※2021年10月時点の情報
※期間限定かつ事前予約必須ルート
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは、福島県の吾妻小富士。
福島県の北部にある活火山で、火口をぐるっと回れるスポットで有名な観光スポット。
そんな場所へと、今回は「福島駅からバスで行くルート」を試してみました。
ぜひ、参考にしてください。
目次
福島県の吾妻小富士とは?
吾妻小富士(あづまこふじ)は、福島県福島市にある標高1,707mの活火山山。吾妻連峰のひとつ。すり鉢状の大きな火口があり、麓の福島市側から見るとあたかも小型の富士山のように見えることからこの名が付いた。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(吾妻小富士)
標高1000m越えの活火山。
当時は10月末に行ったのもあり、地上との気温差が10度以上あったのを今でも覚えています。
階段を登った先に見える火口はもちろん、見渡す限りの青空が広がるのも魅力的。
周辺には風を遮るような壁はないので、ありのままの自然を受け止めることが出来ます。
オススメの絶景ポイントは、階段登って右へと曲がった場所から見える磐梯吾妻スカイライン。
一時期SNSで話題にもなった、絶景ポイント。
ここで写真を撮らないのはもったいないと思うほどの景色です。
また、時間があれば「浄土平湿原」に行くのもオススメ。
奥まで行くことが無ければ、30分ほどで散策できる範囲です。
山に囲まれた湿原の中を歩くのも、また違った魅力があります。
吾妻小富士の現地情報について
現地の滞在時間 | 約3時間30分(食事あり) |
現地周辺の食事場所 | あり |
現地周辺のバスルート | あり |
まず、現地の滞在時間について。
約3時間とかなり時間をとっていますが、この時間は結構ギリギリでした。
吾妻小富士を回るだけで2時間ほどかかってしまい、残り1時間は浄土平湿原や食事の時間で埋まってしまったからです。
なので、吾妻小富士周辺を回るだけで、約1時間かかると思っておいた方が良いです。
次に、食事場所について。
吾妻小富士の近くにはレストハウスがあり、食事も出来ればお土産も購入できる場所となっています。
食事の面で困ることは一切ありませんので、バスの待ち時間で使うのもアリかと。
最後に、バスルートについて。
昔は吾妻小富士を回れるバスルートはあったみたいですが、このご時世の影響で廃線になったとか。
なので、今回使用したのは、福島交通様のツアーバス。
吾妻小富士はもちろん、温泉地で有名な「土湯温泉」や「高湯温泉」などを途中で寄れるツアーバスとなっています。
このツアーバスは1ヶ月限定のルートで、事前予約制のルートでした。
なので、来年もあるかどうかは不明なルート。
ご時世の影響がかなり強いですが、それでもシーズン中は運行してほしいと、心の底から願うほどのバスルートでした。
今回試したルートは?
時間 | ・バス 1時間30分(福島駅前〜浄土平) 合計 1時間30分 |
金額 | ・バス 1000円(福島駅前〜浄土平) 合計 1000円 |
今回試したルートは、福島駅からバスで行くルート。
今回では、福島交通様のツアーバスを使用して吾妻小富士へと行ったルートになります。
まず、移動した時間について。
1時間30分と少し時間のかかるルート。
ですが、吾妻小富士スカイラインから見える景色は抜群。
前半は山の中を抜けていきますが、後半から楽しめる景色が待っています。
また、今時のツアーバスでは珍しい添乗員さんの存在もあり、旅中は飽きることはありませんでした。
途中トラブルはあったものの、しっかりと対応してくださった添乗員さんには感謝の言葉しかありません。
当時はありがとうございました。
次に、金額について。
今回は日帰りでの旅だったので、1日フリー乗車券を購入。
お値段はなんと1000円。
非常に安いと感じましたね。
他にも2日フリー乗車券、3日フリー乗車券と豊富なラインナップでした。
ちなみにこのフリーパス、途中下車しても問題ない乗車券。
なので、色んな旅のスタイルに合わせた旅を計画することができます。
今回のルートの魅力は?
①吾妻スカイラインの景色をバスから楽しめる
②バス停から徒歩10分で吾妻小富士へと行ける
③運賃が1000円と安い
1番の魅力は、主にバスルート。
意外な魅力が揃ったルートとなっています。
ぜひ、参考にしてください。
吾妻スカイラインの景色をバスから楽しめる
まず、魅力として感じてほしいのはこのポイント。
山を登っていけば行くほど周りの景色が変わり、いつもとは違う景色が広がります。
特に、浄土平へと通じる一直線の道のりはとても見応えがあるので、オススメ。
バス停から徒歩10分で吾妻小富士へと行ける
バス停から徒歩10分で行けるのは大きいですよね。
磐梯吾妻スカイラインを横断するのが危ないポイントでもありますが。
ですが、入口が分かりやすくなっているのは魅力的かと。
そして、なにより火口までの登山道が歩きやすい。
しっかりとした土台で、とても歩きやすい道のりとなっています。
運賃が1000円と安い
今回試したルートでも記載した魅力。
この磐梯吾妻スカイラインを含む土湯温泉や高湯温泉など、途中下車が出来るようなプランで1000円。
これは破格の値段だと、自分は思いましたね。
今回のルートの注意点は?
①バス乗り場に注意
②バスの本数は1日4本
③事前予約制である
今回の注意点は、主に旅の始まりに。
バスに乗ってしまえばしっかりと旅が始められます。
事前に情報をしっかりと確認しましょう。
バス乗り場に注意
ツアーパンフレットにも書いてありますが、バス乗り場は「9番乗り場」
また福島駅の西口がバス乗り場というのもあり、福島駅東口と間違えないようにしたい。
福島駅での東口から西口までのルートは、意外とわかりづらいところがあります。
福島駅から外に出て北に移動した所に連絡通路があるので、見逃さないようにしたい。
バスの本数は1日4本
昔はどれくらいの本数を誇っていたかは知りませんが、本数の少なさには注意を。
今回のツアーで用意されていたのは、4本のみ。
全て出発が午前中のみとなるので、注意が必要なポイントでした。
このツアータイプを使用するのであれば、1番の最初のバスを使って、後は自由に過ごして最終便で戻るというプランが良いかと。
事前予約制である
今回は企画されたバスということもあり、乗車する前日までには予約する必要があります。
当時の自分は、福島交通観光様の福島支店に電話をしました。
参加者名、連絡先、乗車日やフリー乗車券の種類をお伝えして、当日のバスに乗る前に現金と引き換えに乗車するという形でした。
他にも営業所や支店に行く方法がありましたが、どちらにせよ現地での対応が必須となります。
充分に注意をしましょう。
最後に
如何でしょうか。
一時期だけではなく、シーズン中はずっとやってほしいほどのルートでした。
ですが、当時の交通手段ということもあり、現在はどのような交通手段で行けるかは分かりません。
福島駅周辺に来たのであれば、間違いなく行ってほしいと心からお願いするほどのスポット。
ぜひ、福島旅での参考にもなれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。