※2020年10月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
今回紹介する場所は、京都府と滋賀県の県境にある滋賀県の延暦寺を紹介します。
目次
滋賀県の延暦寺とは?
延暦寺(えんりゃくじ、正字: 延曆寺)は、滋賀県大津市坂本本町にあり、標高848mの比叡山全域を境内とする寺院。
比叡山、または叡山(えいざん)と呼ばれることが多い。
平安京(京都)の北にあったので南都の興福寺と対に北嶺(ほくれい)とも称された。
平安時代初期の僧・最澄(767年 - 822年)により開かれた日本天台宗の本山寺院である。
1994年には、古都京都の文化財の一部として、(1200年の歴史と伝統が世界に高い評価を受け)ユネスコ世界文化遺産にも登録された。寺紋は天台宗菊輪宝。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さて、延暦寺と聞くと「そこってどこなの」という意見があるかと。
正直な話、私もどこなんだろう?と思いました。
調べると京都府なの?滋賀県なの?と分かりづらい場所にありましたね。
その場所を見て「あっ、この場所面白いな!」って感じたので、見に行ったという感じですね。
まさに直感で行ったという感じになります。
そして先ほどの写真でも映っていましたが、行く時期が悪かったのか目的の本堂が工事中だったという話。
今回は紅葉を見に来たという意味合いにして楽しみましたね。
なにより私が見たかったのがこの建物。
これは「にない堂」といい、弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったとの言い伝えから「にない堂」と言われているみたいですね。
この建物の写真を見て「これが見たい!」という感情が生まれてしまったから、この場所に行ったというもあるのかもしれませんね。
延暦寺への行き方は?
まあ山奥ですよ。
それでも東西にはロープウェイ、北南にはドライブウェイと交通のアクセスは良さそうに見えますね。
まあ世界遺産っていうくらいですから、この辺はアクセスを良くしていると思いたい。
そうなると行き方は沢山あります。
一つ一つしっかりと見ていきましょう。
出柳町駅から電車とロープウェイで行くルート
まあとりあえずこのルート、乗り換えが多い。
なので、延暦寺行くだけなら、このルートは止めておいた方が良いかと。
電車の乗車賃+ロープウェイ代、頂上からのバス運賃もあるので、かなりお金がかかります。
しかし、このルートは魅力はその乗り換えポイントにあるのです。
まず最初の乗り換えポイントで見える景色はこちら。
最初の電車からロープウェイの乗り換えにはこんな景色があるのです。
季節によって見える景色が変わりますが、秋の季節に行くとこのような景色に出会えます。
なので、こういった途中の景色もゆっくりと味わいたい!という方にはおススメします。
ただし先ほどにも紹介しましたが、色んな交通機関を使う分、料金が高くなります。
事前にお得切符を購入して、抑えられる予算は抑えて行きましょう。
このルートの場合は電車やロープウェイ、山頂でのバス移動が全て入っている「比叡山・延暦寺散策チケット」を購入しましょう。
この切符を使えば、この紹介したルートを何度でも途中下車しても問題ない切符になるので、是非購入してほしいです。
また名前にも入っているとおり、延暦寺の参拝チケットも含んだ金額が3400円になります。
なので、定価で行かないようにして欲しいほど、購入を推奨するお得切符に。
こちらのお得切符は駅の窓口はもちろん、WEBからも事前に購入する事が出来ます。
是非調べてみてください。
京都駅からバスで行くルート
京都駅からとにかく直接延暦寺に行きたい!っていう方は、このルートをおススメしたい。
バスの本数は午前中に6本、片道料金は770円とかなり良心的です。
私自身もこのルートを当日に使う予定でしたが、「途中の景色をどうしても見たい」という想いがありましたので、このルートを使わなかったという感じに。
後は、このルートを使う時の注意点。
先ほど紹介していますが、延暦寺には色んなタイプのお得切符が沢山あります。
この場合は比叡山山頂のシャトルバスの料金が気になる所なので、事前に山頂バスの周回切符を購入することをおススメします。
「比叡山内シャトルバス一日フリー乗車券」という切符が1000円で購入できます。
なので、是非購入を推奨します。
購入する窓口は京都駅内であれば総合案内所で購入出来ます。
是非購入して現地での移動をスムーズにしましょう!
大津方面から電車とロープウェイで行くルート
滋賀方面から行く方であれば、間違いなくこのルートをおススメします。
このルートの魅力は、ロープウェイを使ってすぐに延暦寺へ到着するのがメリット。
これが一番大きい。
料金もそこまでかかる事もなく行けますが、この方面にも「坂本周遊バス・ケーブル一日乗車券」というお得切符があります。
是非事前に購入して行かれる事を推奨します。
但し、このチケットには山頂のシャトルバス料金が含まれていません。
なので、他の所も巡りたいという方は「比叡山内シャトルバス一日フリー乗車券」という切符が1000円で購入できますので、そちらを購入して行きましょう。
車で行くルート
車で行くならこのルートかなと。
滋賀方面から行くなら、このルートで行けば問題ありません。
但し、この比叡山ドライブウェイは有料なので事前にお金を用意しておきましょう。
さらには「ETCも使えない」というポイントもあり、ほとんどの方がつまづいているようで。
なので現金を用意して行きましょう。
後は駐車場の問題。
有名な観光地ですので、そこは問題ありませんでした。
延暦寺の近くに沢山駐車場があります。
なので、問題なく止められるかと。
ただ毎年恒例なのですが紅葉のシーズンだとかなり混雑します。
駐車場に辿り着くまでに時間がかかってしまうという事態になる可能性が。
なので、時間に余裕をもっていきましょう。
私がおススメするルート
今回私がおススメするルートはこちら!
出柳町駅から電車とロープウェイで行くルート
です。
では早速、以下の表を見ながら解説して行きましょう。
出柳町駅から電車とロープウェイで行くルート | 京都駅からバスで行くルート | 大津方面からバスとロープウェイで行くルート | 車で行くルート | |
交通費 | 1170円 | 790円 | 1080円 | 860円 |
移動時間 | 30分 | 1時間15分 | 15分 | 20分 |
交通便の良さ | △ | 〇 | △ | ‐ |
本数 | 1時間に3~4本 | 往復含めて11本 | 30分に1本 | ‐ |
お得切符が無い状態で表を作成しています。
まあこの表で見てしまうとアレなのですが、私自身が一番高いプランで行ってしまっているのが分かってしまいますよね。
正直な話、何を目的にするかよっておススメするルートが変わります。
今回は紅葉の季節かつ、道中の景色を楽しめルートでという選択になります。
そういった点が考えると、お得切符を購入して道中の景色を楽しむルートは「出柳町駅から電車とロープウェイで行くルート」になりますね。
各ルートの紹介でもお伝えしていますが、そのまま真っ直ぐに延暦寺に行きたい!という話であれば、「京都駅からバスで行くルート」を強くおススメします。
このルートが一番楽に行けますので。
もちろん、「車で行くルート」も同じ考えです。
また比叡山内も回るのもいいけど、降りた後も寺巡りしたい!という方は「大津方面からバスとロープウェイで行くルート」をおススメします。
私自身も帰り道でリサーチする予定だったのですが、京都でどうしても見たいものがありましたので。
最後に
如何でしょうか。
中々県境に観光地があるのも面白いと思いませんか。
そしてそこには日本が誇る世界遺産があります。
世界に誇れる日本の観光地を是非体感しに行ってください。
では今回もありがとうございました!
良い旅路を。