※2021年11月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは、福島県のあぶくま洞への行き方。
福島県が誇る絶景スポットですが、その道のりはとても険しいものがありました。
今回試したルートは、いわき駅から電車と徒歩で行くルート。
次に行く方にとって、考えを改めさせる情報になれば幸いです。
目次
福島県のあぶくま洞とは?
あぶくま洞は1969年(昭和44年)9月、現在の釜山採石場跡地から発見された。
この地一帯は阿武隈高地と呼ばれる高原地帯であり、中央に位置する大滝根山の西側斜面には仙台平と呼ばれるカルスト台地が広がっている。
したがって古くから石灰岩や大理石の採掘が盛んな土地であった。
あぶくま洞が発見されたのも石灰岩採掘中のことである。
釜山採石場はあぶくま洞発見の年に操業を停止したが、その切羽である石灰岩露頭は現在の駐車場横などに残っている。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(あぶくま洞)
採掘中に偶然見つかったのが、このあぶくま洞。
そこからは探検隊が入り、見学用に改装されて今の形があるとか。
洞内は狭い箇所や、頭上が低い所もありました。
散策には注意したいところ。
最後に辿り着いた景色は、まさに絶景。
あぶくま洞といえばこの景色と言わんばかりの景色が、最後に待っています。
オススメの絶景スポットは、阿武隈神社。
展望台から見えるあぶくま洞はもちろん、それ以外の景色もここから楽しめるスポットとなっています。
あぶくま洞の現地情報は?
現地の滞在時間 | 約3時間(食事あり) |
現地周辺の食事場所 | あり |
現地周辺のバスルート | なし |
滞在時間については、約3時間。
これはあぶくま洞周辺の景色も楽しみつつ、鍾乳洞も楽しんでこの時間。
鍾乳洞だけなら、1時間ちょっとで充分楽しめます。
食事する場所は、あぶくま洞近くにあります。
売店とレストランがあるので、ここで食事を済ませるのもあり。
最後に、バスルートについて。
自分としてもかなり探しましたが、あるのは線路に沿ったバスルートがあるのみ。
駅からはあぶくま洞まではバスはないので、ここは注意が必要なところ。
なので、交通手段としては、徒歩で行くかタクシーで行くかの2択になるかと。
今回試したルートは?
時間 | ・電車 1時間(いわき駅〜神俣駅) ・徒歩 1時間10分(神俣駅〜あぶくま洞) 合計 2時間10分 |
金額 | ・電車 990円(いわき駅〜神俣駅) ・徒歩 0円(神俣駅〜あぶくま洞) 合計 990円 |
今回試したルートは、いわき駅から電車と徒歩で行くルート。
節約旅をしたい人にとっては、必ずといっていいほど使うルート。
時間については、約2時間10分。
電車で1時間、徒歩で1時間10分とバランスが取れたように見えますが、ノーバランスです。
特に、徒歩ルートに関しては1時間はしっかりとかかります。
これだけは頭に入れておいてほしい。
道中はしっかりと舗装された道が続きますが、後半からかなりキツくなります。
体力を前半で使わないように、スタミナ配分を考えて行くことをオススメします。
最後に、金額について。
いわき駅から神俣駅までの片道料金は、990円。
往復しても2000円はかからない金額で行けます。
なので、お得切符系を使用することもなく定価で行っても問題ないかと。
今回のルートの注意点
①電車の行き先、本数に注意
②看板に注意
③あぶくま洞近くの徒歩ルートに注意
魅力より注意点にピックアップしたいところがあったので、注意点のみに。
3つのポイントさえしっかりと抑えることによって、このルートでの負担は大きく変わります。
ぜひ、参考にしてください。
電車の本数に注意
1番右側の時刻表のご覧ください。
朝と夕方は1時間に1本とあるが、昼間には全くといって良いほど電車がありません。
また「小野新町」行きに乗ってしまうと、神俣駅までは行かないので注意。
ここでは「郡山」行きに乗るのがベスト。
ですが、この電車ルートを使ってしまうと電車の本数が必然的に減ります。
結局のところ、1日5本と少なくなってしまいます。
あぶくま洞へと行く場合は、午前中に行って昼過ぎに帰ってくるプランをオススメします。
徒歩ルートの看板に注意
これは、あぶくま洞への徒歩ルートにある看板。
駅からここまで行く道中にも看板がありますが、結構小さい看板。
見逃しがないようにしたいところ。
あぶくま洞近くの急坂道がキツい
体力に自信ない方は、必ずといって良いほど避けるべきルート。
前半まではゆったりとした道が続きますが、あぶくま洞近くになると一気に急斜面になります。
1歩が重く感じるほどの坂道です。
かなりの覚悟をして行くことをオススメします。
最後に
如何でしょうか。
福島県に来たのであれば、外してほしくはない絶景スポット。
ですが、あぶくま洞への道のりは過酷なもの。
充分に注意してから行くことをオススメします。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。