※2020年9月時点の情報です。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
今回紹介する場所は富山を代表する観光地、「立山黒部アルペンルート」の観光スポット、
富山県の弥陀ケ原を紹介します!
目次
富山県の弥陀ケ原とは?
弥陀ヶ原(みだがはら)は富山県中新川郡立山町芦峅寺(あしくらじ)にある高原。標高は1,600mから2,000m程度。
高原上を立山黒部アルペンルートの立山有料道路が通る。2012年(平成24年)7月3日にはラムサール条約に登録された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私自身、この富山に行く計画を立てていた時に一番に行きたいと思った場所ですね。
標高2000mから広がる草原がとても綺麗に見え、そしてこの青空の下をゆっくりと歩く感覚は今でも忘れられません。
まるでその世界に自分だけが歩いている感覚でした。完全に自分の世界に入り切ってましたね。
ふと進みながら後ろを見るとこの山並みが見えます。完全に山の中に取り残された気分になります。
またここを散策する場合は、階段や足場が不安定な所もありましたので、歩きやすい靴で行くことをおススメします。
まあ相手は山なので、そこも踏まえて装備を検討して貰えれば幸いです。
その他にも景色の良い場所は沢山ありました。
是非こちらのギャラリーもご覧ください。
弥陀ケ原への行き方は?
完全に山の中。
最初地図見たときは困惑しましたね。「これってどうやって行くの…?」ってなりました。
ですが山に行くという事はロープウェイか電車、バスといった手段があるはずです。
今回ではその手段を幾つか検討してみたいと思います。
もし料金をなるべく抑えたい!という話であればJRさんが発券しております、
「通り抜け切符」を使って行くのをかなりおススメします。
本当に予算を抑えられます。これは是非試してほしいです。
行き方を検討する前の注意点!
立山黒部アルペンルートは富山県が誇る屈指の観光スポットです。
なので現地ではかなりの混雑が予想されます。
長期休暇になると人が駅から溢れかえるほどです。
そのため乗車定員の関係もあり、日帰り切符が完売するという恐れがあります。
そうなってしまうとそもそもの旅が出来なくなりますので、始発で行くか、駅周辺で宿泊するなどの方法を検討してください。
私は目の前で秋田県から来た人が、この光景を見て総合窓口に行って相談されている方を見ました。
なのでそういう人を出さないためにも、必ずこの注意点を守って、行き方を検討しましょう。
富山駅から電車、ロープウェイ、バスで行くルート
すみません。
GoogleMapさんではルートを示してくれませんでしたので、現地写真になります。
さて、このルートですが富山市内から行かれる方は間違いなくこのルートをおススメしたいです。
というよりも弥陀ケ原は富山県寄りなので、出来ればこのルートを使用して行って欲しいです。
気になる料金ですが、大人料金で片道で3070円になります。
少し料金が高く感じますがこればかりは仕方ないです。
相手は山ですので。(?)
立山駅からロープウェイで、美女平から徒歩で行くルート
一応あります。
ですがこのルート、美女平から弥陀ケ原まで約10kmあります。
その距離を歩く事を頭に入れて頂いてから、このルートで行って欲しいです。
後はこの道中ですが、整備はされているものの橋などが破損している場所もあるという事なので、もしこのルートを使用する際は、道中に気をつけてください。
それでも歩く人っているのかな?と以前調べてみたのですが、いるみたいですね。
そういった人たちは朝一に美女平から歩いて室堂まで行く、というのが定番みたいですね。
ただこのルート、結構距離がありますので…それでも良ければっていう感じになりますね。
室堂からバスで行くルート
黒部ダム観光された後に行く方(厳しいとも思いますが)、及び室堂に宿泊した方におススメのルートになります。
また、このルートは比較的に本数が少ないです。
ですがこのルートはバス一本で現地まで行けるので、難しく考えずに行けるルートだと思っております。
現地では最新の時刻表をもらえますので、その時刻表を確認しながら行かれることをおススメします。
また料金は片道820円です。
しつこいくらいに言ってしまうのですが、通り抜け切符や往復切符といったものがあるので、そちらを使用する事を強くおススメします。
流石に定価で行くのは予算的にも厳しい所があると思いますので…一度検討して頂ければ幸いです。
室堂から徒歩で行くルート
意外とおススメします。
自然の中での散策が好きな方でしたら尚更だと思います。
距離はありますがね。
もちろん、バスが通っている道路の端を歩いて行くのもアリです。
むしろトレイルランニングやっている人が結構このルートを使っていましたね。
また自然の中を歩くルートでもありますので、必ず現地での地図を手に入れてから歩いて欲しいです。
但し、途中で破損している箇所もありますので、その点を注意しながらこのルートを使って行きましょう。
車で行くルート
すみません車の人。行けるのはここまでです。
実はマイカー規制があり、立山駅より先はロープウェイとバスで行くしかないのです。
なのでこの場合は立山駅周辺の駐車場に車を停めて、そこからロープウェイの手段になります。
駐車場料金はなんと無料。
駐車台数は900台と沢山停められますので安心できそうですね。
ただしこのルートには注意点があります。
それは長期休暇シーズンに行くと駐車場が激混みするという事態になるからです。
そうなってしまうと駐車場まで行くのに時間がかかってしまい、スムーズに旅行がいかなくなります。
なのでこの場合は、早朝に行くか、車中泊で行くかのどちらかで検討しましょう。
おススメルートは?
今回私がおススメするルートはこちら!
富山駅から電車、ロープウェイ、バスで行くルート
です。
では早速、以下の表を見ながら解説して行きましょう。
富山駅から電車、ロープウェイ、バスで行くルート | 立山駅からロープウェイで、美女平から徒歩で行くルート | 室堂からバスで行くルート | 室堂から徒歩で行くルート | 車で行くルート | |
交通費 | 3070円 | 730円 | 820円 | 0円 | 0円 |
移動時間 | 約2時間 | 約8時間 | 約20分 | 約2時間30分 | 約30分 |
交通便の良さ | 〇 | △ | 〇 | ‐ | ‐ |
本数 | 1時間に1~2本 | ‐ | 1時間に1本 | ‐ | ‐ |
大変申し訳ないのですが、よっぽどの変わり者がいなければ富山県から電車、ロープウェイ、バスで行くルートで行って欲しいです。
公式にも記載されているルートでもありますし、各旅行サイトでもこのルートをおススメしています。
そういった意味で、一番安心して組みやすい行き方となっておりますので、是非検討してください。
また本数も少ないのも山旅の特徴です。
こちらも頭に入れておきましょう。
最後に
如何でしょうか?
富山県にはこんなにも自然が綺麗な場所があります。
ですが行き方やポイントを知らないで行ってしまうと、現地で泣く思いをしてしまいます。
是非最新の情報を確認して頂いてから行かれることをおススメします。
また富山に連泊する予定がありましたら、是非海王丸パークに行って頂きたいです!
こちらでは「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟されるほどの綺麗な観光スポットになりますので、
連泊する予定がありましたら、是非行かれることをおススメします!
では今回もありがとうございました!
良い旅路を。