※2023年11月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、京都府の傘松公園への行き方。
股の覗き台から見える別世界が有名な「天橋立ビューランド」の反対に位置する絶景スポット。
むしろ、今回紹介する傘松公園が股の覗きの発祥の地なので、ここまで足を運ぶ人はわずか。
そんな場所へと、今回は「宮津駅からバスとフェリー、徒歩で行くルート」を紹介します。
次から次へと乗り換えが激しいルートにはなりますが、ポイントを抑えれば誰でも行けるようになります。
ぜひ、参考にしてください。
京都府の傘松公園とは?
傘松公園(かさまつこうえん)は、京都府宮津市にある公園。
丹後海陸交通が運営している。
天橋立の北西に位置し眺望が良く、展望台は観光名所のひとつになっている。
麓の府中からケーブルカー(天橋立鋼索鉄道)かリフトで登ることができる。
2017年(平成29年)4月、文化庁により、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリー「日本遺産」の「丹後ちりめん回廊」を構成する文化財のひとつに認定された。
傘松公園から観る天橋立は「斜め一文字」と呼ばれ、股のぞきをして観ることもできる。
股のぞきをすると、天地が逆転し、まさに天にかかる橋のようにみえる。
公園は山の上にあるが、さらに徒歩で3分ほど登ると、「傘松」という名の松がある『股のぞき発祥の地』がある。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(傘松公園)
この角度から天の橋立を見る人はあまりいないのでは。
そんな穴場的な絶景スポットの魅力を紹介します。
傘松公園には4つの展望台があり、そのうち3つからは天橋立をガッツリと見ることが出来ます。
そんな数多くある展望スポットですが、その中には「股の覗き発祥の地」と呼ばれる絶景スポットがあります。
天橋立ビューランドが発祥の地だと勘違いされやすいですが、本来は傘松公園が発祥の地になります。
そんな発祥の地には簡単なベンチと股の覗き台しかなく、一旦絶景度が下がりますが。
崖ギリギリまで足を運んで見ると、先ほどの右肩下がりは鰻登りに。
天橋立丸ごとをそのまま見て感じることができ、これぞ絶景という体感が味わえます。
いくつか展望台があり景色をじっくりと眺めていましたが、この発祥の地から見える景色が1番の絶景でした。
それでも天橋立をみんなが見ている角度で見てみたいという方は、帰り道でも「天橋立ビューランド」に立ち寄ることが出来ます。
ただし、入場料が発生するので、予算が無い方はどちらか片方に絞ることをオススメします。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・バス 15分(宮津駅〜天橋立駅) 乗り換え 10分 ・フェリー 15分(天橋立浅橋〜一の宮駅) ・徒歩 15分(一の宮駅〜傘松公園府中駅) 合計 55分 |
金額 | 片道 ・バス 200円(宮津駅〜天橋立駅) ・フェリー 700円(天橋立浅橋〜一の宮駅) ・徒歩 0円(一の宮駅〜傘松公園府中駅) 合計 900円 |
試したルートは、「宮津駅からバスとフェリー、徒歩で行くルート」
宮津駅から天橋立駅前までバスで移動し、フェリーを使って傘松公園まで移動するルートを紹介していきます。
今回のルートの魅力は?
