※2021年8月時点の情報です。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは以前紹介した「白米千枚田」より東にある海岸。
輪島市内から徒歩で行ける「鴨ヶ浦」とは違い、バスではないと行きづらいスポットとなってます。
そんな穴場とも言えるスポットが、「曽々木海岸」です。
景色としては好みが出る場所ですが、ドカンといった絶景ではなく、不思議な感覚を味わえるような景色。
ぜひ参考にしてください。
目次
石川県の曽々木海岸とは?
主に流紋岩からなる岩盤が日本海の荒波によって浸食、無数の奇岩が見られる。主な奇勝として権現岩、窓岩、水門岩などの奇岩、また行者穴と呼ばれる洞門などがある。中でも窓岩は板状の岩の真ん中に窓の如く穴が開いた奇岩で、同公園のシンボル。
窓岩ポケットパークが整備されており、観光拠点にもなっている。冬には曽々木海岸で見られる波の花が奥能登の風物詩となっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上の引用にも書いてありますが、曽々木海岸には岩の真ん中に穴が空いた「窓岩」や、「輪島の穴道」といった場所が。
その沢山のシンボルをまとめて、「曽々木海岸」となります。
今回紹介するのは、この「輪島の穴道」
この海岸全てにおいて、共通のルートで行けることから「曽々木海岸」となりました。
ただ、この景色はちょっと分かりづらい所に。
近くには案内板があったので、分かりやすくなってはいます。
間違っても、隣の廃れたトンネルには入らないようにしてください。
また、トンネルを2つくぐると左には海、右には絶壁と言った景色が目の前に。
本来であればこの先に道があり、散策することが可能ですが、土砂崩れにより道が崩壊。
なので、ここではこの「輪島の穴道」のみを味わうだけとなります。
また、新しい方のトンネルを10分ほど歩いて振り向くと、「垂水の滝」があります。
大規模な滝ではないですが、海岸線にある滝は結構珍しいかと。
垂水の滝の海岸線にある遊歩道から、あの土砂崩れで封鎖された道へと行けます。
ですが先ほど記載したとおり、土砂崩れで道はありません。
なので、「垂水の滝」に行きたい場合は、新しいトンネルから行きましょう。
曽々木海岸への行き方は?
電車の路線もなければ、バスもなさそうな場所。
ですが、よく探してみると1.5kmほど離れた場所にバス停を発見。
この距離だと歩くのもキツイですが、試す価値はあると判断。
なので今回は「輪島市内からバスでいくルート」を試しました。
実はこのルート、以前紹介した「白米千枚田へバスで行くルート」と共通しているところが。
ぜひこちらの記事も合わせて、参考にしてください。
このルートの良いポイントは?
さて、このルートに良いポイントがあるのでしょうか。
早速見てみましょう。
坂道がなく、歩きやすい。
バス停から歩くパターンになるので、坂道だと体力を使ってしまいます。
ですが、この道のりは坂道は無く、ひたすら平坦な道で海沿いを歩けます。
天気が良ければ、日本海の綺麗な青色の海と、青空の下で歩くことができます。
天気が良い時は、目的地に行くまでも楽しめそうですね。
バス停から意外と近い。
バス降りて1.5kmくらいなので、約20分で徒歩で行ける範囲に。
なので、歩いて往復で40分くらいになるので、比較的に行きやすいかと。
ですが、先ほど紹介した「垂水の滝」まで行こうとすると、2kmコースとなり、片道が約30分に。
そうすると、往復で約1時間となるので、バスの時間に間に合わなくなる恐れがあります。
充分に時間に余裕をもって行動しましょう。
このルートの注意点は?
さて、このルートにはとても癖があります。
少しでも間違えれば、旅のプランにも支障が出るほどなので、しっかりと確認してください。
バスの行先と降りる場所に注意。
まず、旅のスタートからの注意点。
バスの行先は「能登町役場前」行きで、降りるバス停は「曽々木口」です。
よくよくバス乗り場の時刻表を見ると、「千枚田・曽々木口経由」と書いてあります。
なので、時刻表をよく見て確認すれば、問題なくバスに乗れるかと。
ちなみに乗るバス停は「3番のりば」です。
1番分かりやすい輪島市の道の駅から、3番のりばにてバスに乗りましょう。
また、このバスルートは、以前紹介した「白米千枚田への行き方」と乗るバスは一緒です。
なので、「白米千枚田への行き方」を参考にすれば、バスを乗る所まではクリアは出来るかと。
バスの本数に注意
実は、このバスの本数問題も「白米千枚田への行き方」と同様に。
1日6本と本数が少なく、乗り遅れれば次のバスまで2時間待ちになるケースが。
曽々木海岸の「輪島の穴道」だけ見に行くだけなら問題ありません。
ですが、この後に予定などを入れていると、旅のプランに支障が出ます。
充分に注意してください。
バスの運賃が高い
片道の運賃が780円となり、往復で1560円とバスの運賃が高くなります。
ただ、距離的にも納得いく運賃なので、ここは仕方ないかと。
もしここまでの運賃を出すのが厳しければ、諦めたほうが良いかもしれません。
最後に
如何でしょうか。
これ以上に東へと進もうとすると、その日には戻って来れなくなる恐れが。
なので、この曽々木海岸が、輪島市内からバスで行ける限界かと。
正直な話、そこまで規模の大きいスポットではありません。
ですが、「白米千枚田」と同じルートにあるという点で、プランに組みやすいところがあるかと。
ぜひ、「白米千枚田」と合わせて、旅のプランを組んでみては如何でしょうか。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。