標高355mの絶景まで徒歩で登ってみた。秋田県の寒風山へ行き方。
秋田県 寒風山

※2021年9月時点の情報

こんにちは。

世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。

さて、今回紹介する場所は、秋田県の寒風山。

誰が名付けたかは分かりませんが、世界三景にも選ばれたという展望台。

そんな世界三景に選ばれた景色まで、公共交通機関で行ける方法はないのか。

今回は、この寒風山まで、電車と徒歩で行ってみました。

ぜひ、次行かれる方への参考になれば。

秋田県の寒風山とは?

秋田県 寒風山

寒風山(かんぷうざん)とは、秋田県男鹿市にある成層火山。標高355 m。

山頂部は滑落で2つに分かれている。男鹿三山の一つとして数えられる場合もある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

数多くの展望台を登ってきた自分ですが、登った瞬間に別世界が広がり、空気の感じも変わる展望台は初めて。

標高としては、355mと低い山になるのですが、ここまで雰囲気の変わるのは凄いですね。

秋田県 寒風山

登り切った先には、小さなレストランが。

ここでは、食事のメニューが充実しているので、軽食でも色んな形で楽しむことが出来ます。

秋田県 寒風山

車で行けるのは、展望台の麓にある駐車場まで。

駐車場の数としては多かったですが、繁盛期だとすぐ埋まりそうな数でしたね。

秋田県 寒風山

また、駐車場から見える景色も絶景。

車で降りた時に広がる景色も、ゆっくりと味わって欲しいです。

秋田県 寒風山

また、展望台以外の場所でも、秋田の景色を楽しむことが出来ます。

この途中の道のりには、数多くのビュースポットがあります。

ぜひ、皆さん独自のビュースポットを探して欲しいです。

秋田県の寒風山の現地情報

現地の滞在時間約3時間(食事あり)
現地周辺の食事場所あり
・登り切った先と頂上の展望台にレストランがある。
・麓にもレストランあり。
・周辺にはコンビニ無し。
現地周辺のバスルートなし(寒風山入口まであるが、頂上までいくバスルートは無い)

まず、現地の滞在時間について。

食事の時間を30分ほどとって、この滞在時間。

そもそも、少し下にあるレストランから頂上まで、距離と傾斜がありまして。

ざっと、往復で約40分は覚悟するくらいの距離がありました。

もし、下の展望台やレストランに行きたい場合は、往復で1時間確保することをオススメします。

次に、食事する場所について。

現地周辺にはコンビニはありませんが、レストランは各要点にあります。

オススメは登り切った先にある、寒風山食堂。

ちゃんとしたレストランというより、定食屋の雰囲気があって居心地が良かったので、オススメします。

最後に、現地周辺のバスルートについて。

寒風山の入口までは、バスルートがありました。

ですが、入口から寒風山頂上までのバスルートはありません。

なので、公共交通機関のみでいく場合は、最寄り駅の「脇本駅」から歩いて登っていくルートしかないかと。

今回では、歩いて登っていくルートを試しましたが、普通にタクシーを使ってほしいルートです。

次の試したルートに記載しましたので、ぜひ参考に。

今回試したルートは?

・電車ルート

秋田県 寒風山

・徒歩ルート

秋田県 寒風山
時間片道
・電車 約2時間30分(十文字駅〜脇本駅まで)
・徒歩 約1時間30分
合計 約4時間
金額片道
・電車 1980円

今回試したルートは、「電車で脇本駅まで移動し、徒歩で行くパワールート」

正直に言いますが、相当の体力が無い方はこのルートを試さない方がいいです。

脇本駅まで電車の本数があるのは魅力。

ですが、そこからの徒歩ルートが地獄を見ます。

標高355mを緩やかに登るわけではなく、這い上がる感じの坂。

今回で詳しく書いていきますが、悲鳴を上げたくない方は、迷わずタクシーを使いましょう。

このルートの魅力は?

・電車ルート

秋田県 寒風山

・徒歩ルート

秋田県 寒風山

まずは、電車の本数が1時間に1本と本数があること。

電車の本数がなかったら、このルートを使わなかったんじゃないかなと。

そして、そんな大した魅力ではありませんが、寒風山の入口が分かりやすい。

よく入り口を間違えて入ることがあるので、自分としては魅力の一つに。

では、早速紹介していきましょう。

電車の本数がある

秋田県 寒風山

電車の本数が多いのは有り難いですよね。

秋田市内から電車一本で行けるのも魅力にもなりますが、電車の本数があるのは有り難い。

寒風山の入口が分かりやすい

秋田県 寒風山

旅の初心者から見てみると、かなり有り難い。

最寄り駅の脇本駅から北へと歩き、「寒風山ドライブイン」の近くに看板があります。

ここから入って真っ直ぐに進めば、寒風山まで辿り着けます。

坂道がしんどいですが、入口の分かりやすいのも有り難いですね。

このルートの注意点は?

秋田県 寒風山

まずは、寒風山の途中の道から寒風山食堂までの坂道が急すぎること。

当時の自分は本当に苦労しました。

そして、現地情報にも書きましたが。

脇本駅前にバスルートはありますが、寒風山入口までしかないこと。

バスルートあることに奇跡を感じますが、手前で降ろされるので、地獄へと突き落とされます。

注意してください。

寒風山の頂上までのルートがしんどい

秋田県 寒風山

いや、途中までは良いのよ。

途中からこうなるとは思わなかったやん?

なんでこんなふうになるのよ。

という感じに、寒風山の途中のルートから、傾斜が物凄いことに。

標高355mの本気は、この寒風山の途中から味わうことになります。

ですが、この道中は舗装されているので、多少は歩きやすい道。

そこまでハードの道ではありませんでした。

寒風山までのバスルートはない

秋田県 寒風山

寒風山の最寄り駅、脇本駅から出て横にバス停があります。

ですが、このバスは寒風山の入口前のルートを通過するバスになるので注意。

また、脇本駅から寒風山入口まで歩いたとしても、約10分でたどり着きます。

もし、頂上まで楽に行きたいのなら、タクシーを使うか、秋田市内か男鹿市内でレンタカーしていくことをオススメします。

最後に

秋田県 寒風山

如何でしょうか。

まさか秋田県にこれだけの絶景があるとは。

旅中に見つけた時には、完全に絶句していましたね。(いい意味で)

標高だけみるとそこまで高くはないですが、標高だけで判断した結果、道中で痛い目を見ました。

そんな痛い目にあう前に、予備知識として確認してもらえれば嬉しいです。

では旅の道中には気をつけて。

良い旅路を。

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