![湯沢駅からバス1本で行ける大噴湯。秋田県の小安峡への行き方。](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7878-scaled.jpg)
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7889-1024x681.jpg)
※2021年9月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介する場所は、秋田県の南西部にある温泉郷に潜む峡谷、小安峡。
外から見ると、橋の下から湯煙が出ている場所となっているので、初見の人はびっくりするかも。
そんな湯煙のある不思議な光景へと、どうやって行くか。
今回では、秋田県湯沢市からバス一本で行けるルートを試してみました。
ぜひ、参考にしてください。
目次
秋田県の小安峡とは?
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7915-1024x681.jpg)
小安峡(おやすきょう)は、秋田県湯沢市にある雄物川支流、皆瀬川上流にある峡谷。
全長約8kmで、栗駒国定公園に含まれる。
ゆざわジオパークのジオサイトに認定されている。
上流すぐの位置には小安峡温泉があるため、観光地としても人気が高い。
比高50 mの間に不動滝、薬師滝など大小無数の滝がある。
また、絶壁の岩間から、98度にも達する蒸気が噴出する大噴湯で知られ、同峡谷のハイライトにもなっている
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川から湯気が出る光景は沢山見てきましたが、川沿いの岩壁から湯気が出る光景に珍しかった。
湯気の量としては少なかったですが、それでも目を疑うような景色が目の前にありました。
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7854-1024x681.jpg)
また、この景色を見るためには、この階段をひたすら降りていく形に。
この後の注意点にも書きますが、段数としても傾斜としても、かなり数と傾きが。
降りるときには、足元に注意する必要があります。
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7895-1024x681.jpg)
いよいよ本命の小安峡の川沿いまで降りると、岩壁から湯気が出る場所に。
体感的には少しぬるめの感じですが、メガネやカメラのレンズが曇るほどの熱気。
寒い時期に行くと、暖を取れそうですね。
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7930-1024x681.jpg)
また、小安峡の湯気が溢れる景色は、川沿いまで降りないと見れないわけではありません。
小安峡にかかる橋、「河原湯橋」から覗いても湯煙は見えます。
小安峡までの階段がきつい人は、河原湯橋から見るのをオススメします。
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7933-1024x681.jpg)
そして、ここは小安峡だけではありません。
小安温泉の総合案内所から、南の方へと階段で降りると、「不動滝」と呼ばれる滝の景色が。
小安峡から、徒歩10分程度の距離にある滝、時間に余裕があればぜひ。
小安峡の現地情報
現地の滞在目安時間 | 約1時間30分(食事なし) |
現地周辺の食事場所 | あり(定食屋と喫茶店があるのみ) |
現地周辺のバスルート | あり(今回試したルートに詳細を記載) |
さて、地図を確認してみましょう。
場所としては、秋田県の南東の山奥。
岩手県と宮城県の県境が、目の前に見える位置にあります。
現地の食事場所としては、定食屋があるくらい。
他にもレストランらしき建物がありましたが、ほぼ休業状態でした。
現地の観光案内所にも確認しましたが、食事を済ませられる場所は、定食屋以外には無いという情報が。
また、軽食程度であれば、観光案内所から橋を渡って南へと向かったところに、小さなお店があるくらいだとか。
座って食べられるスペースはありませんでしたが、軽食程度であれば問題ないかと。
小安峡までのバスルートについては、今回の試したルートにて、詳細を詳しく書いてます。
当時の旅では、午前中に移動してしまい、15時まで帰りのバスがないというミスをやってしまいました。
次に行く人がそんなことにならないよう、行く前の参考になれば。
今回試したルートは?
・バスルート
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1056-1024x681.jpg)
・徒歩ルート
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1059-1024x682.jpg)
時間 | 片道 約1時間(湯沢駅前〜小安温泉) |
金額 | 片道 1140円 |
では、今回試したルートを見てみましょう。
今回試したルートは、「湯沢駅からバスで行くルート」
バスの乗車時間は片道1時間と、駅から約30kmほど離れた場所へと移動します。
30kmという長い距離なので、バスの運賃も1140円と高額に。
お得切符などはないかなと探してみましたが、特にありませんでした。
なので、今回は定価で行くしかないかと。
現地では入場料金は無く、このルートでかかるのはバスの往復代のみ。
なので、2500円程度を予算にすれば問題ないかと。
このルートの魅力は?
