※2021年8月時点の情報です。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは船でしか行くことが出来ない温泉宿、「大牧温泉」
場所としては富山県の南西に位置し、遠く離れた場所には駅があります。
ですが、この駅から温泉まで、どうやって行けば良いのか。
今回は、この「大牧温泉」まで、バスを使ったルートを紹介します。
目次
富山県の大牧温泉とは?
大牧温泉(おおまきおんせん)は、富山県南砺市(旧国越中国)にある温泉である。
庄川の上流にある小牧ダム湖岸に貼りつくかのように、一軒宿の「大牧温泉観光旅館」が存在する。交通手段が船のみであることから、正面玄関なども船着場側に存在する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そう、引用元にも記載されてますが、この「大牧温泉」へと行く手段が「船のみ」となります。
本数も1日4本と少ないこともあり、この船の本数に合わせた予定を組む必要性が。
また、この大牧温泉は、宿泊者のみ下船が可能です。
なので、見るだけの人は遊覧船の上から見るという感じになります。
この景色は、大牧温泉の港に着く前に、先に進んでくれてこの景色を見せてくれます。
なので、宿泊しなくても見れますので、ご安心ください。
この船が見せてくれる景色はこれだけではありません。
船から見える2つの大きな赤い橋や、古く残った橋など見どころは沢山。
ぜひ、大牧温泉まで行く船旅の隅々まで楽しんで欲しいです。
大牧温泉への行き方は?
見事までの山奥。
この山奥までどうやって行けば良いのか、という話になりますよね。
まず、この大牧温泉までは船があるという情報がありました。
なので、この遊覧船の出発地点を探します。
すると、「庄川峡遊覧船」の船着き場が見えました。
この遊覧船の近くに、バス停があるかどうか調べてみました。
結果、「小牧」という名前のバス停を発見。
では、この「小牧」のバス停時刻表を確認してみましょう。
アップの写真はありませんでしたが、1日4本と本数が極端に少ないです。
なので、少しの遅れが旅の時間を大きく使ってしまいます。
このバスの本数を確認したら、次は遊覧船の本数と時刻を確認しましょう。
この通り、遊覧船の本数も少ない。
そして、川の上の大牧温泉の景色を撮りたいのなら、「大牧温泉コース」に乗りましょう。
ちなみに、この遊覧船の運賃は、往復で2800円。
まあ希少ルートでもありますから、この金額は仕方ないかと。
では、この「大牧温泉コース」の本数の時間が確認出来ました。
次はバスの時間と照らし合わせてみました。
そうすると、午前中に回りたいなら、10時15分着のバスに乗らなければいけない。
ちなみに、このバスの本数、大牧温泉からの帰り客に合わせた時刻表になっています。
なので、遊覧船の時間を確認せずに、上の写真の「小牧ダム」を見に行ってしまうと、次の船が14時30分となり、帰りの時刻が15時50分となってしまいます。
これは私自身が失敗したケースになるので、次行く方は決してこんなミスはしないようにしてください。
もし、小牧ダムも行く場合は、先に遊覧船を楽しんでから、小牧ダムに行きましょう。
では、どのようなルートが行きやすいのか。
今回私が試したのは、「高岡駅からバス一本で行くルート」。
他にも、「砺波からバスで行くルート」も試しました。
ですが、これから行く人にすんなり行けるようになってほしい。
なので、今回は「高岡駅からバス一本で行くルート」を紹介します。
このルートのメリットは?
さて、このルートにはどんなメリットがあるでしょうか。
早速見ていきましょう。
富山の中心地から乗り換え一本で行ける。
一番の魅力はここ。
先ほどちらっと触れた「砺波からバスで行くルート」は、高岡駅から乗り換えて砺波駅で降りて、バスに乗り換えるというルート。
流石に2回も乗り換えしてしまうと、何番線に乗ればいいのか、バス乗り場はどこにあるのかなどの手間が発生するので、ここは乗り換えが1回で済むルートを選んだ方がいいかと。
駅の南口からバス乗り場まですぐそば。
これも大きい点なんですよね。
南口に降りて左手の方に、バス乗り場がすぐ見えます。
乗り場の数は3つですが、奥のバス停は高速バスなので、手前の2つのどちらか。
今回の場合は、「1番乗り場」に向かい、バスの行先表示が「小牧」になっているバスに乗りましょう。
降りる場所は「小牧」なので、終点まで乗れば間違いないです。
乗り過ごしの心配もありませんね。
このルートの注意点。
さて、このルートを使用するにあたって、幾つか注意点があります。
ぜひ、大牧温泉へと行くまでに見てもらえると嬉しいです。
バスの本数は1日4本!
まず、予定を組む前にこの点を確認してほしい。
概要でも記載した通り、バスの本数は「大牧温泉の船の路線に合わせた路線になっている」という点。
裏を返せば、「小牧行きのバスに乗り、終点まで乗ってしまえば間違いなく乗れる」ということ。
なので、乗ってしまえば「大牧温泉へのフェリー路線」は乗ることが出来ます。
なので、このバスの時刻表に合わせて、高岡駅までの予定を組みましょう。
分かっていたけど運賃が高い。
次に注意する点は、予算面。
高岡駅から小牧まで、バスの運賃は1100円。
往復すると2200円。高いですよね。
ですが、この駅からの距離を見てもらえれば分かるかと。
約25kmと、かなりの距離。
しかも都市部から山奥へと向かう訳ですから、この予算面は仕方ないとしましょう。
ちょっと違った話を。
実はいうと、「砺波駅からバスで行くルート」の方が120円安いんです。
もし「少しでも安くしたい」という方で、旅慣れしている方は、砺波駅まで電車で移動し、砺波駅からバスまで行くルートをおススメします。
その際は、バスの時間を確認するのをお忘れなく。
乗車時間は約2時間
正確に言うと1時間40分ほどだったかな。
富山の中心部から県の端まで行くわけですから、こればかりは仕方ないですよね。
乗り心地ですが、別に乗っていて尻が痛くなることは無かったです。
ただ、とにかく乗車時間が長かったですね。
また、「砺波駅からのバスルート」は帰りに利用してみました。
乗車時間は約1時間、半分バスで残りは電車での乗車時間という感じでしたね。
移動時間の2時間を、全部バスにするか、半分にするかの違いかと。
最後に
如何でしょうか。
富山の南東と言えば「立山霊峰」となりますが、南西には、この「大牧温泉」があります。
日帰りでも楽しめることは楽しめますが、1日がこの「大牧温泉」で終わってしまう可能性大なので、充分に注意して予定を組んでください。
そして、たどり着いて船に乗れた時は、ぜひ屋外デッキに登って大牧温泉までの景色を楽しんでください。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。