①天橋立行きのバスルートは駅の目の前にある
②バスルートは片道15分、しかも200円と早くて安い
③天橋立駅で様々なお得切符を購入できる
④フェリールートの本数が30分に1本と多い
⑤傘松公園近くには食事する場所がいっぱい
今回の魅力は5つ。
各ルートにてしっかりとルートがあり、上手くいけばスムーズな旅が出来るようになります。
ぜひ、参考にしてください。
天橋立行きのバスルートは駅の目の前にある
宮津駅へと辿り着ける交通手段は電車とバスのみ。
降りる場所はこの「宮津駅」になります。
そこから乗り換えで時間がかかりそうと考えるのが普通。
ですが、今回使用するバスルートは宮津駅前まで運行されているので、乗り換えが簡単に出来てしまいます。
バスルートは片道15分、しかも200円と早くて安い
宮津駅から天橋立駅まではバスで15分。
山道を走ることもなく、市街地と海沿いを走るルートとなっているので、景色も抜群。
しかも、片道200円。
これだけ安いなら、タクシー使うより格段に安いですよね。
天橋立駅で様々なお得切符を購入できる
天橋立駅周辺には遊園地と展望台が合わさった「天橋立ビューランド」や天橋立を「レンタサイクル」で散策出来るなど、アトラクションが盛りだくさん。
通常料金で回ってしまうと、旅費が高くなってしまいます。
そこで、この天橋立駅内にある「観光案内所」でお得切符を買うと、安くお得に旅をすることが出来ます。
様々なお得切符があるので、自分の旅に合ったお得切符をこの天橋立駅で購入してほしい。
フェリールートの本数が30分に1本と多い
天橋立から傘松公園まで運行されているフェリールートは、30分に1本と本数が充実。
もし乗り遅れたとしてもフェリー駅周辺には見所が沢山あるので、待ち時間が退屈しません。
傘松公園近くには食事する場所がいっぱい
ちょっと撮り忘れてしまってこのような写真しかありませんが。
この先にある「府中駅」と呼ばれるロープウェイの駅があり、その駅前には食事する場所が沢山あります。
もちろん傘松公園内にもありますが、登る前に食事を済ませたいのなら、このロープウェイ周辺で済ませることをオススメします。
今回のルートの注意点は?
①宮津駅での乗るバスに注意
②バスの支払いは現金のみ
③バスの本数は1時間に1本
④バスからフェリーまでの乗り換えが迷いやすい
⑤フェリールートでのカモメのフンに注意
⑥船着場からロープウェイまでのルートが複雑
今回の注意点は、6つ。
とても注意点が多いように見えますが、知ってしまえばそこまで大したことはありません。
今回のルートを使う前には、充分に確認を。
宮津駅での乗るバスに注意
宮津駅前には沢山のバスルートがあり、乗るバスを間違えてしまうと天橋立とは別方向に行ってしまいます。
今回乗るバスの目印は経由地が「天橋立」と書かれたバスルート。
同じ路線でも行き先表示は異なります。
必ず経由地を確認して行くようにしましょう。
バスの支払いは現金のみ
今回使うバスルートは現金払いのみで、降車時に払うシステム。
運賃は200円なので降りる前に100円玉2枚準備して、整理券と一緒にすぐに出せるようにしましょう。
バスの本数は1時間に1本
1時間に1本あるだけでもありがたい話ではありますが、今回では注意点として紹介します。
1本乗り遅れると天橋立へと行く手段はタクシーしかなくなります。
なので、バスを使う時間は事前に確認するようにしましょう。
バスからフェリーまでの乗り換えが迷いやすい
天橋立駅から船着場までの乗り換えルートですが、事前に知っていないと迷いやすいルートとなっていました。
こうして案内板があったとしても、曲がり角には目印等はありません。
Googleマップ等を有効活用して、迷わないように行きましょう。
フェリールートでのカモメのフンに注意
フェリーの2階には、海風を味わいながら天橋立を味わえる最高の展望デッキがあります。
ですが、カモメの数が想像以上に多い。
動物好きな人には最高のふれあいになりますが、苦手な人がいたら1階でも海風を味わえるので、好みに合わせて見る場所を変えましょう。
船着場からロープウェイまでのルートが複雑
ちょっと字が汚くてすみません。
フェリーで海を渡った後ですが、ちょっと複雑なルートになっているので注意を。
最初の横断歩道の位置、神社の中を通り抜けて行くなど、真っ直ぐには辿り着けないルートとなっています。
なので、進むルートには間違えないようにしましょう。
最後に
宮津駅からバスとフェリー、徒歩で行けるルートを紹介しました。
車で行くと駐車場がいっぱいで止められない、渋滞が発生して上手く進まないなど厄介な点が非常に多かったです。
なので、傘松公園へは公共交通機関で行くとスムーズな旅が出来るようになります。
ぜひ紹介したルートを参考に、時間が許す限り天橋立の絶景を味わってほしい。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。