※2022年10月時点の情報
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、スペインのアルカサルへの行き方。
セゴビアと呼ばれる街の奥に、どっしりと大きな城が構えられている絶景スポット。
そんな場所へと、今回は「バリャドリード駅から電車とバスで行くルート」を紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
スペインのアルカサルとは?
セゴビアのアルカサル(Alcázar de Segovia)はスペイン、カスティーリャ・イ・レオン州のセゴビアにあるアルカサル(Alcázarはスペイン語で「城」でアラビア語のal qasr(ar:القصرに由来)で、「セゴビア旧市街と水道橋」の一部としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
またここはディズニー映画『白雪姫』の白雪姫城のモデルとしても知られている。
2012年、トリップアドバイザーの企画「バケットリスト」の「世界の名城25選」に選ばれた。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(セゴビアのアルカサル)
セゴビアには数多くの歴史的建造物がありますが、その中でもビックスケールな絶景スポットがこのアルカサル。
中心部から離れた場所にあり、辿り着いた瞬間、息を呑むほどの壮大な雰囲気と景色が広がること間違いなし。
入場チケットを購入し、アルカサルへと入場。
1番最初に広がる広場から、昔の雰囲気が思い返せるような景色が広がります。
広場から城内へ。
王族がいたということもあり、高価な物や壁などがそこら中に。
この部屋に入るだけで豪勢な雰囲気を味わうことが出来ます。
他にも当時の兵隊が使用していた鎧や武器も展示されており、見応えは抜群。
ただし、手を触れることは出来ないので注意を。
見どころは城内だけではありません。
城外のテラスにも出ることができ、場外からの景色を楽しむことが出来ます。
数々の景色が広がる城外の景色ですが、その中でも北側に広がる荒地と小さな街並みの景色が1番のお気に入り。
正直な話、この景色を見ながら飯を食えるほどの絶景。
それほど味わうのある景色が沢山広がります。
さて、今回の絶景ポイントですが。
アルカサルから小さな村側へと歩き、小さな公園があります。
この公園から見えるアルカサルが、私が思う1番の絶景ポイント。
公園に広がる森林とアルカサルの全貌が、別世界を誘うような雰囲気を出してくれます。
アルカサル以外にもまだまだ絶景スポットが沢山あります。
ほとんどのスポットがセゴビア旧市街にあり、帰り道に立ち寄ることが出来ます。
ぜひ、時間が許す限り隅から隅までセゴビアの魅力に触れてほしい。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・電車 30分(バリャドリード駅〜セゴビア駅) 乗り換え 5分 ・バス 20分(セゴビア駅前〜Acueducto 3) ・徒歩 20分(Acueducto 3~アルカサル) 合計 1時間15分 |
金額 | 片道 ・電車 20.50€(バリャドリード駅〜セゴビア駅) ・バス 2€(セゴビア駅前〜Acueducto 3) ・徒歩 0€(Acueducto 3~アルカサル) 合計 22.50€(約3330円) |
試したルートは、「バリャドリードから電車とバスで行くルート」。
バリャドリードから電車とバスで、約1時間15分で行けるルートを紹介します。
まず、移動時間について。
最初の電車での移動時間は、30分。
スペインの首都「マドリード」へと行くこの電車ルートは、日本の新幹線と同じくらいのスピードで移動します。
気づいたらあっという間にセゴビア駅へと到着してしまいます。
セゴビア駅周辺には何もない荒野が広がっていますが、セゴビア駅内はとても近代的。
かなり清潔にされており、喫茶店も綺麗にされていました。
なので、電車やバス待ちの時間が有意義に過ごすことが出来ます。
次に、バスルートの話になりますが。
駅からセゴビア旧市街まで結構な距離があり、バスを使わないとかなりロスするほど。
なので、駅前から出ているバスルートは絶対に乗るようにしましょう。
また、バスの本数も1時間に1〜2本と多く、アクセスは問題なし。
なので、電車からバスへの乗り換えを間違いなく出来るようにしておくとベストかも。
終点までバスで移動して降りれば、目の前には世界遺産に登録された旧市街の街並みが広がります。
目的の「アルカサル」はここから徒歩20分。
旧市街の街並みを楽しみながら、セゴビアの旅を楽しみましょう。
次に、金額について。
まず、電車ルートだけで片道20.50€(約2940円)。
今までサラマンカ、アビラのルートを紹介してきましたが、今回のルートが1番高価でしたね。
まあ、こちらのルートはスペインの首都「マドリード」を結ぶ主要ルート。
なので、ここはしっかりとお金を取られても理解ができますが。
また、乗車券のチェックはホームにて行われます。
その際、荷物検査やパスポートチェック、身体検査などしっかりとやられます。
なので、乗車時間にはゆとりをもって行くことをオススメします。
バスルートは2€(約290円)。
日本の市内バスよりちょっと高いですね。
まあセゴビア駅から中心地までは、20分ほどかけて移動するほどの距離。
なので、ここは仕方ないかと。
また、バス停近くには乗車券の販売は無いので、乗車時に現金で払うことになります。
なので、小銭を多く持っておくことをオススメします。
今回のルートの魅力は?
