※2021年9月時点の情報です。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは新潟県を代表する山といっても過言ではない、弥彦山。
東京都にある日本一高い展望台、東京スカイツリー(標高634m)と同じ高さを誇るとか。
そんな人気スポットの弥彦山まで、公共交通機関だとどうやって行けばよいのか。
当時はかなり癖があり、乗り換えに苦労した覚えがあります。
次行く人が、こんな苦労に巻き込まれないようにしてほしいです。
目次
新潟県の弥彦山とは?
弥彦山(やひこやま)は、新潟県の西蒲原郡弥彦村と長岡市との境界にある標高634mの山である。
越後平野の日本海沿いに連なり、弥彦山塊、弥彦山脈と呼ばれる山並みの主峰。北は角田山(482m)、南は国上山(313m)に連なる。弥彦山自身も、北に位置する多宝山(634m)との双耳峰である。一連の山と共に佐渡弥彦米山国定公園に指定されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロープウェイで簡単に登る事も出来れば、登山を楽しむ人たちが弥彦山を登る人たちも。
小学生の遠足でも、この弥彦山を登る事があるとか。
新潟県の小学生は超人か。
頂上まで登り切れば、日本海と新潟県の越後平野をまとめて見ることが出来ます。
頂上付近では、登山した人たちが昼食を楽しむ姿も。
この景色を見ながら食べる昼食は、最高に贅沢ですね。
また、弥彦山の頂上まで行かなくても、日本海の綺麗な景色を見ることが。
この景色は、ロープウェイで上がってすぐに見る事が出来る景色。
足腰の弱い方でも、この広く青い世界が見れるのは最高ですね。
また、弥彦山から北の方角にみると、違う山が見えます。
これは「多宝山」と呼ばれる山。
頂上付近にある広場には、一度降りてから階段を登っていくというルートに。
もし時間があり、体力に余裕がある人はぜひ行ってみましょう。
弥彦山への行き方は?
さて、地図を見てみましょう。
西は日本海、東を見ると弥彦駅が。
そもそも海に近い山というのは、かなり珍しいケースなんじゃないかと。
ということで、弥彦山の近くにある、弥彦駅の周辺の地図を見てみましょう。
最寄り駅の弥彦山から弥彦山ロープウェイまでの距離、意外とありますね。
さて、弥彦駅前からロープウェイまでシャトルバスがあることは確認出来ました。
ですが、このシャトルバスは平日のみの運行ということで、今回は試せず。
まあでも徒歩15分くらいの距離であれば、バスなんて使わなくても歩けるのではないかと。
なので、今回試したルートは「弥彦駅から徒歩で行くルート」。
そして、今回は拠点にした町、長岡市からの電車ルートも合わせて紹介します。
新潟県で旅をする際に、新潟市内以外でも旅が出来る方法の一つとして、参考にしてもらえると幸いです。
このルートの魅力は?
さて、弥彦山への徒歩ルートにはどんな魅力があるでしょうか。
道中の魅力が無ければ、歩くだけで普通に人は疲れます。
今回は、そんな疲れなど感じさせないほどの魅力が溢れるルート。
ぜひ参考にしてください。
弥彦駅近くにある公園のトンネルが良い
弥彦駅から商店街の方に歩き、途中にある公園の入口から入って5分くらいの場所にある、このトンネル。
周りは森林の自然に囲まれており、とても神秘的な雰囲気のある場所。
トンネルを潜り抜けた先には、沢山の池がある公園が。
ぜひ、時間があれば散歩にでも如何でしょうか。
弥彦駅近くの商店街の賑わいが凄い。
弥彦駅から歩いてすぐに見えるのは、「おもてなし広場」と呼ばれる色んな店が集う広場。
私自身、予算の関係でこの広場で食べ歩きを楽しむことは出来ませんでした。
昔ながらの食べ物もあれば、今の時代にあった食べ物も。
弥彦山での観光が終わった帰りにでも、食べ歩きを楽しんでみては如何でしょうか。
弥彦山の麓に神社がある。
弥彦駅から歩くこと15分、弥彦山の麓にある彌彦神社(やひこじんじゃ)へと参拝することも出来ます。
弥彦山へと通じる「弥彦ロープウェイ」への道のりは、この彌彦神社を参拝するルートでも行けます。
弥彦山だけの散策ではもったいない。
ぜひ彌彦神社へと参拝してから、弥彦ロープウェイへと行きましょう。
ロープウェイへと通じるシャトルバスがある。
弥彦駅前からのシャトルバスもありますが、彌彦神社の離れからもロープウェイまでのシャトルバスが。
この後の注意点にも書きますが、彌彦神社からロープウェイまでは傾斜のある坂道が続きます。
坂道に体力を持っていかれたくない方は、シャトルバスを使いましょう。
料金は無料で、本数は1時間に4本。
そこまで長時間待つほどの間隔ではないので、もしかしたら途中でシャトルバスに遭遇するかもしれませんね。
このルートの注意点
私がこの旅で拠点にした「長岡駅」
この長岡駅から、スムーズに行けると思いきや、結構危なかったのもありました。
徒歩ルートも含めて、確認して貰えれば幸いです。
時間によっては複数回の乗り換えが必要になる。
長岡駅から行くと、この乗り換えの多さに遭遇します。
時間帯によっては直接弥彦駅まで行ける電車もありますが、ほぼ乗り換えが発生するルートかと。
長岡駅→東三条駅→吉田駅→弥彦駅という乗り換えの多さ。
特に帰り道で「燕三条駅」と「東三条駅」が似ていることから、降りる駅を間違えたことも。
ですが、この乗り換えの問題は「新潟駅」から行くと、「吉田駅」での乗り換え1回で済みます。
もし乗り換えを少なくしたい、という方は新潟駅から行くことをおススメします。
弥彦線の本数に注意
弥彦駅までは問題なく行けますが、問題は帰りにも。
12時~15時まで、電車がないという点。
午前中で帰る人は良いですが、午後から帰る人には要注意。
15時まで電車が無いので、弥彦駅の近くにある商店街で時間を潰しましょう。
シャトルバスの運行状況に注意
先ほどの魅力にもチラッと書きましたが。
弥彦駅から弥彦ロープウェイへと通じるシャトルバスは、平日のみなので注意。
ちなみに、彌彦神社から弥彦ロープウェイまでのシャトルバスは土日祝も運行してます。
正直な話、弥彦駅から彌彦神社まで徒歩15分くらいのルートです。
これくらいの距離なら歩いてしまおうという話ですね。
神社からロープウェイまでの道に注意
彌彦神社までならそこまで大した坂道はありません。
ですが、彌彦神社から弥彦ロープウェイへの道のりは登山口もあるほどの道。
運動不足の人が行くと、結構負担のかかる道となってます。
もし体力を消耗したくない、という方は彌彦神社から出ているシャトルバスを使いましょう。
本数は1時間に4本と多めにあります。
無理をせずにシャトルバスを使う事をおススメします。
最後に
如何でしょうか。
新潟県に来たのなら、迷わずおススメする程の展望台。
弥彦山の山頂にも魅力があり、麓にも魅力がある。
ここまで魅力の詰合わせな山、行かない理由なんてありません。
ぜひ、時間の許す限りにこの弥彦山の端から端まで楽しんで欲しいです。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。