※2021年10月時点の情報
※期間限定ルート(4~10月)
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介する場所は、北海道の神威岬。
札幌から遥か西へと向かった先にある、険しい道のりが続く岬。
そんな場所へと、今回は「札幌駅からバスで行くルート」を試してみました。
ぜひ、参考にしてください。
目次
北海道の神威岬とは?
神威岬(かむいみさき)は、北海道積丹郡積丹町大字神岬町にある岬。積丹半島北西部から日本海に突き出している。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(神威岬)
ここまで激しく突き出した岬は珍しいですね。
海へとしっかり突き出す神威岬、まるで天国へと続く道にも見えます。
バスから降りてから上へと登っていくと、ちょっとした展望台が。
ここからでも神威岬はもちろん、周辺の景色が一望できます。
もし神威岬行けなくても、この展望台まで登れば満足できるかと。
整備されている道もありますが、それでも道幅が狭くなったり段差があったりと、かなり入り組んでます。
神威岬へと行く前には、歩きやすい靴で行くことをオススメします。
入り組んで先に見える景色がこちら。
神威岬の先端から広がる、この日本海の景色。
神威岬自体にも迫力はありますが、神威岬の先端から広がる景色も充分に迫力があります。
神威岬の現地情報
現地の滞在時間 | 約2時間20分(食事あり) |
現地周辺の食事場所 | あり ・軽食程度であれば駐車場近くに売店がある(ただし10月は閉まっている) |
現地周辺のバスルート | あり ・今回試したルートにて詳細を記載 |
さて、まずは滞在時間について。
ゆっくりと回りたい人には、約2時間だと少し焦る可能性が。
当時の自分は、くまなく撮影して、帰りは早々と帰った覚えがありますので。
なので、ゆっくりと回る予定の方はバスの時間に気をつけるようにしましょう。
次に、食事する場所について。
駐車場近くに大きな売店がありますが、自分が行った時にはシーズンギリギリということもあり、売店は閉まっていました。
夏に行けばやっていることは確認できたので、現地で食事を済ませる人は、夏に行くことをオススメします。
最後に、現地周辺のバスルート。
今回試したルートになりますが、期間限定のルートを使えば神威岬まで行けます。
ですがシーズンオフになると、「美国」までしか行けなくなるので、神威岬までは行けなくなります。
なので、神威岬は夏限定の場所ということを覚えておきましょう。
今回試したルート
時間 | 片道 ・バス 約1時間(札幌駅〜小樽駅) ・バス 約2時間20分(小樽駅〜神威岬) 合計 約3時間20分 |
金額 | 片道 ・バス 680円(札幌駅〜小樽駅) ・バス 1810円(小樽駅〜神威岬) 合計 2490円 |
今回試したルートは、「札幌駅からバスで行くルート」
電車だと「余市」までしかいかないので、今回ではバスでひたすら西へと行くルートに。
このルートの特徴は、とにかく乗車時間が長いこと。
札幌〜小樽まででも長く感じるのに、小樽から神威岬まではさらに倍。
途中からの景色は最高に良いですが、それでも長旅になるので、覚悟しておいた方がいいですね。
また、車内にはWi-Fiもありましたが、そこまで良いと言えるほどの通信環境はないです。
なので、通信環境が無くても楽しめるものを持っていた方が良いかと。
最後に、金額について。
お得切符系はなかった為、全て定価で移動しました。
距離が距離ということもあり、運賃が片道2000円以上と高額に。
予算を充分に確保することをオススメします。
このルートの魅力は?
①札幌〜小樽間のバスルートに本数がある
②小樽〜神威岬間の見える景色が良い
このルートの最大の魅力は、札幌〜小樽間にて本数が多いこと。
直接行けるルートがありますが、それに乗ってしまうと1日が潰れてしまいます。
ぜひ、早めに動いて早めに楽しむことを頭に入れて欲しいです。
札幌〜小樽間のバスルートに本数がある
隣町まで移動するバス並みに本数があります。
小樽まで1時間かかるほどの距離なのに、ここまで本数が多いのはびっくり。
特に、平日の朝と夕方で本数が多くなるのも魅力。
恐らく通勤用のバスだと思いますが、ここまで本数が多いと旅がしやすくなりますね。
小樽〜神威岬間の見える景色が良い
これは「余市」を過ぎたあたりからの景色。
ここからは海沿いを走る道のりが続きますので、ひたすら日本海の深い青色が広がります。
ぜひ、この景色を見える限り楽しんで欲しいです。
このルートの注意点は?
①札幌駅でのバス乗り場に注意
②運賃が高い
③小樽〜神威岬間のバスの本数が少ない
今回の1番の注意点は、「札幌駅でのバス乗り場について」
どれも注意してほしい点ですが、旅の最初からつまづいてしまっては意味がないと思ったので。
ぜひ、参考にしてください。
札幌駅でのバス乗り場に注意
札幌駅から少し東へと移動したところに、バスターミナルがあります。
乗り場の数が15個以上ある規模のバスターミナル。
なので迷うことのないように、予め乗り場を確認しておくと良いかと。
今回の旅で使用するバスの乗り場は、1番乗り場。
場所としては、バスターミナルのバス出口方面で、札幌駅側の乗り場に。
バスターミナル入口から少し距離があるので、時間には注意して行動しましょう。
運賃が高い
こればかりは仕方ないところがあります。
この問題を解消させるべく、他にセット券の類があるか探してみました。
結果としては、無いという形に。
ここは惜しみなく予算を使いましょう。
小樽〜神威岬間のバスの本数が少ない
神威岬でのバス時刻表を見てもらえれば分かります。
小樽への本数は2本、札幌への本数は1本。
1日3本しかないという現実を見ましょう。
また、札幌から行ってしまうと9時20分発しかありません。
なので、神威岬には12時に着いてしまいます。
3時間ほど滞在するかつ、丸1日を潰していいのならこのルートでも問題ありません。
ですが、帰りに寄り道して充実した旅を過ごしたいという方には、別のルートを提案します。
それは、小樽駅前から出ている9時発のバスに乗るルート。
このバスを使えば11時20分に到着するので、13時42分発には問題なく間に合います。
この予定で行くと、夜の小樽の街並みも見ることが出来ますし、夜ご飯も済ませることも可能。
ぜひ、朝早くに移動して小樽から乗るのもオススメします。
最後に
如何でしょうか。
札幌から遠く離れた場所にある、神威岬。
期間限定ルートではありますが、時期が合えば必ずと言っていいほど行って欲しい景色。
ぜひ、沢山の方がこの景色を見て欲しいです。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。