※2021年10月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは、岩手県の猊鼻渓(げいびけい)。
日本の良さを充分に引き出すような渓谷の美しさと、その間の川をゆっくりと進む舟が魅力的な場所。
今回では、幽玄洞で楽しんだ後、猊鼻渓まで移動して楽しめるかどうかを試してみました。
一ノ関駅から2つの場所を回れる、非常に回りやすいルートです。
ぜひ、参考にしてください。
目次
岩手県の猊鼻渓とは?
猊鼻渓(げいびけい)は、岩手県一関市東山町にある砂鉄川沿いの渓谷。東の耶馬渓と謳われる。船頭が謡う猊鼻追分を堪能しながらの舟下りを楽しめることから、観光地として人気がある。紅葉の他、藤の名所としても名高い。観光客が乗船するのは手漕ぎ船である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
引用にも書いてある通り、手漕ぎ船で川を「登っていく」船登りがあるのが特徴。
どうやって登っているのかまで調べると頭がキャリーオーバーしそうになるので、今回では触れないようにしよう。
川を登っていく途中にも様々な景色の数々があり、見応えは抜群。
川の流れる水の音、風によって揺れる森木の音など、しっかりと聞こえます。
船で登っていくと、小さな船着場が。
ここから5分ほど歩いたところに、もう1つの絶景があります。
それが、この「大猊鼻岩」。
巨大な岩壁に圧倒されるほどのスケールのデカさがあります。
この景色を時間が許す限り堪能してほしいですが、帰りの船の時間もあるため、約20分程しか約20分程しか滞在できません。
大猊鼻岩まで徒歩3分くらいの距離があるので、時間には注意しましょう。
猊鼻渓の現地情報について
現地の滞在時間 | 約4時間(食事あり) |
現地周辺の食事場所 | あり |
現地周辺のバスルート | あり |
まずは、現地の滞在時間について。
猊鼻渓の船下りに参加すると、1時間30分は間違いなくかかるので、2時間確保するのがオススメ。
ちなみに自分はお金と時間の問題があり、かなり迷って乗船したのを覚えています。
そのせいで、滞在時間が4時間となりました。
予定通り行けば、3時間もあれば充分に散策出来るので、ご安心を。
次に、食事場所について。
猊鼻渓近くにも食事する場所はありますが、もう少し離れればコンビニがあります。
旅の予算に合わせて、食事を済ませられるのは魅力的ですね。
最後に、バスルートについて。
今回では幽玄洞の帰り道で寄ったというルートに。
最終的には、猊鼻渓近くに「平泉駅」行きのバスがあったので、利便性によりこちらを使いました。
ただし、このルートは期間限定。
もし乗れなかった場合は、他のルートを検討する必要があります。
今回試したルートは?
・全体図
・拡大図
時間 | 行き ・バス 45分(一ノ関駅〜幽玄洞入口) ・徒歩 10分(幽玄洞入口〜幽玄洞) 幽玄洞 〜約1時間〜 ・徒歩 10分(幽玄洞〜幽玄洞入口) ・バス 5分(幽玄洞入口〜猊鼻渓) ・徒歩 5分(猊鼻渓〜猊鼻渓船下り) 合計(移動のみ) 1時間15分 帰り ・徒歩 5分(猊鼻渓船下り〜げいび渓) ・バス 30分(げいび渓〜平泉駅) 合計 35分 |
金額 | 行き ・バス 630円(一ノ関駅〜幽玄洞入口) ・徒歩 0円(幽玄洞入口〜幽玄洞) 幽玄洞 (大人1100円) ・徒歩 0円(幽玄洞〜幽玄洞入口) ・バス 150円(幽玄洞入口〜猊鼻渓) ・徒歩 0円(猊鼻渓〜猊鼻渓船下り) 合計(移動のみ) 780円 帰り ・徒歩 0円(猊鼻渓船下り〜げいび渓) ・バス 700円(げいび渓〜平泉駅) 合計 700円 |
今回試したルートは、一ノ関からバスで幽玄洞と猊鼻渓を楽しむルート。
幽玄洞までの時間と金額については、こちらの記事にて詳しく書いてます。
ぜひ、参考にしてください。
まず、時間について。
一ノ関駅から約1時間で、幽玄洞や猊鼻渓の近くまで行けます。
そして、幽玄洞から猊鼻渓までの区間は、バスで5分とかなり近い距離です。
徒歩で行くと30分となるので、節約したい人は徒歩で行っても良いかも。
最後に金額について。
以前紹介した記事にも書いていますが、往復すると1330円とちょっと高め。
これは、一ノ関駅や平泉駅へとバスを使って帰っても同様の結果になります。
なので、「一ノ関ワンデーバスパスポート」を購入して、予算を抑えることをオススメします。
バス車内では買えないので、予め一ノ関駅のバスターミナル近くにある、窓口で購入することになります。
このルートを使う前に、事前に購入することをオススメします。
今回のルートの魅力は?
