※2021年5月時点の情報。
こんにちは。
世界の地図を書き直す男、タニモトショウタロウです。
さて今回紹介するのはこちら、「阿蘇山」です。
熊本といえば阿蘇山、それくらいの認知度のあるスポット。
ですがこの阿蘇山、行くとすればどうやって行けば良いのか気になりませんか。
頂上付近まで車で行けるルートはありますが、それ以外で行ける方法として「阿蘇山麓までのバスルート」を今回は試してみました。
日本でも有数の火山で、観光が出来る阿蘇山。
ぜひ参考にしてください。
目次
熊本県の阿蘇山とは?
阿蘇山(あそさん)は、日本の九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する火山。カルデラを伴う大型の複成火山であり、活火山である。
阿蘇火山は、カルデラと中央火口丘で構成され、高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳が阿蘇五岳と呼ばれている。最高点は高岳の標高1592m。カルデラは南北25km、東西18kmに及び(屈斜路湖に次いで日本では第2位)面積380km2と広大である。
2007年、日本の地質百選に「阿蘇」として選定された。2009年(平成21年)10月には、カルデラ内外の地域で、巨大噴火の歴史と生きた火口を体感できる「阿蘇ジオパーク」として日本ジオパーク、世界ジオパークに認定されている。「日本百名山」の一座としても取り上げられている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本でも数少ない、活火山である阿蘇山。
山頂に近づけば近づくほど、大地の息吹を感じられるような場所。
まさにパワースポットと言っても過言ではないでしょうか。
しかし、ここで行く前に注意点が。
阿蘇山は活火山なので、いつ噴火してもおかしくない火山。
地元の人曰く、2年に1回噴火する程の頻度だとか。
「噴火警戒レベル」と呼ばれるものがあり、これが「レベル1」であれば、問題なく火口まで行けます。
しかし、「レベル2」に上がってしまうと、旅行者は火口まで行けなくなります。(登山者は火口を覗く事はできませんが、周辺までは行けます)
この時はGW後半に、噴火警戒レベルが「レベル2」に上がってしまい、多くの旅行者が火口まで行けなくなりました。
なのでこの時は、火口の麓まで行って後に、「草千里ケ浜」でのんびり過ごす方が沢山いました。
以上のことから、阿蘇山に行く前には必ず「噴火警戒レベル」を確認しましょう。
気象庁のページで確認出来るので、是非行く前に確認してください。
阿蘇山への行き方は?
さて、完全な登山コース。
でもご安心を。この道を全てバスで解決できるルートがあるんです。
ルートとしてはこんな感じになります。
赤の太字までが、「噴火警戒レベル2でも散策できる範囲」です。
なので「阿蘇山上ターミナル」までは、阿蘇駅からバスで直行で行けます。
また、資料にも書きましたが、阿蘇山の登山が出来ます。
もし駅近くの宿に泊まりたくなければ、駅から1時間くらい歩けばキャンプ場があるのでそこで宿泊するものいいでしょう。
ですが、このご時世の影響や対策により、東京や愛知、大阪などの都市部からの旅人は、野営を受付拒否してます。
なので、事前に電話するなり確認しましょう。
ちなみに私も大変申し訳ない口調で、断れられてしまいました。
なんかこちらこそすみませんでした。
ということで今回は「阿蘇山へバスで行くルート」。
知ってしまえば誰でも行けますが、幾つか注意点があるので、魅力も注意点も知ってしまいましょう。
このルートのメリットは?
阿蘇駅から阿蘇山のターミナルまでの道のり、とても自然を感じられる清々しいルートでした。
ぜひ参考にしてもらい、このルートの魅力を知って欲しいです。
バスだけで阿蘇山を登れる
山系って、バス行った後にロープウェイに乗り換えっていうケースが多いんですよ。
でもここはバスからバスの乗り換えで済んでしまう。凄いですね。
山頂近くまでバスで行けるところって、なかなか無い。
但し、何度も言いますが「噴火警戒レベル2」の場合は、「阿蘇山上ターミナル」までしか行けないので、その点だけは注意しましょう。
バスから見える自然の溢れる景色が良い
登山すれば良かったと思う瞬間。本当に眺めが素晴らしい。
最初の方は、一面緑に景色が広がり、後半はどんどん緑が無くなって火山らしい景色に。
この移り変わりが、バスに乗ってても飽きなかった。
スマホを持ってひたすらシャッターボタンを切り、景色を堪能する。
道中は結構ゆっくりと移動する場面もあったので、その時はカメラやスマホを取り出して撮影しましょう。
このルートの注意点は?
こんな魅力のあるルートですが、幾つか注意点が。
間違えると旅のプランにも支障が出るので、注意して進みましょう。
バスの料金が高い
これが一番危ない。定価で行くと相当の料金に。
なのでここでは一日乗車券があるので、必ず阿蘇山へ行く前に買いましょう。
阿蘇山の道中は魅力が沢山あります。
私自身も、途中下車して見たい景色が沢山あったので、一日じゃ足りないほどでした。
その点から、いちいちお金を払う手間も少なくしたいので、一日乗車券を買いましょう。
バスの本数が少ない
これが一番痛いと感じました。バスの本数が、なんと1日4~5本。
本気で少ない。
なので1本逃せば、次が1時間後という事態も発生する。
この時刻表はバスターミナル内の待合室にもありますし、紙で欲しい場合は、駅前の道の駅で貰えます。
ぜひとも入手して、見逃さないようにしましょう。
最後に
如何でしょうか。
阿蘇山、名前だけは聞いた事ある人がいるのではないでしょうか。
晴天で行くと、火山のパワーに圧倒されるような景色が目の前に広がります。
そのパワーを、ぜひとも皆さん自身で味わって欲しいです。
では旅の道中には気をつけて。
良い旅路を。