呼ばれる大きな岩石が視界に映ります。
いつの時代からあるかは、現在も分からないというミステリーさがある岩です。
ちなみにですが、この棚田に入れるエリアは限られています。
休憩所から小さな道のりに入って見えた景色がこちらの写真。
なので、もっと近くで棚田を見たいという気持ちは諦めた方が良いかと。
さて、私がオススメする絶景ポイントはさらに上と登った場所にあります。
登った後に15分ほど道のりを歩いた場所には、丸山千枚田を一望できる展望スポットが。
丸山千枚田に来たのなら、ここは必ず足を運んでほしい。
丸山千枚田からの帰り道では、熊野市内へと直接帰れるルートがあります。
そこで、特急待ちの時間や夕ご飯まで時間があれば、この「獅子岩」を見てほしい。
まるで「ゴジラ」を思い出させるような怪物さが出ており、こちらも必見。
ぜひ、合わせてみてほしい。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・電車 15分(熊野市駅〜阿田和駅) 乗り換え 5分 ・バス 35分(町民サービスセンター〜千枚田・通り峠入口) ・徒歩 20分(千枚田・通り峠入口〜丸山千枚田) 合計 1時間15分 |
金額 | 片道 ・電車 240円(熊野市駅〜阿田和駅) ・バス 400円(町民サービスセンター〜千枚田・通り峠入口) ・徒歩 0円(千枚田・通り峠入口〜丸山千枚田) 合計 640円 |
試したルートは、「熊野市駅から電車とバス、徒歩で行くルート」
熊野市駅から隣町へと電車で移動し、バスで丸山千枚田の近くまで移動するルートを紹介していきます。
まず、移動時間について。
最初の電車での移動時間は15分。
南にある「阿田和」まで15分かけて移動します。
乗り換え地の阿田和駅に到着。
ここから丸山千枚田行きのバス停へと向かいます。
駅から徒歩5分くらい歩くとバス停に到着。
このコミニュティバスに乗って丸山千枚田へといきます。
バス停に到着。
ここから山道へと進み丸山千枚田へと進みます。
山道は舗装されており歩きやすい道のりとなっています。
ですが、アップダウンが多い道のりとなっているので、体力に自信ない方は気をつけて行った方がいいかも。
次に、金額について。
名古屋から熊野市駅までの往復を含んだ「南紀・熊野古道フリーきっぷ」を使って旅をしました。
ですが、今回使うルートでは含まれず、定価でしっかりと払う形に。
熊野市駅前から丸山千枚田へと行くルートであれば対象内。
ですが、朝早くに行くバスルートが阿田和駅から出ているバスルートしかなかった為、640円と値段がかかってしまいました。
なので、そういった時間指定がなければ、熊野市駅からバス1本で行けるルートがあります。
こちらを使っていくようにしましょう。
今回のルートの魅力は?
①熊野市駅での乗る電車が分かりやすい
②丸山千枚田近くのバス停まで約30分
③バス停から丸山千枚田までの徒歩ルートは歩きやすい
今回の魅力は3つ。
各ポイントにて1つずつ魅力があるルートとなっています。
ぜひ、参考にしてください。
熊野市駅での乗る電車が分かりやすい
そもそも熊野市駅には2つの方面しか電車はないので、分かりやすいのもありますが。
各駅停車タイプの「新宮」行きに乗れば間違いなく阿田和へと行くことが出来ます。
丸山千枚田近くのバス停まで約30分
阿田和駅から徒歩5分歩いた場所にバスルートがある今回のルート。
このバスに乗れば、丸山千枚田近くのバス停「千枚田・通り峠入口」へと30分で行くことが出来ます。
道中は舗装された道をススっと行きますので、特に問題なく快適に移動することが出来ます。
バス停から丸山千枚田までの徒歩ルートは歩きやすい
丸山千枚田近くのバス停から奥の道へ。
道中はアップダウンが激しい道のりが続きますが、そこまで急な坂はなく、舗装された道ばかり。
なので、特に問題なく歩けるかと。
今回のルートの注意点は?
①電車の本数が2〜3時間に1本と少ない
②阿田和駅での乗り換えに注意
③帰りのバスに注意
今回の注意点は、3つ。
旅の最初から旅の帰り道まで注意点がしっかりとあります。
今回のルートを使う前には、充分に確認を。
電車の本数が2〜3時間に1本と少ない
特急を含めない本数だとしても、2時間に1本ペースしかありません。
必ず乗車する電車の時間は予め確認するようにしましょう。
ちなみに、今回使った電車は8時23分発の電車。
乗り遅れると乗り換え先のバスすら危うくなるので、充分に注意を。
阿田和駅での乗り換えに注意
阿田和駅前からのバス乗り換え時間は、5分あれば乗り換えが出来ます。
ですが、そのバス停の道のりに少しだけ注意点が。
駅前すぐにある通りではなく、道の駅裏側にある通りに行かなければバス停に辿り着けません。
目印となる看板すらないので、今回のバスルートを使う際には充分に注意を。
帰りのバスに注意
そもそも論ですが、今回使うバスルートの本数は1日4本と非常に少ない。
特に、帰りの最終バスが曜日によって異なるため、丸山千枚田からの帰り道には充分に時間を確保して帰りたいところ。
また、14時59分発に乗らなければ、熊野市駅から出る特急に間に合わない可能性が出てきます。
なので、当日中に名古屋へと帰る場合は充分に注意を。
最後に
如何でしょうか。
熊野市駅から公共交通機関で行けるルートを紹介しました。
車で行くべき絶景スポットではあります。
ですが、車を持っていない方でも今回紹介したルートを使えば、誰でも丸山千枚田へと行くことが出来ます。
ぜひ紹介したルートを参考に、丸山千枚田の絶景を見に行ってほしい。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。