①バスの本数がある
②各スポットでの最寄りバス停が分かりやすい
③猊鼻渓から帰るルートが多彩
今回の1番の魅力は、各スポットでの最寄りバス停が分かりやすいこと。
バス移動で次から次へと行く際に、最寄りのバス停が分かりやすいのは助かります。
ぜひ、参考にしてください。
バスの本数がある
一ノ関駅からバスの本数があるのはもちろん、幽玄洞から猊鼻渓までのバスルートにも本数があります。
なので、先に猊鼻渓を楽しむことも出来れば、先に幽玄洞も行くことが出来ます。
この辺は個人の好みで動いてもらえれば。
各スポットでの最寄りバス停が分かりやすい
正直、降りるバス停が分かりやすいのが1番。
猊鼻渓では「猊鼻渓」で、幽玄洞では「幽玄洞入口」でと非常に分かりやすいです。
また、バス停から遠いということもないので、アクセスは非常に良いです。
折角降りたのにめちゃくちゃ歩くといった旅人あるあるはないので、ご安心を。
猊鼻渓から帰るルートが多彩
これが意外な魅力でした。
猊鼻渓のレストランの近くには、平泉駅行きのバスルートがあります。
そして、もう少し歩けば一ノ関駅行きのバスがあり、両方のバスに乗れなかった場合は15分ほど歩けば駅がある。
ええ、非常に帰る手段が沢山あります。
帰る手段が無いと言った、最悪のケースが防げますね。
今回のルートの注意点
①一ノ関駅でのバス乗り場に注意
②平泉駅行きのバスは期間限定ルート
今回の注意点は、一ノ関駅でのバス乗り場について。
ここだけ抑えれば、幽玄洞や猊鼻渓などの旅がしっかりと始められます。
ぜひ、参考にしてください。
一ノ関駅でのバス乗り場に注意
一ノ関バスターミナルは、ただでさえ広い。
乗り場を間違えてしまうと違う方向に行ってしまうと言った、とんでもないことに。
今回使用するのは7番乗り場で、行き先は摺沢(すりさわ)になります。
バス停の位置もバスターミナルの真ん中側にあるので、時間に余裕を持ってバス停の位置に確認を。
平泉駅行きのバスルートは期間限定
今回、帰りのルートで使ったバスルートは期間限定ルートなので、使うときは注意が必要。
期間としては、4月〜11月までの期間限定ルート。
また、毎週火曜と水曜日は運休と、なかなか癖が強いルートとなっています。
もし使えなかった場合は、一ノ関駅へと行くバスルートか、駅まで戻って電車で帰る手段を選択しましょう。
最後に
如何でしょうか。
ここでは猊鼻渓だけ楽しめるのはもちろん、他の場所も合わせて楽しむことが出来ます。
ぜひ1日という時間を有意義に使ってもらえれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。