※2021年10月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは、岩手県の釜石大観音。
釜石市から南東へとバスで移動し、巨大な仏像とそこから見える景色が絶景とも言われる場所。
また、今回では以前の「旧釜石鉱山」からのついで旅。
1日を有意義に使えるルートとなってますので、ぜひ参考にしてください。
目次
岩手県の釜石大観音とは?
釜石大観音(かまいしだいかんのん)は、岩手県釜石市にある鉄筋コンクリート製の大仏(魚籃観音像)である。
釜石市内にある石応寺により1970年(昭和45年)4月8日に建立されたコンクリート製の立像であり、高さは48.5メートル。胎内は螺旋階段となっており、下の階から順に弁財天、恵比須、大黒天、福禄寿、毘沙門天、寿老人、布袋の七福神が配置されている。
右前腕から魚の部分を経て左肘に掛けて展望台となっており、釜石湾や釜石港湾口防波堤が一望できる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(釜石大観音)
最寄りのバス停からも大きく見える釜石大観音。
近くまで行く道のりにちょっとした癖がありますが、釜石大観音は物凄くデカい。
目指す場所はわかりやすいのは良いですよね。
大観音の近くには、太平洋を一望できる展望デッキが。
大仏像のみを楽しむのも良いですが、この景色もセットで楽しんでほしい。
また、この釜石大観音は内部を散策することが可能。
階段で登れる構造になっており、大仏の腕辺りまで登ることが出来ます。
途中で見えてくる仏像たちも、何やら不思議な雰囲気があるのでぜひ。
大仏の上まで辿り着き、そこから見える景色は絶景。
ここまでの登る道は螺旋階段となっていて大変ですが、展望台から見える景色によって、その苦労が報われるのでは。
釜石大観音の現地情報について
現地の滞在時間 | 約1時間30分(食事あり) |
現地周辺の食事場所 | あり(軽食程度) |
現地周辺のバスルート | あり |
まずは滞在時間について。
これは、釜石大観音から離れた受付からの移動時間、そして大観音の内部やそこから見える景色を楽しんでこの時間になります。
食事の時間をかなり少なくしてしまったので、ゆっくり食事をしたい方は2時間ほど確保することをおすすめします。
次に、食事する場所について。
軽食程度であれば、釜石大観音の近くで済ませることが出来ます。
また、バス停から大観音の受付までの道のりに商店街がありました。
ですが、営業している気配がありませんでした。
恐らく、平日に行ったのもあるのかも。
休日であれば空いてると信じたいです。
最後に、バスルートについて。
釜石駅前からバスで約20分で、釜石大観音が見えるバス停に辿り着くことが出来ます。
本数も30分に1本、値段も300円と非常にお値打ちルート。
釜石大観音へは、ぜひバスで来てくださいと言っているようなルートですね。
今回試したルートは?
・全体図
・バスルート
・徒歩ルート
時間 | ・電車 1時間45分(花巻駅〜陸中大橋駅) ・徒歩 15分(陸中大橋駅〜旧釜石鉱山事務所) 〜旧釜石鉱山〜 約1時間30分 ・徒歩 15分(旧釜石鉱山事務所〜大橋) ・バス 50分(大橋〜釜石駅前) ・バス 20分(釜石駅前〜釜石大観音入口) ・徒歩 5分(釜石大観音入口〜釜石大観音受付) 合計(移動のみ) 3時間30分 |
金額 | ・電車 1620円(花巻駅〜陸中大橋駅) ・徒歩 0円(陸中大橋駅〜旧釜石鉱山事務所) 〜旧釜石鉱山〜 ・徒歩 0円(旧釜石鉱山事務所〜大橋) ・バス 520円(大橋〜釜石駅前) ・バス 300円(釜石駅前〜釜石大観音入口) ・徒歩 0円(釜石大観音入口〜釜石大観音受付) 合計 2440円 |
今回試したルートは、「花巻駅から旧釜石鉱山経由で釜石大観音へと行くルート」
電車、バス、徒歩の手段をフル活用したルートとなっています。
まず、時間について。
とにかく、花巻駅から陸中大橋駅までの乗車時間が約1時間40分と長いのは仕方ないとして。
陸中大橋駅から釜石駅までバスで50分となると、合計して約3時間とかなりかかります。
釜石駅に行くまでにも時間がかかってしまうので、このルートを使うときは移動時間が現地を回る時間よりも大きく上回ることを頭に入れてほしい。
最後に、金額について。
もちろん、花巻駅から陸中大橋までは1620円とかかるのは承知の上。
さらにバスルート区間である陸中大橋から釜石駅までも距離があり、金額が520円とかかってしまう。
ですが、このルートの安く感じる部分は、釜石駅からのルート。
釜石駅から釜石大観音の最寄バス停まで300円と非常に安い。
なので、最安で行く方法としては、電車ルートで跨いで行くことをオススメします。
その際に使ってほしい切符があり、土日限定で「いわてホリデーパス」という乗り放題切符があるので、こちらを使ってほしい。
1日乗り放題で2500円と、このルートを往復するだけでも充分に元取れます。
駅の券売機で購入出来ますので、必ず乗車前に購入しましょう。
今回のルートの魅力は?
