※2023年8月時点の情報
※事前予約が必要なルートです
こんにちは。
タニモトショウタロウです。
今回紹介するのは、長野県の千畳敷カールへの行き方。
まるで日本にいる事を忘れるような雰囲気に呑まれ、日常では味わえない世界観を味わえる絶景スポット。
この絶景は、日本最高峰の駅までロープウェイを使って見に行くことが出来ます。
そんな場所へと、今回は名鉄グループの「駒ヶ根まるごと・バリューきっぷ」を使った「名鉄バスセンターからバスで行くルート」を紹介します。
シーズン真っ只中に行くと、かなり安く済ませられるルートです。
ぜひ、参考にしてください。
また、YouTubeでは写真では味わえないような「千畳敷カール」の魅力がさらに伝わるようになっています。
ぜひ、非現実な世界感のある絶景を、動画でもご堪能ください。
目次
長野県の千畳敷カールとは?
千畳敷カール(せんじょうじきカール)は、長野県駒ヶ根市と宮田村にまたがる中央アルプス(木曽山脈)宝剣岳の直下に広がる氷河地形(圏谷・カール)。
麓には、通年営業の駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅があり、登山客の玄関口となっているほか、多くの一般観光客で賑わう。
夏は多くの高山植物が咲き乱れるお花畑、冬は雪山の厳しさという両極端の姿を見せる。
春には、この時期だけTバーリフトを設置し、千畳敷スキー場が開設される(4月中旬~5月末)。
期間中はスキースクールも開設され、連休中にはスキーバッジテスト(一級まで)が行われる。
引用元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(千畳敷カール)
そもそも千畳敷カールというのは山の名前ではありません。
山の麓に広がる扇のような地形のことを「カール」と呼び、今回はこのカールを散策したという形になります。
ほとんどの方は「登山客」で、このカールを味わいながら山頂へと歩いていました。
ですが、登山しなくてもこの絶景を味わうことが出来ます。
そもそも、登山届が必要なエリアはしっかりと掲示されてます。
なので、千畳敷カール周辺の散策であれば、本格的な登山装備は必要ありません。
というより、登山出来なくても散策する範囲がとにかく広い。
高山植物を見ていても時間は過ぎていきますし、この絶景をゆっくり味わっても1日が普通に溶けていきます。
さて、今回の絶景ポイントですが。
千畳敷カールの麓方面から見える、この中央アルプスの山々を視界に納められるポイントをオススメしたい。
もちろん、日本最高峰の駅から見える景色は絶景ですが、千畳敷カールそのものを味わいつつ、写真を撮るならこのポイントかと。
また、時間があれば千畳敷カールの駅から見える駒ヶ根市の絶景も合わせて見てほしい。
天気が良ければ、ロープウェイと駒ヶ根市内の組み合わせを見ることができ、「旅行雑誌にも飾れるような1枚絵」を視界に収めることが出来ます。
ぜひ、時間があればこちらにも足を運んでほしい。
今回試したルートは?
時間 | 片道 ・バス 2時間50分(名鉄バスセンター〜菅の台バスセンター) 乗り換え 10分 ・バス 30分(菅の台バスセンター〜しらび平駅) 乗り換え 10分 ・ロープウェイ 10分(しらび平駅〜千畳敷) 合計 3時間50分 |
金額 | 往復 ・バス 7200円(名鉄バスセンター〜菅の台バスセンター) ・バス&ロープウェイ 2410円(菅の台バスセンター〜千畳敷) 合計 9610円→(割引)→9500円 |
試したルートは、「名古屋の名鉄バスセンターからバスとロープウェイ行くルート」。
名鉄バスセンターから出ている高速バスを使って、駒ヶ岳ロープウェイへ向かうバスを使い、最後にロープウェイに乗るなど、乗り換え回数が2回もあるルートを紹介していきます。
まず、移動時間について。
最初の高速バスでの移動時間は、2時間50分。
これは渋滞など巻き込まれての時間になります。
なので、スムーズにいけば2時間30分ほどで到着します。
菅の台バスセンターに到着したら、きっぷ売り場でバスとロープウェイの乗車券を購入しましょう。
一応バス内でも購入は出来ますが、現金決済のみと非常にややこしい。
なので、バス乗車前にきっぷ売り場で乗車券を購入することをオススメします。
そうなると、バスの乗り換え時間はもちろん、乗車券を購入する時間も確保しなければいけません。
購入列も形成される恐れがあります。
なので、時間に余裕をもって行くことをオススメします。
購入後、しらび平駅行きのバスへと乗ります。
シーズン中だとバス内は大変混み合うことになりますが、必ず席は座らせてくれます。
なぜなら、こーんな山道を走っていくから。
かなりのカーブの数があったので、横Gがとんでもないことに。
そりゃあ座らせるわな。
しらび台駅に到着。
ここからの乗り換え時間としては、5分あれば乗り換えは出来ます。
ですが、バスに乗っている人が多いと乗り換え時間はそれ以上にかかります。
なので、10分ほど構えておくことをオススメします。
しらび台駅からロープウェイを使って移動します。
ロープウェイの本数は30分に1本とある程度ありますが、繁盛期に行くと臨時便が出ます。
なので、臨時便が運行されると、15分に1本とかなり多い本数で運行されています。
繁盛期でも快適に旅が出来るほどの運行スケジュール、流石は長野県が誇る絶景スポットですね。
次に、金額について。
今回は名鉄グループの「駒ヶ根まるごと・バリューきっぷ」を使い、全てのルート込みで9500円。
平日や安い時期に行くと、あまり恩恵を受ける事は出来ないお得きっぷ。
ですが、シーズン中に使うと1000円以上の恩恵を受けられます。
なので、名古屋方面から行く方には間違いなくオススメ出来るルートとなっています。
また、ロープウェイのチケット売り場で乗車券と交換すると、セットでクーポンがついてきます。
どれも魅力的なクーポンで使いたくなるクーポン。
ですが、営業日や営業時間を間違えると使いたくても使えない所があります。
なので、使いたいクーポンがあれば、事前にお店の営業時間を調べておくことをオススメします。
今回のルートの魅力は?
