※2021年10月時点の情報
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて、今回紹介する場所は、北海道のトラピスト大修道院。
函館市周辺だともう1つの修道院が上がりますが、今回はその修道院とは別の場所。
今回では、このトラピスト大修道院まで電車を使って行ってみました。
ぜひ、参考にしてください。
目次
北海道のトラピスト大修道院とは?
トラピスト修道院(トラピストしゅうどういん)は、カトリックの修道会の一つである厳律シトー会(トラピスト会)の修道院で、日本では主に北海道北斗市三ツ石(渡島当別)に所在する灯台の聖母トラピスト大修道院(とうだいのせいぼトラピストだいしゅうどういん)の通称となっている。(女人禁制)
当別修道院や大分修道院で作られたバター、バター飴やクッキーは有名で、好評を博している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
修道院の中まで入ることが出来ませんが、手前の入口までなら見学ができる修道院。
修道院周辺はとても静かで、本当に人がいるのか不思議に思うほど。
まず、1番見てほしい景色がこちら。
トラピスト大修道院まで続く1本の道。
両脇に連なる杉並木が、日本ではない異国感を出します。
時間があれば、この「ルルドの洞窟」まで行くことをオススメします。
不思議な雰囲気のあるルルド洞窟。
ここでも日本にいるような感じが無くなりましたね。
また、ルルドの洞窟周辺には展望台があります。
ここでは函館山だけではなく、トラピスト大修道院も見え、まさに一石二鳥の景色が味わえます。
修道院だけではなく、この展望台からの景色も楽しんで欲しいです。
ですが、ルルドの洞窟までの道のりは、徒歩30分はかかるような険しい道のりが。
足腰に少し負担がかかりますが、ルルドの洞窟から見える景色はぜひとも味わって欲しいです。
トラピスト大修道院の現地情報
現地の滞在時間 | 約1時間30分(食事なし) |
現地周辺の食事場所 | あり ・軽食程度であればトラピスト大修道院近くにある |
現地周辺のバスルート | あり ・トラピスト大修道院までのバスルートは無い。 ・函館へと続くバスルートはあったが、本数は1日6本 |
まずは現地の滞在時間について。
これは、「ルルドの洞窟」の散策も含んだ時間。
ルルドの洞窟まで見なくても良いよという話なら、トラピスト大修道院は30分もあれば充分に回れます。
現地周辺では、軽食程度なら食事を済ませることが出来ます。
ですが、ガッツリとして食事はこの周辺では出来ないので注意。
コンビニも無いような場所になるので、食事の時間帯を外した時間で行くようにしましょう。
最後に、現地周辺のバスルートについて。
函館市内からのバスルートがあることは確認できました。
ですが、バスの本数が1日6本と少ないので、大人しく電車を使ったほうが良いかと。
また、トラピスト大修道院までのバスは無いですが、最寄駅近くであればバス停があります。
もし、バスルートを使っていくのであれば、当別駅前で降りることをオススメします。
今回試したルートは?
・電車ルート
・徒歩ルート
時間 | 行き ・電車 約35分(五稜郭駅〜渡島当別駅) ・徒歩 約20分(渡島当別駅〜トラピスト大修道院) 合計 約55分 帰り ・徒歩 約20分(トラピスト大修道院〜渡島当別駅) ・電車 約40分(渡島当別駅〜函館駅) 合計 約1時間 |
金額 | 片道 ・行き 電車 600円 ・帰り 電車 740円 合計 1340円 |
今回試したルートは、「函館方面から電車で行くルート」
以前の旅(函館七飯ゴンドラ)からの続きということで、今回は五稜郭駅で乗り換えていくルート。
帰り道には函館駅へと戻ったので、函館方面からでも行けることは間違いないです。
全体的なルートの時間としては、行き帰りのルートどちらでも1時間以内で収まるのは大きいですよね。
地図だけで見ると、海の向こうにあるような場所なので、遠く感じてしまいますが。
それでも距離としては約25kmほど。
かなり遠いとは感じにくい距離ですね。
最後に金額について。
この後の注意点にも記載しますが、このルートには「いさりび1日きっぷ」と呼ばれる乗り放題切符があります。
金額も1000円と函館方面から使うのなら予算を間違いなく押さえられます。
ですが、JR線からの乗り換えだと、JR線での運賃がしっかりと発生するので注意。
函館から真っ先に行くのであれば、400円ほど安く移動が出来ます。
ここは是非とも使いましょう。
このルートの魅力は?
①徒歩ルートが分かりやすい
②徒歩ルートでしか味わえない景色がある
このルートの最大の魅力は、徒歩ルート。
渡島当別駅からの徒歩ルートが、非常に分かりやすいです。
ぜひ、参考にしてください。
徒歩ルートが分かりやすい
駅から約15分で行けるのも魅力。
ですが、1番の魅力はトラピスト修道院までの案内がしっかりとしていること。
駅から降りた後の案内看板にもあれば、曲がり角にも入口看板があるので、非常に分かりやすい。
徒歩ルートもそこまで大した坂道などありません。
なので、体力に自身がない方でも行きやすいルートとなっています。
徒歩ルートでしか味わえない景色がある
トラピスト大修道院の近くには駐車場があるので、車でも味わえる点もありますが。
それでも、歩いてきた時にゆっくりと見えるトラピスト修道院の杉並木は、日本にいることを忘れるような景色が広がります。
ぜひ、この異国感を味わって欲しいです。
このルートの注意点は?
①電車の行き先に注意
②お得切符の購入場所に注意
このルートの注意点は、主に電車ルートに。
特に電車の行き先を間違えると、電車1本では辿り着かなくなります。
ぜひ事前に確認して欲しいポイントです。
電車の行き先に注意
これは五稜郭駅での時刻表になりますが。
今回使用する「いさりび鉄道」ですが、行き先が「上磯」と「木古内」と2種類あります。
この2つのうち、必ず「木古内」行きに乗るようにしましょう。
今回の最寄駅は「渡島当別駅」
「上磯駅」行きに乗ると、渡島当別の2つ前に停車してしまうので注意。
また、ここから歩こうとは決して考えないように。
ここから1駅での間隔が広くなり、徒歩では厳しくなるので。
お得切符の購入場所に注意
今回お得切符を購入したのは「五稜郭駅」
五稜郭駅で購入してしまうと、五稜郭から木古内までの乗り放題切符になってしまうので注意。
もし函館駅周辺で宿を確保しているのであれば、函館駅で「いさりび1日きっぷ」で購入するようにしましょう。
最後に
如何でしょうか。
函館市内からバスで20分くらいの場所にも修道院があります。
ですが、この修道院まで続く杉並木の景色はここでしか味わえません。
ぜひ、電車を使って足を伸ばして欲しい絶景です。
では、旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。