※2021年9月の情報です。
※長期休暇のシーズンだと、予約制になります。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて今回紹介する絶景は、新潟県の南部にある絶景スポット。
関東地方への入り口に近い場所にある、「清津峡」
恐らく、旅行雑誌やSNSなどでよく見る絶景スポットかと。
ですが、この絶景スポットを知ってても、行き方が分からない方が多いのではないでしょうか。
今回は、この清津峡へと公共交通機関のみで行くルートを調査し、試してみました。
ぜひ、参考にしてください。
目次
新潟県の清津峡とは?
清津峡(きよつきょう)は、信濃川の支流である清津川が形成した峡谷。新潟県十日町市小出から湯沢町八木沢にかけての全長約12.5キロメートルをいう。1941年に国の名勝および天然記念物に指定されており、日本三大峡谷の一つとして知られる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そう、先ほど見て頂いた写真の絶景は、峡谷の中のトンネルを通った一番奥にある場所なんです。
駐車場から入り口まで少し歩きますので、注意が必要です。
そして入り口から絶景スポットまでも距離があります。
その間には数々のビュースポットがあり、トンネル先の柵まで歩けば峡谷の中に流れる川がとても綺麗に見えます。
メインの絶景目的で行くのは良いですが、途中の景色をゆっくりと楽しんで欲しいです。
清津峡への行き方は?
まあ見事に山奥ですね。
こんな山奥までだと、車かタクシーでいくしかないと考えるのが普通ですよね。
ですが、その普通を覆すのが自分。
しっかりと見てみましょう。
さて、近くに路線があることを確認しました。
では、近くの最寄り駅をざっくりと見てみましょう。
最寄り駅は「石打駅」となります。
路線はJRの上越線。
当時の自分は、拠点を「越後湯沢駅」に置いていました。
なので、越後湯沢駅から電車で「石打駅」まで移動し、そこからバスがあればバスかなと考えました。
ですが、流石の有名観光地。
バスルートがあるはず。
調べた結果、「越後湯沢駅」から「石打駅」経由のルートがありました。
そうすると、わざわざ「石打駅」まで移動する電車賃が手間賃となりました。
なので、今回試したルートは「越後湯沢駅からバスで行くルート」
結構癖があるルートでした、行く前に必ず確認してほしいほどです。
早速、紹介していきましょう。
このルートのメリットは?
まずこのルートの魅力について。
魅力を知ってもらわないと、このルートを使いたくないかと。
魅力は少ないですが、少しでも良さを知ってもらえればうれしいです。
バス停から清津峡までの歩くルートが分かりやすい
このルートの魅力は、これでしたね。
道中はそこまで複雑ではないのですが、行きやすいように看板が3つほどありました。
この看板を見落とすこともなく、注意して行けば問題無く辿り着けるかと。
道中の道のりは緩い坂のみ。
徒歩30分と少し長い距離を歩きます。
ですが、思い切った急な坂は無く、比較的歩きやすいかと。
なので、徒歩ルートの負担が減り、道中見える清津川の景色が楽しめそうですね。
降りるバス停名が分かりやすい。
流石は有名な観光スポット。
越後湯沢駅からバスで30分となり、道中の山道を進んでいくルートになります。
そして、降りるバス停が「清津峡入口」と。
非常に分かりやすいですね。
これで、降り間違えることはないですね。
バスの運賃が安い。
バスの移動時間が30分程となるのですが、これで片道480円は安く感じましたね。
山奥かつ坂道もあるルートなので、片道1000円ほど覚悟していましたが。
それが往復で960円。
1000円以内で、清津峡近くのバス停まで移動できるのは大きいですね。
このルートの注意点
さて、このルートの魅力を知ってもらったので、次は注意点ですね。
正直な話、結構癖があるルートです。
このルートを利用する際には、充分に注意してください。
バスの本数が少ない
これが一番の注意点です。
バスの本数が1日5本と少なく、休日になると午前中が1本しかないという少なさ。
平日に行けば朝一の7時台のバスに乗る事が出来ますが、休日となると10時台のバスに乗るしかないということに。
夏季の長期休暇になれば、直通のバスがあるという情報もありましたが。
そしてこの本数の少なさが、帰りのバスの時間に影響します。
清津峡の営業時間は季節ごとに変わりますが、当時の営業時間は8時30分~16時まで。
清津峡の滞在時間を1時間、徒歩往復1時間と計算します。
すると、午前中の9時台のバスは乗れずに、次のバスは12時台となります。
また、この12時台を逃すと次は15時台と3時間後。
本数の間隔が非常に空いている間隔なので、旅のスケジュールを組む時は注意が必要です。
清津峡入り口のバス停付近には何もない。(平日のみ)
これは平日のみの注意点になるかと。
現地のバス停周辺にはコンビニなどは無く、あるのは土日祝限定のカフェのみ。
自動販売機はあるので、飲み物には困りません。
ですが、バス待機場などは無いので、充分に注意してください。
越後湯沢駅前のバス乗り場に注意。
意外と難易度を高くさせたのは、この注意点。
清津峡へのバスが入るのは、越後湯沢駅の東口のバスターミナル。
そして、清津峡へと行くバスが到着するのは4番乗り場。
さあ、このバス停はどこにあるかご存知でしょうか。
実は、バスターミナル内に向かって歩いたところにバス停が。
これは罠だと思いましたね。
電車で越後湯沢駅まで来る方は、必ずと言っていいほど、余裕を持って乗り換えが出来るようにしておきましょう。
バス停の位置、初見は戸惑います。
最後に
如何でしょうか。
清津峡という名前は知らなくても、景色だけはしっている観光地かと。
そもそも場所はどこだという疑問や、公共交通機関で行けるかどうかの疑問も、今回で解決したかと。
このメリット、注意点を踏まえたうえで、多くの方が清津峡へ行ける事を心から祈ります。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。