①バス乗車券売り場からバス乗り場まで近い
②高速バスの本数が1時間に1本と多い
③各座席に電源があり、座席も座りやすい
④SAエリアでの途中休憩がある
⑤菅の台バスセンターからの乗り換えがしやすい
⑥ロープウェイ行きのバスの本数が多い
今回の魅力は6つ。
菅の台へと向かう高速バスとロープウェイ行きのバスルートに魅力があるのが、今回の魅力。
この魅力を知ってしまえば、快適な旅になること間違いなし。
ぜひ、参考にしてください。
バス乗車券売り場からバス乗り場まで近い
名鉄バスセンターの乗車券売り場は3階に。
このまま進んで左に曲がると…
各バス乗り場の案内板が。
この隣にある5番乗り場に、菅の台バスセンターへと行くバスルートがあります。
なので、乗車券に購入した場所を覚えておけば、バス乗り場へと簡単に行く事が出来ます。
高速バスの本数が1時間に1本と多い
季節によってバスの本数が異なりますが、基本的には1時間に1本ペースでバスが運行されています。
バスの時刻表については、以下のサイトに詳しく記載されています。
ぜひ参考にしてください。
http://www.meitetsu-bus.co.jp/express/ina/
各座席に電源があり、座席も座りやすい
流石は日本の高速バス。
座席がしっかりと整っており、しかも電源完備。
2時間30分と長旅のバスルートですが、このシートと電源が完備されてあれば快適な旅になること間違いなし。
ただし、パソコンやスマホが置けるような小さなテーブルはありません。
なので、移動中はテーブルが必要な作業や食事はやめておきましょう。
SAエリアでの途中休憩がある
1時間30分ほど移動すると、途中休憩の時間にてSAエリアに寄ることが出来ます。
休憩時間は15分。
ご飯やお土産を買う時間はありませんが、トイレや簡単な飲み物を買うくらいは出来ます。
菅の台バスセンターからの乗り換えがしやすい
菅の台バスセンターに到着後、目の前にきっぷ売り場が。
今回購入したきっぷはこちらの売り場で交換しなければいけないので、並ぶ必要があります。
きっぷを交換してもらったあと、ロープウェイ行きのバスルートへ乗り換え。
さあ、バス乗り場はどこにあるのか。
はい、ただ振り返るだけでロープウェイ行きのバス乗り場が。
本来の乗り場は手前なんですが、今回は混雑しているので奥のバス停に。
それでも、徒歩数秒の位置に乗り換え先があるのは助かりますね。
ロープウェイ行きのバスの本数が多い
夏山シーズンとなると、駒ヶ岳ロープウェイへと行く観光客がとにかく多い。
そうなってくると、バスの本数が気になりますよね。
安心してください。
本数は30分に1本の間隔で運行されています。
また、今回のような夏山シーズン真っ只中になると「臨時便」が運行され、本数が15分に1本レベルになります。
なので、想像以上にスムーズな旅が出来るようになります。
今回のルートの注意点は?
①乗車券は事前購入のみ
②乗車する高速バスに注意
③帰りのバスの時間に注意
今回の注意点は、3つ。
旅の最初と最後に注意点があります。
充分に注意を。
乗車券は事前購入のみ
今回使用した高速バスは「事前予約制」になります。
なので、当日に乗ることも出来ませんですし、現地での時間の変更も出来ません。
予め、注意しておきましょう。
乗車する高速バスに注意
名鉄バスセンターには数多くのバスルートがあるため、1つのバス乗り場に様々なバスが停車します。
今回使用するバスの行き先は「伊那行き」です。
経由地に「菅の台BC(バスセンター)」と書いてあるので、乗るバスを間違えることはないかと。
帰りのバスの時間に注意
帰りのバスは乗車券購入時に予約されます。
なので、バスが満席で乗れないという事はありませんが…
帰りのロープウェイやバスルートは大変混雑します。
臨時便があっても、帰りのバスに間に合わないケースがあります。
なので、余裕を持って行動することをオススメします。
最後に
如何でしょうか。
名古屋駅にある「名鉄バスセンター」からバスで行ける「千畳敷カール」への行き方を紹介しました。
実は、名古屋方面から千畳敷カールへと行くとなると、電車ではかなり難しいんです。
現地に着くのが昼頃になってしまうほど、電車でのアクセスが難しい。
なので、よっぽどの理由がない限りはこのバスルートをぜひ使ってほしい。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。