①釜石駅からバス1本で行ける
②釜石駅からのバスの本数が多い
③最寄りのバス停から徒歩15分
今回の最大の魅力は、釜石駅からのルートに多くあります。
色んな魅力のあるルートとなっていますので、ぜひ参考にしてください。
釜石駅からバス1本で行ける
まずはこのポイント。
釜石駅からバスで釜石大観音への最寄りまで行けるのは魅力ですね。
特に車内も混むこともなく座れたので、快適なバス移動が出来るかと。
釜石駅からのバスの本数が多い
特に魅力を感じたのが、釜石駅からのバスの本数の多さ。
私が行った時には平日ダイヤだったのですが、それでも30分に1本と非常に多い。
なので、もし1本乗り遅れたとしても、少し待っていれば次のバスが来ます。
この点は、非常に魅力的ですね。
最寄りのバス停から徒歩15分
今回使用する最寄りのバス停は、「釜石大観音入口」。
降りるバス停も分かりやすいのもありますが、バス停から徒歩15分で行けるのは魅力的。
ですが、大観音への道のりに少し危なげな道がありました。
この点に関しては注意点にて記載していますので、最後まで確認を。
今回のルートの注意点
①花巻駅での乗る電車に注意
②花巻駅〜釜石駅間の電車の本数が少ない
③陸中大橋駅でのバスルートの本数が少ない
④釜石駅でのバス乗り場と行き先に注意
⑤最寄りのバス停からの道のりにクセあり
今回の注意点は5つ。
特に花巻駅、釜石駅での使用する交通手段には注意が必要です。
ぜひ、事前に確認を。
花巻駅での乗る電車に注意
今回使用する電車ルートは、花巻駅〜釜石駅間のルート。
今回では花巻駅から釜石側へと移動するルートになるので、花巻駅でのスタートには充分に注意する必要があります。
花巻駅で乗車する電車は、釜石行きの「各駅停車」の電車に乗りましょう。
理由としては、今回の最寄駅である「陸中大橋駅」には、「各駅停車」の電車しか停車しないからです。
さらに花巻駅からは「快速列車」と「各駅停車」の2種類の電車があり、快速列車に乗ってしまうと陸中大橋駅を通り過ぎてしまいます。
乗る電車には、充分に注意しましょう。
また、花巻駅から直接釜石駅へと行く場合は、急行に乗っても問題はありません。
急行で行くと2時間弱で釜石駅へと行けるので、ぜひこちらのルートも検討していただければ。
花巻駅〜釜石駅間の電車の本数が少ない
これは旧釜石鉱山の最寄駅、「陸中大橋駅」を使うときの注意点。
先ほどの注意点にも記載した通り、各駅停車の電車しか使えないという点があります。
そうなってしまうと、使える電車が限られてしまい、電車の本数が減るので注意が必要。
日中の本数も2〜3時間に1本と、格段に本数が減ります。
電車の時刻には充分に注意しましょう。
帰りのルートにて釜石駅から電車を使った場合になりますが。
出来る限り急行を使いたいですが、電車の本数が1日3本と少ない。
また、先ほどの注意点と重なりますが、各駅停車を使っても2時間に1本と少ない。
どちらのルートに使っても、電車の本数の問題が出るので、充分に注意が必要です。
陸中大橋駅からのバスルートは本数が少ない
今回使用した時が平日だったから1日8本と本数がありましたが。
これが、土日の休日ダイヤになると1日4本と本数が減るので注意。
駅前にバス停があるので非常に分かりやすいですが、電車の本数と勝負するとどっこいどっこいに。
この辺は時間に合わせてどちらかを検討してもらえれば。
釜石駅でのバス乗り場と行き先に注意
この点は意外と危なかった。
釜石駅前ではそこまでバスルートの数は少ないですが、どのバスに乗れば良いのかが分かりづらかった。
今回の場合、乗る場所が番号としてはなく、バスロータリーの国道側。
そして乗るバスは、「上平田ニュータウン」行きのバスとなります。
乗るバスを間違えてしまうと別方向に行ってしまうので、充分に注意が必要です。
最寄りのバス停からの道のりにクセあり
徒歩15分もあれば釜石大観音の近くまで行けるのは魅力だったのですが、その道中に注意点が。
今回使用したバスルートにて、最寄りのバス停から南へと歩いてしまうと、非常に降りづらいルートに。
このルートは正規のルートではないので、北へと進むことをオススメします。
下へと降りる階段があるので、この階段を使うのが正規のルートになるかと。
最後に
如何でしょうか。
今回紹介したルートでは、釜石大観音は楽しめるのはもちろん、旧釜石鉱山も合わせて楽しめるルートとなっています。
こういったルートで楽しめる方法もあるよ、といった参考になれば幸いです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。