・バスルート
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1056-2-1024x681.jpg)
・徒歩ルート
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1059-2-1024x682.jpg)
このルートの魅力は、バス一本で行けるのが一番の魅力。
1日4本と本数が少ないのは痛手ですが、午後のバスを使えば、2時間に1本と本数が多くなります。
この本数については、注意点に書いてます。
次の魅力としては、小安峡周辺にバス停が多いこと。
小安峡周辺にはバス停が多く、小安温泉でも降りることもでき、小安峡への入口付近で降りることも。
旅の予定に合わせた動きができるのも、魅力の一つかと。
小安峡付近までバス一本で行ける
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_3700-1024x768.jpg)
このルートの一番の魅力は、バス一本で小安峡付近まで行けること。
乗車時間が1時間とかかるのと、バスの本数が少ないのは、かなり痛いですが。
それでも、現地近くまで乗り換えなしで行けるのは、一番の魅力になるかと。
小安峡周辺にバス停が多い
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1061-1024x682.jpg)
降りるバス停が多いのも、魅力の一つですね。
小安温泉や小安温泉総合案内所の足湯を楽しみたい人は、「小安温泉」で降りて行くのもありかと。
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_3702-1024x768.jpg)
また、小安峡だけを楽しみたいという方は、「とことん山」で降りるのがオススメ。
小安峡へと入る入口が近いのは、「とことん山」か「川原湯」の2つのバス停。
どちらの入口からでも入れますし、足場もしっかりと舗装されていました。
ですが、道幅が広かったのは、「とことん山」から入るルート。
なので、降りるルートとしては、「とことん山」のバス停近くの入口から、入ることをオススメします。
このルートの注意点
・バスルート
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1056-3-1024x681.jpg)
・徒歩ルート
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1059-3-1024x682.jpg)
このルートの注意点は、駅からバスの行き先に注意すること。
バスの本数が多いと勘違いする時刻表になってますが、小安峡へと行くバスは1日4本しか無いので注意。
そして現地での注意点は、小安峡での散策ルートに注意。
特に、小安峡の入口から入ってすぐの階段が、結構な傾斜がありました。
現地での散策には、注意して散策してください。
バスの行き先に注意
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_3695-1024x768.jpg)
まず、一番に注意して欲しい点はこちら。
これは、後で紹介するバスの本数にも直結する話。
バスの行き先は2種類あるので、このうちの「小安温泉」行きに乗りましょう。
もう一方の「皆瀬庁舎行き」に乗ってしまうと、小安温泉までは辿り着かなくなります。
乗る前には、バスの行き先に注意しましょう。
バスの本数に注意
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_3692-1024x768.jpg)
そして次に注意して欲しいのは、バスの本数。
時刻表を見るだけだと、本数が多いように見えますが。
今回の場合は、「小安温泉」まで行くルートになるので、必然的に本数が減ります。
そして、時刻表をさらに見てみると、午前に1本、午後に3本と極端な本数に。
ここで、午前8時台のバスに乗ってしまうと、小安峡からの帰りのバスが、15時まで無いという状況になってしまいます。
2時間もあれば、撮るのも散策するのも充分な時間。
午前中に行ってしまうと、時間が余ってしまいます。
なので、小安峡へと行くタイミングとして、昼一の13時台のバスに乗ることをオススメします。
現地周辺には、休憩する場所やレストランはありましたが、そこまで長く滞在できるほどではありません。
ぜひ、13時台のバスで行くことをオススメします。
小安峡への散策ルートに注意。
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_3707-1024x768.jpg)
今回試したルートにチラッと書きましたが。
だいぶ舗装されているとはいえ、傾斜のある階段。
手すりがついているのと、道幅があるので、問題なく散策できそうですが。
それでも傾斜がある道です。
足元に注意して進みましょう。
最後に
![秋田県 小安峡](https://tarovel.com/wp-content/uploads/2022/01/IMGP7929-1024x681.jpg)
如何でしょうか。
観光地としてはかなりの知名度を誇る、小安峡。
バスルートは1日4本とかなりの少なさになり、旅のプランに合わせた行動が必須となります。
ぜひ、行く前には時刻表を確認してから、行くことをオススメします。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。
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