※2021年10月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介するのは岩手県の旧釜石鉱山。
山の中にひっそりと残る鉱山が、とてもロマンのある場所です。
そんな場所へと、今回は「花巻駅から電車で行くルート」を試してみました。
ぜひ、参考にしてください。
目次
岩手県の旧釜石鉱山事務所とは?
旧釜石鉱山事務所(きゅうかまいしこうざんじむしょ)は、岩手県釜石市に所在する資料館である。
釜石鉱山株式会社が1951年(昭和26年)に建築し、1954年増築。2008年(平成20年)まで総合事務所として使用されていたが、移転に伴い市に譲渡され、日鉄鉱業株式会社所有の釜石鉱山に関する資料も寄託された。翌年から一般公開されたが、東北地方太平洋沖地震によって壁の一部が壊れたことにより休館していた。その後改修工事が進められ、2016年6月30日に再開した。1階は昭和30年代の事務所を再現。2階は採取された鉱石、歴史資料、分析道具、電話、電話交換機等が展示されている。2013年6月21日、国の登録有形文化財として登録された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(旧釜石鉱山事務所)
引用には近くにある鉱山事務所の話になってしまいましたが。
ここでは元々あった鉱山の跡を感じれるほか、鉱山の歴史も知ることが出来ます。
鉱山へと入る入口からの景色から、この釜石鉱山の魅力を味わうことが出来ます。
紅葉の季節になると、紅葉と鉱山の景色が良いとか。
鉱山の近くまで行くことが出来ませんが、それでも充分に迫力のある景色が楽しめます。
しっかりと整備されている道もあれば、けもの道もあります。
散策には注意を。
最後に、この旧釜石鉱山へは営業時間内でしか入ることが出来ません。
休館日もあるので、旧釜石鉱山へと行く前には最新の状況を確認しましょう。
旧釜石鉱山の現地情報について
現地の滞在時間 | 約1時間30分(食事なし) |
現地周辺の食事場所 | なし |
現地周辺のバスルート | あり |
まずは、現地の滞在時間について。
旧鉱山の見学はもちろん、事務所内の展示をゆっくりと見学してこの時間。
そもそも電車の時間もあるので、電車の時間をみながら検討してもらえれば。
次に、食事場所について。
事務所近くは全て山であり、食事できる場所はありません。
今回使用した最寄駅、陸中大橋駅の周辺に自動販売機があったぐらい。
なので、ここで食事を済ませる予定は立てないようにしましょう。
最後に、バスルートについて。
今回の目的地である、「旧釜石事務所」へと行くバスルートはありません。
ですが、陸中大橋駅までのバスルートはあり、「釜石駅」から出ているバスルートがあります。
ただし、このバスルートは花巻市方面からはないので、注意が必要です。
今回試したルートは?
・全体図
・拡大図
時間 | ・電車 1時間45分(花巻駅〜陸中大橋駅) ・徒歩 15分(陸中大橋駅〜旧釜石鉱山事務所) 合計 2時間 |
金額 | ・電車 1620円(花巻駅〜陸中大橋駅) ・徒歩 0円(陸中大橋駅〜旧釜石鉱山事務所) 合計 700円 |
今回試したルートは、花巻駅から電車で行くルート。
大きな特徴としては、とにかく電車の乗車時間が長いルートであること。
旧釜石鉱山事務所へは最寄り駅からは近いですが、そこまで行くルートが時間がかかることだけは頭に入れて欲しいです。
金額については、電車ルートのみにお金が発生するので、片道1620円。
距離が距離なので仕方ないところがありますね。
ただし、土日限定で「いわてホリデーパス」というお得切符があります。
丸1日使えて2500円となるので、釜石鉱山へと往復で行くのであれば、間違いなくお得に行けます。
JRの券売機で購入出来ますので、ぜひ購入を。
今回のルートの魅力は?
①最寄駅から徒歩15分
魅力が少なくてすみません。
今回の魅力は1つのみ。
少しでも参考になれば。
最寄駅から徒歩15分
陸中大橋駅から徒歩15分で行けるのは、とてもありがたい話かと。
道中は少し坂道もあり、歩くのが大変な面があります。
陸中大橋駅から歩く際には、注意してください。
今回のルートの注意点は?
①花巻駅での乗る電車に注意
②電車の本数に注意
③旧釜石事務所の入口に注意
今回の注意点は、主に電車ルート。
陸中大橋駅まで辿り着けば何とかなりますので、電車ルートには充分に注意を。
花巻駅での乗る電車に注意
今回使用する電車ルートは、花巻駅〜釜石駅間のルート。
今回では花巻駅から釜石側へと移動するルートになるので、花巻駅でのスタートには充分に注意する必要があります。
花巻駅で乗車する電車は、釜石行きの「各駅停車」の電車に乗りましょう。
理由としては、今回の最寄駅である「陸中大橋駅」には、「各駅停車」の電車しか停車しないからです。
さらに花巻駅からは「快速列車」と「各駅停車」の2種類の電車があり、快速列車に乗ってしまうと陸中大橋駅を通り過ぎてしまいます。
乗る電車には、充分に注意しましょう。
電車の本数に注意
先ほどの注意点にも記載した通り、各駅停車の電車しか使えないという点があります。
そうなってしまうと、使える電車が限られてしまい、電車の本数が減るので注意が必要。
日中の本数も2〜3時間に1本と、格段に本数が減ります。
電車の時刻には充分に注意しましょう。
旧釜石鉱山事務所の入口に注意
陸中大橋駅から北へと歩くと、柵の中に事務所が見えます。
分岐点から少し左へと曲がった場所に門があるので、そこから入るようにしましょう。
また、営業時間外に行ってしまうとこの門は閉まってしまうので注意。
最後に
如何でしょうか。
電車での移動が苦痛になりそうなルートですが、辿り着いた時の景色は素晴らしいものになっています。
ぜひ、昔からある景色を、視界に収めてみてはいかがでしょうか。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。