①バリャドリード駅でのアクセスが良い
②電車の本数が1時間に1~2本と多い
③電車の座席が快適で座りやすい
④電車から見える景色が絶景
⑤セゴビア駅を降りてすぐにバスルートがある
⑥バスルートの本数が1時間1~2本と多い
⑦アルカサルまでの徒歩ルートの景色が絶景
今回の魅力は7つ。
電車、バスルートともに魅力が多いルートとなっています。
ぜひ、参考にしてください。
バリャドリード駅でのアクセスが良い
バリャドリード駅では色んな方面から電車が入ってきます。
そうなってしまうと、乗る電車が分かりづらい点が発生しますよね。
ですが、今回使用した乗り場は駅のホームに出てすぐ。
乗車券を購入してホームに出るだけで、目的の列車が分かりやすいという利点があります。
電車の本数が1時間に1~2本と多い
曜日によっては本数が減ったり増えたりしますが。
それでも流石はマドリード行きの主要路線。
抜群の本数を誇っています。
ただし、11時30分発を乗り過ごすと、次の列車までの時間が3時間後となるので注意を。
電車の座席が快適で座りやすい
バリャドリード〜セゴビア間の席は、日本の新幹線と同じくらいの快適さが。
写真を撮るのを忘れており、座席の状態をお伝えすることが出来ませんが…流石は主要路線だなと思う座席でした。
電車から見える景色が絶景
出発地であるバリャドリードを離れれば、一面荒野地帯が広がります。
たまに小さな村のような集落もあるので、スペインの隠れた景色を見つけたような気分になれます。
セゴビア駅を降りてすぐにバスルートがある
セゴビア駅のホームはとても広く、東京駅と同じくらいの長さがあるんじゃないかと思うほどの広さを誇ります。
そんな広さを感じるセゴビア駅ですが、改札を出て外に出てしまえば…
入口出てすぐにバスルートが。
これほど分かりやすいアクセスの良さは無いでしょう。
バスルートの本数が1時間1~2本と多い
ちょっと見づらい箇所がありますが。
セゴビア駅からセゴビア旧市街までのバスルートの本数は、1時間に1~2本と非常にアクセスが整っています。
土日になったとしても1時間に1本はあるので、とても使いやすいバスルートとなっています。
アルカサルまでの徒歩ルートの景色が絶景
バス降りてからアルカサルまで20分ほど歩きますが、ここからの絶景の数々は是非とも堪能してほしい。
まずセゴビア旧市街の名所、水道橋。
セゴビア旧市街の街並み。
そして、ちょろっと紹介した大聖堂。
この絶景の数々は徒歩ルートでしか味わえないので、ぜひ歩きながらセゴビアを味わってほしい。
今回のルートの注意点は?
①バリャドリード駅での乗車券購入は窓口で!
②バリャドリード駅での乗る電車に注意
③セゴビア駅からの乗るバスに注意
今回の注意点は、3つ。
電車ルートとバス乗り換えで注意してほしい点があります。
ぜひ、参考にしてください。
バリャドリード駅での乗車券購入は窓口で!
券売機でも乗車券の購入は出来ますが、クレジット決済が上手くいかない時が。
なのでここでは、窓口購入をオススメします。
窓口で「出発時刻」と「降車駅」を伝えて、乗車券を購入するようにしましょう。
また、乗車券購入時にパスポートをチェックされます。
こちらもすぐに出せるように準備しておきましょう。
バリャドリード駅での乗る電車に注意
今回使用する電車ルートは、マドリードで降りるわけではありません。
なので、行き先だけを確認していると、セゴビア駅に降りれずに確実に詰みます。
なので、発見された乗車券に記載されている「列車番号」をしっかりと確認しておきましょう。
出発時刻で列車を探すのもオススメしますが、スペイン国内の電車はよく遅延します。
なので、あまり参考にはならないので注意を。
また、乗車する際に荷物チェックやパスポートチェックがあるので、時間には余裕を持つことをお勧めします。
団体などがいると長蛇の列が出来やすく、すぐに乗車が出来ません。
なので、早めの乗車をオススメします。
セゴビア駅からの乗るバスに注意
セゴビア駅前にバスルートがあるものの、色んな路線が運用しているので、乗るバスを間違えてしまうとセゴビア旧市街へと辿り着けなくなります。
今回使用するバスルートは11番。
複数あると言っても、2つのバスルートしかないので間違えないと思いますが。
それでも、しっかりと行き先とバスルートの番号だけは間違えないようにしましょう。
最後に
如何でしょうか。
セゴビアが誇る名城「アルカサル」への行き方を紹介しました。
セゴビア旧市街まで辿り着くのに一苦労かかってしまうのが、今回紹介したルート。
ですが、ポイントさえ抑えれば誰でも行ける絶景スポットとなっています。
ぜひ、セゴビア旅行での参考になれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。